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相手に好印象を与える服装って? お見合いコーデの選び方【女性編】

都外川八恵(ととかわやえ)

「結婚したい!」ということで、お見合いという手段を選ぶ女性は少なくありません。素敵な服装で、相手の男性に好印象を与えたいですよね。そこで今回は、お見合いにふさわしい服装について、スタイリング&カラーコンサルタントの都外川八恵さんに教えてもらいました。

【30~40代】お見合いにふさわしい服装って?

結婚相手にふさわしいかどうかチェックされるお見合いでは、第一印象はとても重要。お見合いで相手に好印象を与える服装の色とコーデ術を伝授してもらいました。

お見合いにぴったりな服装の色とは

「視覚=見た目は約8割」と言われます。その視覚情報の中で、色の情報が占める割合はなんと「約8割」という説も。さらに色の刺激は脳で考える間もなく、感情をダイレクトに揺さぶることがあります。色はパッと見た瞬間の認知の経路が早いため、どんな色を着るかは第一印象をよくするためにとても大切なことなのです。

お見合い、特に初顔合わせのときは「清潔感」はもちろんのこと、「明るく」「優しく」「女性らしく」といった3拍子が、いつの時代にも相手の男性に好印象を与えるのではないでしょうか。そのため、まずは「明るい色」「優しい色」「女性らしい色」を特に意識するといいでしょう。具体的には、「明るいピンク」「優しいオレンジ」「ソフトなパープル」などは効果が期待できます。

特に今年の2018年春夏のトレンドである「ラベンダー」は、女性らしい印象を与えるだけではなく、着ている人も見ている人もリラックスした雰囲気にさせてくれる色なので、お見合いにもおすすめです。そして、色を選ぶときにはやはり、「自分に似合う色=パーソナルカラー」をチョイスするようにしましょう。ラベンダーがトレンドとはいえ、その色味や色調はいろいろありますので、自分の顔写りが映えて、若々しく健康的に見えるパーソナルカラーを客観的に選べるようになるといいですね。

お見合いにぴったりなコーデ

 

お見合いコーデ1:ワンピース

男性ウケする王道の「ワンピース」は組み合わせをあまり考える必要がないため、女性にも嬉しいアイテムです。何度も着まわす場合は、アクセサリーや小物、羽織ものなどをうまく利用して、同じワンピースでもちがう顔に見せる工夫もしてくださいね。

甘くなりすぎたと感じる場合は、明るく優しい色でも、ブルーなどの寒色系を選んでみてください。爽やかさが追加されて甘さを軽減させることができるので、おすすめです。

お見合いコーデ2:スカート

ワンピースに続き、やはり女性らしさをアピールしやすいアイテムの「スカート」。ただし、お見合いのときは短すぎるものを避け、膝上5cmくらいを目安にするといいでしょう。膝下のくびれているあたりや、足首の細くなっているところでカットしてある丈感もおすすめ。目の錯覚で足が細く見えます。

ギャザーやフリルなど、ふんわりとしたシルエットで女性らしさを演出するのもいいですが、ボディラインがさりげなく出る直線的なスリットやタイトなシルエットも、女性らしさを演出できます。デザインを選ぶ際には、ぜひ取り入れてみてくださいね。

お見合いコーデ3:ブラウス

シャツではなくブラウス、という点がポイント。男性のアイテムにはないので、女性らしさを感じさせることができます。キレイな落ち感のある“とろみ素材”だったり、ちょっと“透け感のあるレース”だったり、“やわらかいシフォン素材”だったり。これらは、より女性らしさを演出してくれるため、お見合いコーデにぴったりです。

お見合いコーデのコツって?

次に、お見合いの服装を選ぶときのコツもチェックしていきましょう。

お見合いコーデのコツ

清潔感

清潔感を演出するために、シミやシワなどがついてないことは基本です。お出かけの前にきちんと確認しておきましょう。

自分の体形に合ったサイズを選ぶ

いつの時代も服選びの大前提です。自分の体形に合った服は、変なシワが入りにくいだけではなく、服に着られてしまったり、逆に自分だけが浮いて見えてしまったりすることがなく、相手に安心感や信頼感を与えます。

露出はおさえつつ女性らしさをプラス

開きすぎた胸元や短すぎるボトムなど、肌の露出のしすぎには気をつけましょう。その代わり、「キラキラ」「ゆらゆら」「ふわふわ」「スケスケ」「さらさら」「とろとろ(とろみ素材のこと)」した素材やデザインをチョイス。女性らしさが出るので、男性ウケしやすくなります。

お見合いは長い結婚生活をともにするかもしれない相手との出会いの場です。TPOや基本をおさえた上で、あとはいつでもどんなときでも「自分らしいスタイル」を貫き、あなたらしさを表現してくださいね。

服装以外で気をつけるべきポイント

最後に、服装以外で気をつけるべきポイントについて教えてもらいました。

服装以外の注意点

ネイル

手先、指先まで気をつかっておしゃれをすることはとても素敵なことですが、長すぎる爪や尖りすぎた形、ビジューなどで盛りすぎたデザインはあまりおすすめできません。

結婚生活は日常の連続です。相手に「その爪で料理や洗濯、掃除ができるのかな?」と思われてしまうかもしれません。ネイルをする際は、女性らしい「ピンク系」を中心に、「ツヤ感」「キラキラ感」「透明感」を意識しながら、清潔感あふれる指さばきのいい爪で女性らしさを演出してください。

髪型

「ツヤツヤ」「ウルウル」「さらさら」「ふわふわ」な質感は、女性らしさを感じさせます。それは髪の毛も同じです。

ロングヘアの場合、さりげなく「耳元」や「首筋」、「うなじ」や「鎖骨」が見えるようなヘアスタイルにすると「色気」を感じさせることができます。加えて、「清潔感」を演出するために、食事のときに髪の毛を素早くラフにまとめてみるなど、ちょっとしたイメチェンがさりげなくできるようになると、少しの時間の中でも印象を変えることができ、男性をハッとさせることができるかもしれません。女性ならではの腕の見せどころです。

メイク

気合いを入れると、ついメイクが濃くなりがちですが、すべてを盛るのではなく、ポイントを絞るといいでしょう。アイメイクに力を入れたときは唇を引き算メイクに、唇にポイントを持ってきたときには目元を引き算メイクに、などなど……。

ちなみに、自分の血色に合わせたチークの効果は絶大です。ぽっとした赤みは、立体感ができて小顔に見せられるだけではなく、「あなたと出会えて嬉しい」といった「紅潮感=女性らしさ」を演出することができます。くれぐれもつけすぎてしまって、「おてもやん」になってしまわないように。自分に似合うチークを上手に活用しましょう。

自分らしさを忘れずに、あなたのよさをアピールしよう

いかがでしたでしょうか。お見合いの服装は基本をおさえた上で、自分らしさを出すことが大切。上記を参考に、あなたらしい服装と笑顔で会えば、きっと相手の男性とも話が弾むはず。いいご縁がありますように!

(監修・文:都外川八恵、文:おぜきめぐみ)

※画像はイメージです。

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