サプライズなプロポーズプランとは？　女性が感動するプラン集

大好きな彼からのプロポーズ。

とても大切な瞬間だからこそ、サプライズでステキに演出してほしいと思う女性も多いものです。

一方で、サプライズが嫌いな女性がいるのも事実。

サプライズプロポーズについて、女性の本音を調査しました。

さらに、女性がよろこぶ「サプライズプロポーズ」について、昨今の事情をウェディングプランナーの岡村奈奈さんに教えてもらいました。

女性はプロポーズにサプライズ演出を期待している？

世の女性はプロポーズにどのくらい期待しているのでしょうか。アンケートで女性たちに聞いてみました。

プロポーズのサプライズ演出を期待する女性は約4割

プロポーズにサプライズ演出を期待する女性は約4割程度。女性はサプライズが好きというイメージがありますが、多数派というわけではないようです。

それぞれの理由を聞いてみました。

サプライズ演出を期待する理由

・「一生に一度のことなので、何か心に残るサプライズを期待したい」（30歳／小売店／販売職・サービス系）

・「結婚に対する真剣な気持ちがより伝わる気がするし、何より特別なことだから」（26歳／学校・教育関連／その他）

・「ドラマのようなプロポーズに憧れているから」（31歳／不動産／事務系専門職）

・「一生に一度の大事なことだから、思い出に残るものにしたい」（27歳／医療・福祉／専門職）

・「何年たってもステキな思い出として覚えておきたい」（32歳／建設・土木／事務系専門職）

・「一生に一度のことなので、サプライズされたらやっぱりうれしい。大がかりなサプライズでなくていいから、されることがうれしい」（28歳／情報・IT／事務系専門職）

やはり「一生に一度のこと」だからこそ、サプライズを期待するという声が多いよう。また、「長い結婚生活の中で何度も思い出す大切な日にしたい」という意見もありました。

実は嫌い!?　サプライズ演出を期待しない理由

・「どんな方法でもうれしいため、サプライズじゃなくてもいい」（30歳／情報・IT／事務系専門職）

・「サプライズされてもいいリアクションができないから」（31歳／学校・教育関連／その他）

・「平凡なプロポーズがいちばんいいから」（23歳／学校・教育関連／その他）

・「何気ない日常の中で言ってくれればいいから」（22歳／人材派遣・人材紹介／人材派遣・人材紹介）

・「サラッとしすぎているのも嫌だけど、あまり奇抜すぎるプロポーズは逆に引いてしまうから。適度なプロポーズがいい」（27歳／その他／その他）

・「サプライズは恥ずかしいし、正々堂々と真正面からしてほしい」（31歳／医薬品・化粧品／営業職）

サプライズが恥ずかしい、反応に困るなどの意見がある一方で、サプライズ演出がなくともプロポーズ自体がうれしいという意見がありました。

心のこもったプロポーズなら、サプライズである必要はないと考えている女性が多いようです。

女性がしてほしいサプライズプロポーズ

では女性はどんなプロポーズを望んでいるのでしょうか？

具体的なサプライズの希望についてアンケート調査してみました。

ディズニーランドや東京タワーなど特別な場所でのプロポーズ

・「ディズニーランドとかでびっくりさせてほしい」（26歳／医療・福祉／専門職）

・「遊園地とかおしゃれなレストラン、夜景が見えるところなどで」（27歳／警備・メンテナンス／販売職・サービス系）

・「東京タワーがプロポーズを受けたあとに点灯するというサプライズがいい。思い出の場所だから」（28歳／商社・卸／事務系専門職）

・「ディズニーでのプロポーズ。思い出になりそうなので」（31歳／機械・精密機器／営業職）

プロポーズという特別な機会だからこそ、特別な場所でしてほしい。そんな女性には、東京ディズニーリゾートが人気なようです。2人の思い出の場所だと感動もひとしおかもしれませんね。

