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ゴメン、これは無理! ドン引きしたカレからのサプライズ演出「『私の名前・LOVE』と書かれたオリジナルのTシャツ」

森川ほしの/OFFICE-SANGA

サプライズでプロポーズ、フラッシュモブで告白など、恋愛における「サプライズ演出」が話題になっています。彼女をよろこばせるために、チャレンジする男性も増えているようですが……。正直なところ、女性たちはどう感じているのでしょうか? 中には引いてしまうようなサプライズ演出もあるのでは? 働く女性たちに、本音を聞かせてもらいました。

まわりを巻き込むサプライズはNo!

・「お店を出たら、彼の友だちとかが花火を持って『オメデトー』と。学生時代ならまだしも、『社会人になってこれか?』って思った」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「友人を巻き込みすぎ」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「彼の友だちから連絡があったが、知らない番号だったので出なかった。勝手に人の番号を教えないでほしい」(26歳/電機/事務系専門職)

最近はフラッシュモブなどの、大勢を巻き込むサプライズが流行っていますよね。しかし、実際にされると引いてしまう女性は多い様子。彼女がそういった演出をよろこぶタイプかどうか、カレならわかりそうなものですが……。

計画が甘いよ……

・「誕生日にホテルでケーキを用意してくれることになったが、私の前で予約して、バレバレのサプライズだった」(29歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「椅子にプレゼントを隠されていて、気づかず踏んで箱を潰してしまった」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

・「食事に誘われて行った男性に『少し早いけど』と言われ、3カ月も先の誕生日を祝われた」(28歳/機械・精密機器)

サプライズ演出をしたいのなら、完璧な計画を立ててほしいものです。中途半端なミスがあると、その時点で冷めてしまうのは仕方のないこと。「彼女をよろこばせたい」という気持ちがわかるだけに、反応に困ってしまいます。

意外と不評な定番サプライズ

・「綺麗な夜景で告白。後日、自分に酔っている演出だったことを知りドン引き」(32歳/不動産/専門職)

・「カクテルに指輪→衛生面が気になって、気分が悪くなった」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「ホテルの部屋にでっかい花束。持って帰るのが面倒だし、恥ずかしかった」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

指輪が仕込まれていたカクテルは、そのあと飲むものなのでしょうか……? こういった飲食物を使ったサプライズ演出は、たしかに衛生面が気になりますね。花束は、小さなブーケ程度のものだったら、素敵なサプライズになったかも?

もらって困った贈り物

・「誕生日プレゼントが土地。高額すぎて受け取れないし怖い」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「デザインの悪い指輪をいただいたことです」(31歳/その他)

・「全然趣味じゃない、そこそこ高いリュックサックのプレゼント」(32歳/その他/クリエイティブ職)

土地をプレゼントするなんて、よほどお金持ちのカレだったのでしょう。それにしても、勝手に購入してプレゼントするのは、やっぱりちょっと非常識。「わ~、ありがとう」と受け取る女性は少ないのでは? 素直によろこべない高価なプレゼントほど、気を使うものはありません。

オリジナリティにあふれすぎ!

・「私のために曲を作ってきてくれたこと。正直、微妙だったのでリアクションに困った」(24歳/食品・飲料/専門職)

・「彼の家に遊びに行ったら、『私の名前・LOVE』と書かれたオリジナルのTシャツを着て待っていた」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

わざわざオリジナルTシャツを作って、着て待っているなんて……。ほほえましくて筆者は好きです。残念ながら、彼女は引いてしまったようですが。オリジナルのプレゼントも、もらうと困りますよね……。

行動力はスゴイけど……

・「部屋を花だらけに→片付けが大変だった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「サンタクロースになりきって現れて、なんか引いてしまった」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

大勢でクリスマスパーティーをしているときならわかりますが、2人きりのクリスマスデート中に「サンタクロースになりきって」カレが現れたら……。たしかに、引いてしまうかもしれませんね。「サンタさんだ!」と乗ってあげたら良いのか、「何やってんの?」とツッコめば良いのか、迷いどころです。

世の男性たちが、彼女のために仕掛けるサプライズ演出。中には、ドン引きしてしまうような演出もあるようです。それでも、カレが一生懸命考えてくれたサプライズです。その心意気を買って、たとえ心は引いていても笑顔で「うれしいよ」と言ってあげてはいかがでしょうか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数185件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年09月27日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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