合コン初心者へ。今さら聞けない合コンの流れ
「合コン」といえば、お酒を飲みながら気軽に異性と出会える場所。
しかし未経験の人にとっては「本当に出会えるの?」「具体的に何をして過ごすの?」と不安に思うことも多いでしょう。
たしかに合コンを制するには、たった2~3数時間でいかに自分をアピールできるかがカギ。「様子をうかがっていて出遅れた!」と、せっかくのチャンスを逃さないようにしたいものです。
そこで今回は合コンの基本的な流れや気になる人と接近するためのポイントについて、男女心理にくわしい織田隼人さんのアドバイスを紹介します。
そもそも合コンって何? 合コンで本当に出会えるのか
合コンの基本的な流れについて紹介する前に、まず合コンとはどんなものなのかについて説明していきます。
合コンとは?
合コンとは「男女が出会いを求めて行う飲み会」のことです。
「結婚相手探し」を目的とする婚活パーティとはちがい、合コンはもっと気軽な「恋愛相手」や「異性との出会い」を目的としています。
また、「誰かの推薦」により出会うのが“お見合い”や“友だちの紹介”ですが、合コンは出会いを求めるもの同士が自主的に能動的に集まります。
合コンですることは?
合コンでは主に、男女が合同で飲み会(コンパ)をします(これを略して“合コン”と言います)。
お酒が入ることで異性と気軽に交流・会話できるほか、その流れで連絡先交換もできるので、「とにかく異性と出会いたい」、「異性の知り合いを増やしたい」という人にピッタリです。
最近では、お酒を飲まない食事中心のものや、同じ趣味同士が集まる合コン(たとえば料理コン、漫画コン、マラソンコンなど)などもあるので、お酒が苦手という人はそちらに参加してみるのもいいでしょう。
会の流れとしては、参加者の多くが初対面同士のため、「自己紹介→みんなでわいわいと会話を盛り上げていく」のが定番の流れになります。
合コンで本当に出会えるの?
異性と出会える数は多いものの、交際に至る確率はそれほど高くないのが合コンです。
なぜなら「合コンの場」だけでは相手を判断しきれないことが多いからです。
交際に至るステップとしては、後日デートをして相手のことを知るという流れですが、相手を知る過程で「想像とちがった」という事態になることは少なくないよう。
とはいえ、一度にたくさんの異性と出会えるのは間違いないので、「まずは出会いを増やしたい」という人には有効な場です。
合コンに向いている人は?
合コンに向いているのは、以下の3つに当てはまる人です。
(1)外見を重視する人
(2)知らない人と接するのが好きな人
(3)わかりやすい自分の売りを持っている人
ひとつひとつ詳しく説明します。
(1)外見を重視する人
短い時間で恋愛対象かどうか判断される「合コン」では、最初の「自己紹介」でその人の印象が大体決まってしまいます。
そのため、外見から好きになれるタイプの人はいいですが、内面をじっくり知らないと好きになれないタイプの人には向きません。
(2)知らない人と接するのが好きな人
合コンは2時間から3時間のうちに相手と打ち解ける必要があるので、短い時間で知らない人と仲よくなるのが得意な人や、自分をアピールする力がある人が向いています。
(3)わかりやすい自分の売りを持っている人
「自分の売りが明確な人」は合コンに向いています。たとえば看護師や保育士など異性に人気の仕事に就いている、料理上手で家庭的など。
くわしく説明しなくても相手に伝わりやすい強みや魅力を持っている人は、合コンの場で有利でしょう。
合コンの基本的な流れとポイント
合コンについて分かったところで、いよいよ基本的な流れや異性と接近するためのポイントについて紹介していきます。合コンの予定がある人は当日戸惑わないように、流れをしっかりチェックしておきましょう!