夜景が見えるレストラン・場所でのプロポーズ

・「横浜の夜景を見ながらプロポーズされたい」（32歳／医療・福祉／専門職）

・「夜景の見えるところで率直に言ってほしい」（29歳／学校・教育関連／専門職）

・「ヘリコプターで夜景を見ながら」（30歳／医療・福祉／専門職）

・「夜景のきれいな場所でサプライズしてほしい」（30歳／その他／事務系専門職）

・「まったくプロポーズされるなんて思ってもみない状態で、夜景や星の見える静かな場所で言われたい」（26歳／医療・福祉／専門職）

・「きれいな夜景と指輪は譲れないと思う。王道なサプライズがいい」（23歳／電機／事務系専門職）

プロポーズをする際に大切なのは、やっぱり雰囲気づくり。特に「夜景」は、2人の特別な時間をさらにロマンチックに演出してくれるため、希望する女性が多いようです。

指輪でプロポーズ

・「片膝をついて指輪の箱をパカッとしてほしい」（26歳／医療・福祉／専門職）

・「ひざまずいて指輪の空箱を持ってプロポーズ。指輪はあとで一緒に選びたい」（29歳／学校・教育関連／事務系専門職）

・「かわいい箱を開けると指輪が出てくるとか。朝起きたら指輪がはめてあるとか」（28歳／情報・IT／事務系専門職）

・「ベタに花束と、指輪の箱を『ぱっかーん』としてほしい。場所は家でもなく、ホテルのレストランみたいな人がいるところでもなく、2人きりになれるような場所がいい」（27歳／医療・福祉／専門職）

プロポーズの際には欠かせないアイテムとも言える「指輪」。今回のアンケートでも、多くの女性が指輪でのプロポーズを望んでいることがわかりました。

ただし、指輪は自分が選びたいとの声もあり、こだわりの強い彼女を持つ男性は、後日一緒に選ぶという方法をとったほうがいいかもしれません。

花束でプロポーズ

・「花言葉に合ったバラの数を花束にしてプレゼントしてほしい」（25歳／金融・証券／営業職）

・「スーツ姿で、花束をたくさん持って登場してほしい」（24歳／医療・福祉／その他）

・「シチュエーションはわからないが、バラの花束とステキな言葉がほしい」（25歳／小売店／販売職・サービス系）

・「バラの花束の中に指輪が入っているパターン」（31歳／商社・卸／専門職）

・「大きなバラの花束がほしい」（34歳／不動産／営業職）

王道とも言える、花束を渡されながらのプロポーズを望む女性も。その中でも、ロマンチックで特別感があるバラの花束が人気のようです。

フラッシュモブ!?　凝ったサプライズ

・「ライブハウスでダンサーたちと踊るみたいな、映画の中で見られるプロポーズ」（26歳／情報・IT／技術職）

・「部屋の中にバルーンが大量にあるサプライズがいい」（24歳／金融・証券／専門職）

中にはフラッシュモブといった凝ったサプライズを希望する人も。男性は準備が大変かもしれませんが成功したら、きっと忘れられない思い出になりますね。

とはいえ、「2人きりのときにされたらどんな方法でもうれしい」（30歳／情報・IT／事務系専門職）といった声も多く、全体として大がかりなサプライズ演出を望む声はあまりありませんでした。

