歌詞が心に突き刺さる。切ない“浮気の歌”ランキング

恋愛に関する歌は、星の数ほど存在します。そのなかでも心にしみるのが、禁断の恋“浮気”をテーマにした歌でしょう。愛しているのに結ばれることはない、そんな切ない感情が、聴く人の心を揺さぶります。そこで、女性が選ぶ「浮気ソングランキング」を作ってみました。

「浮気ソング」ベスト5

今回は、22～34歳の女性に「あなたが思う“浮気ソング”はなんですか？」というアンケートを実施。そのアンケートの上位5曲をご紹介します。ほかにも、曲にまつわる思い出やエピソードもチェックしてみましょう。

第5位『Aitai』加藤ミリヤ

・「加藤ミリヤの『Aitai』。二番目のときがあった」（32歳／医療・福祉／専門職）

彼女がいる男性を好きになってしまった女性の気持ちを歌ったバラードです。「一番でなくてもいいから、そばにいさせてほしい」といういじらしい気持ちが胸を締めつけます。

第4位『浮ついた気持ち』back number

・「back numberの『浮ついた気持ち』。現場に遭遇したことがある身としては」（27歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）

浮気をしている主人公。しかし、その主人公も元カノに浮気された過去を持っているという歌詞です。一部リアルな描写の歌詞がありますが、その分心にグサッと刺さります。似たような経験がある人は、さらに刺さるかもしれません。

第3位『SAYONARAベイベー』加藤ミリヤ

・「加藤ミリヤの『SAYONARAベイベー』、彼が浮気していたときに歌詞がぴったりだった」（28歳／その他／その他）

・「加藤ミリヤの『SAYONARAベイベー』はむなしくなる」（28歳／建設・土木／事務系専門職）

加藤ミリヤさん2曲目のランクイン。好きと言ってくれる彼氏を信じたいけれど、いまいち信用できない。もしかしたら……？　なんて、彼氏に浮気をされたことがある女性ならば、身に覚えのあるシチュエーションなのではないでしょうか。

第2位『Ti Amo』EXILE

・「EXILEの『Ti Amo』。奥さんのいる人を好きになってしまったときによく聞いていた」（30歳／その他／販売職・サービス系）

・「EXILEの『Ti Amo』です。実際に歌詞通りの体験をしていたから」（28歳／建設・土木／事務系専門職）

帰る場所がある男性を愛してしまった女性の歌です。「もう少し早く出会えていれば」なんていう気持ちは、経験した女性なら痛いほどわかるのではないでしょうか。叶わぬ恋は切ないですね。

第1位『3年目の浮気』ヒロシ＆キーボー

・「『3年目の浮気』。3年付き合った後で浮気されたから」（26歳／その他／販売職・サービス系）

・「『3年目の浮気』。自分自身3年で浮気したことがあるから」（32歳／医療・福祉／その他）

堂々の1位は、浮気ソングの定番中の定番。タイトルそのものがズバリですし、なんといっても知名度があります。ちなみに続編ソングとして『5年目の破局』『危険なクラス会』という曲もあるので、興味のある人はどうぞ。

男性ライターがオススメする浮気ソング

さて、ここからは筆者がオススメの浮気ソングをご紹介します。

『陽の当たる場所』浜田省吾

浜田省吾の男性視点の浮気ソングです。男性のもうひとつの暮らしに触れないよう、会うたびにふざけ合う2人。しかし、結局は男性側が女性のためを思って去って行くという歌詞です。一見男らしい行動に思えますが、やはり浮気は浮気。全然カッコよくありません。

『ホテル』島津ゆたか

これは女性視点の浮気ソング。手紙を書いても電話をかけてもいけない。そんなホテルでしか会えない関係に我慢できず、日曜日に家を訪ねたら、男性の幸せそうなシーンを見てしまうという、いかにもな昭和歌謡曲です。

浮気ソングはいいけれど、浮気はダメ!!

今回ランキングには入りませんでしたが、HYの『Song for…』やglobeの『Can’t Stop Fallin’ in Love』なども浮気ソングとして有名ですね。浮気ソングを聴いて感傷に浸るのはいいですが、やはり浮気をするのはダメ。浮気は歌の中だけの話にしておきましょう。

（三浦一紀）

※画像はイメージです。

※マイナビウーマン調べ
調査日時：2018年2月13日～2月16日
調査人数：381人（22～34歳の女性）