(1)席に着く「席順に注意」
ポイント:多くの異性と話すなら「真ん中に座る」べし
できる限り真ん中の席に座るようにしましょう。男女が交互に座る場合であれば、あなたの正面と両サイドに異性が座ることになるので、3人の異性と話すチャンスに恵まれます。
男性陣と女性陣に分かれて向き合って座る場合であれば、正面に座る異性とその両隣に座る異性の3人と話がしやすいポジショニングになります。
端っこに座ってしまうと、どうしても自分の正面の人とその隣の人、がんばっても2人の異性と話せる程度になってしまいます。
ただし、イジられキャラの人は端に座るのが無難です。なぜなら真ん中に座ってしまうと、その場のネタや盛り上げ要員として使われて終わってしまいがちだからです。
(2)飲み物を頼む「飲むペースに気を付けて」
ポイント:後半の盛り上がりに向けた「お酒選び」「飲むペース」を
合コンが盛り上がってくる後半に向けて、いい感じに酔いが回るように、お酒選び、飲むペースに気をつけましょう。
前半に飛ばしすぎてべろべろになってしまうとネタ扱いされてしまいます。
カクテル好きな女性は多いですが、カクテルは度数が高いものも多く、早く酔ってしまいがちなので注意が必要です。
(3)乾杯&自己紹介「異性の興味をひく!」
ポイント:自己紹介は「異性ウケ」のする内容に
全員に飲み物が行き渡ったら、乾杯の合図で合コンがはじまり、「自己紹介タイム」に移ります。
自己紹介は「話題のきっかけ作り」ですので、相手にいろいろと興味を持ってもらいやすい情報を伝えるようにしましょう。
たとえば「住んでいる場所」や「最近旅行した場所」など。土地勘のある相手がいれば、それだけで会話が盛り上がります。
また、自分が呼んでもらいたいニックネームを伝えるのも有効です。苗字で呼ばれるよりも、名前やニックネームで呼んでもらうほうが打ち解けやすいからです。
自分のニックネームや呼んでほしい名前を事前に決めておきましょう。
そのほか、興味・関心ごとや趣味も、相手に興味を持ってもらいやすいトピックです。
もしあなたがツーリングや釣り、DIYといった男性が共感しやすい趣味を持っていれば、それをしっかり伝えましょう。気の合う相手が見つかりやすくなります。
(4)フリートーク「ターゲットを早めに絞る」
ポイント: 「ターゲット」を絞ってフリートークを
途中にゲームなどを挟むこともありますが、自己紹介のあとは基本的にフリートークになります。
フリートークでは「いいな」と思う人を1~2人に絞って会話をしましょう。合コンは2~3時間という短時間で勝負をする場。早めにターゲットとなる異性を決めてアプローチしないと、仲よくなれる時間が減ってしまいます。
仲よくなりたいと思った人とは、できるだけ多く会話するようにしましょう。
(5)連絡先交換「気になる人のは必ず入手!」
ポイント:意中の人の「連絡先」は必ずゲットすべし
合コンの終盤はだいたい「連絡先交換タイム」になりますが、誰も切り出さないまま終わるケースもあります。
その場合は、自分からお気に入りの人に「LINE ID交換しませんか?」「facebookやってますか?」と積極的に聞きましょう。
短い時間ですが一緒に過ごした仲です。相手が断る可能性は低いでしょう。
(6)合コン終了&お礼のメッセージを送信「デートに誘おう」
ポイント:お礼のついでにデートのお誘いを
合コン終了後はすぐにお気に入りの人にお礼のメッセージを入れましょう。
このとき、会話の中で得た相手の情報「好きな食べ物」や「行きたい場所」を入れ、「今日はありがとうございました。今度〇〇さんが行きたいと言っていた△△に遊びに行きましょう」といった具合にデートのお誘いをしてみましょう。
せっかくの出会いが次のステップ(デート)に繋がるよう、連絡先を交換しただけで満足しないように。
出会いがないなら気軽な気持ちで合コンに参加してみては?
「出会いがないなぁ……」とボヤいてるだけの毎日、もうやめにしませんか? 恋人がほしいならまずは行動あるのみ!
異性と気軽に出会える合コンで、恋のチャンスを増やしましょう。
(監修・文:織田隼人、文:パンジー薫)
あなたは盛り上げ役? 合コンスキル診断
合コンは、ちょっと気遣いをプラスするだけで、盛り上がり方や相手からの反応が変わるもの。あなたは、そんな合コンでの気遣いがうまいタイプでしょうか?
最後に、診断で合コンスキルをチェックしてみてくださいね。
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