サプライズプロポーズのメリットは思い出に残ること

女性の半数がしてほしいと望む「サプライズプロポーズ」。

なぜ女性はサプライズを求めるのでしょう。サプライズプロポーズのメリットとはいったい何なのでしょうか。

岡村さんに教えてもらいました。

女性が求める「サプライズ」の本質

サプライズプロポーズを希望する女性が求めている「サプライズ」の本質を見誤っている男性は多くいます。

女性が求めている「サプライズ」とは、「驚くこと」が目的ではありません、「感動すること」がいちばんの目的です。

つまり、女性が言う「サプライズプロポーズ」とは、「しっかりと準備をしてくれた、ロマンチックなもの」を指しているのです。

最近は、すでに結婚に向けて準備を進めているカップルが「プロポーズという儀式」としてのサプライズをすることが増えています。

何となくプロポーズをすでにしてしまった人でも、遅くはありません。

ぜひ彼女に改めて サプライズでプロポーズをしてあげましょう。

サプライズでプロポーズすることは女性がよろこぶこと以外にもメリットがあるのです。

サプライズプロポーズのメリット

一番のポイントは「わかりやすく思い出に残ること」ではないでしょうか。

私がお客様からプロポーズのエピソードをうかがっていると、カップルで「あの日のアレがプロポーズだった」という認識がちがっている場合が少なくありません。

結果として結婚の意思を固め、確認し合えれば、プロポーズとしてはそれでもいいのですが、あとから振り返ったときに「あの日のあの言葉がプロポーズだった」というのが鮮明にわかるのがいいですね。

そのため、サプライズプロポーズは「雰囲気で伝える」「驚かせる」という感じのものよりも、わかりやすく、しっかり気持ちを伝えるというタイプのプロポーズがいいと思います。

サプライズのプロポーズは結婚式でも！

結婚式（披露宴）の中の演出として、サプライズプロポーズをするカップルも多いようです。

結婚式（披露宴）中のサプライズプロポーズについて、岡村さんに詳しく教えてもらいました。

結婚式でサプライズプロポーズ!?

「人前式」や披露宴の中でのサプライズプロポーズはとてもオススメです。

大事な人たちに見守ってもらえるし、写真や映像の記録も残ります。

「あのときのあの言葉がプロポーズだった」というのがない、なんとなく結婚に向かってしまったけど彼女に「プロポーズがなかった」と文句を言われている……という男性にもぴったりです。

照れてしまうようなロマンチックな演出も、式場やプランナーなど味方が多い場所なら安心して実行できるのではないでしょうか。

結婚式でのサプライズプロポーズプランとは

以下のようなものがあります。

ひざまずいて 、決めゼリフ

海外ドラマなどで見られる、ひざまずいてプロポーズの言葉を伝えるシーンはとてもステキ。「結婚してください」だけでなく、自分たちらしい言葉を選んで誓うのも人気です。

見ている人が笑顔になったり感動したりするような、温かな誓いの言葉がオススメですね。

映像でサプライズ

近年チャレンジする方が多いのが、ドキュメンタリー的な映像サプライズです。

新婦の思い出の場所やお世話になった人の元を訪れたり、新郎がどれだけ新婦を大切に思っているかということを伝えるような映像を、友だちや映像作家の協力を得て作成するものです。

新婦やゲストが 感動することまちがいなしです。

バラの花束でプロポーズ

バラの花束には本数によって意味があると言われています。プロポーズは108本と言われています。

ほかにも、出会ってからの年数や自分たちに合った意味をもつ本数の バラの花束を贈るのもオススメ。

バラは写真映えもするし、とてもロマンチックなサプライズになります。

「サプライズ」でプロポーズを鮮明な思い出にしよう！

プロポーズに関して「サプライズにする必要がある？」と思っていた男性もいるのではないでしょうか。

女性がサプライズプロポーズに求めていることは「びっくりしたい」のではなく、「ロマンチックな感動がしたい」なのです。

「ロマンチック」にするためのエッセンスとして「サプライズ」があると考えてみましょう。

また、サプライズにすることで、きっと2人の記憶にプロポーズの瞬間は深く刻まれることでしょう。それもサプライズの効果です。

もし、すでに何となくプロポーズしてしまったという男性や、これといったプロポーズはなかったけど結婚に向かっているという人は、結婚式でのサプライズプロポーズや「プロポーズという儀式」を検討してみましょう。

どんな形であれ、2人のプロポーズがステキな記憶となりますように。

（岡村奈奈、マイナビウーマン編集部）

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時：2017年12月21日～12月23日
調査人数：388人（22～34歳の女性）