お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「婚活地獄」に陥りやすい人の特徴って? 卒業して幸せになる方法・3つ

松宮由佳利

ファナティック

幸せになるために婚活をしているのに、なかなか結果が出ずに、疲弊していく女性は少なくないのではないでしょうか。この記事では、婚活地獄のエピソードや婚活地獄に陥りやすい人の特徴、婚活地獄から卒業して幸せになる方法について、婚活経験のある女性たちの声や婚活アドバイザー・松宮由佳利さんのアドバイスを紹介します。

待ち遠しい

<目次>

婚活地獄のエピソード

まずは、実際に婚活を行っていて、どんな場面に遭遇したときに、婚活の大変さを痛感するのでしょうか。「地獄だ!」と思った瞬間などのエピソードについて、婚活経験のある女性のみなさんに教えてもらいました。

悩む女性

年齢による差を見せつけられる

・「やっぱり年齢で線引きされる。若く見えるのでふつうに向こうが話してくるが、年齢を聞かれて答えたらちょっと間がある。一回『全然見えへん。というか、一回も結婚したことないの?』とふつうに聞かれて悲しかった」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「自分にある程度自信があったが、自分より若い子がキャピキャピしてもてはやされているのを見たとき、真似できないと思った」(33歳/情報・IT/販売職・サービス系)

上から目線な人や、非社交的な人ばかり……

・「ネット婚活をしていたが、同時進行は当たり前、突然ブッチしたって許される、みたいな人が多いし、男の人がみんな、女性は男性に選んでもらっているって態度が強すぎて嫌だった。婚活にも向き不向きがあって、自分の場合は一対一だと相手が勝手に低く見積もってくるから無理だなと思った」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「友だちに婚活パーティに連れて行かれたことがあったが、初対面の人と仲よくなりたいと思っているの? と聞きたくなるような非社交的な人や、失礼な人ばかりでビックリした」(32歳/その他/秘書・アシスタント職)

労多くして、収穫なし

・「婚活パーティに行って何の収穫もないとき。何人もの人としゃべるのは疲れるし、たいてい同じ話の繰り返しだから。それでカップリングになれないのは疲れる。カップリングになれたからと言って、付き合えるわけではない」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

・「回転寿しのように男性と面談し、大勢いるのに誘われない状況だと、35歳が見えてきて気持ちが焦る」(33歳/食品・飲料/営業職

気になる人とはうまくいかず……

・「婚活パーティのような場所で、全然興味のない人から興味を持たれ、フリートークの時間に自分の興味のある人とまったく話ができずに終わってしまったこと」(32歳/その他/その他)

・「知らない人と同じ話を何度もして、自分が気になる人とはカップリングできなかったとき」(34歳/電機/秘書・アシスタント職)

結局は見た目?

・「目の前にいる男性陣が私の友だちのかわいい子のほうしか見てないとき」(32歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「私の顔はあまり見ずに、横にいるかわいい女の子にばかり話しかけているとき」(28歳/自動車関連/事務系専門職)

女性たちの話から、つらい婚活事情がわかってきました。婚活パーティや結婚相談所に足しげく通っても、結果が実らないと疲れてきますよね。また、ご縁やめぐり合わせも大事になってくるので、自分の努力だけでどうにかなることではないところが歯がゆいところなのではないでしょうか。

婚活地獄に陥りやすい人の特徴

婚活地獄に陥りやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。恋愛・結婚のプロフェッショナルである、結婚相談所業界最大手「楽天オーネット」の婚活アドバイザー・松宮由佳利さんに話を聞いてみました。

選ばれない女性

自分の物差しで相手を決めつける

 「こんなことをいう人なんて、こうにちがいない」というように、物ごとや相手に対して、自身の物差しや価値観を押しつけて考えすぎる人は要注意です。

あえて悪いところばかりを見つける

 「いい人だけど、ここが気になる、あそこも気になる……」と、異性の悪いところを常に列挙してしまう人は、まちがいなく婚活そのものが長引く傾向が強いと言えます。

遠い将来の不安を考えてしまう

「告白して断られたらどうしよう……」など、いつも悪い未来ばかりを想像してしまう人は、常に行動にブレーキがかかってしまいます。結果として、活動範囲が狭まる傾向が強いです。

男性からのニーズを理解していない

同じ20代でも、前半と後半、また、30代の前半と後半では、男性から望まれる内容は大きくちがってきます。しかし、そのことを理解できず、自分の中で20代前半のまま時間が止まってしまっているという人は婚活地獄に陥りやすいです。

会うことが目的になっている

「もっといい人がいるはず!」というように、次から次へと男性と会うことが目的になってしまっている人も危険です。「ほかにもっといい人がいるのでは?」と考えるので、謙虚になれず、うまくいかないことを相手のせいする傾向があります。

婚活地獄を卒業して幸せになる方法

では、婚活地獄から抜け出すために、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。松宮由佳利さんからアドバイスをもらいました。

ひらめき

相手のいいところを必ず見つける

男性と接するとき、「一緒にいて、とても居心地がいい」と感じてもらえることが重要です。どんな人でも必ずいい一面を持っているので、男性と会ったときにできれば3つ以上いいところを見つける、ということを心がけましょう。そこを褒めることで、相手もあなたと一緒にいることに対して、居心地がいいと感じるはずです。

惚れ力をつける

私たちは、人を好きになる力を誰もが持ち合わせていますが、「惚れ力」は人によって大きく差があります。惚れ力が強い人ほど出会いのチャンスが広がり、男性とうまくコミュニケーションがとることができるので、婚活において、いわば基礎体力的な非常に重要な要素です。惚れ力を身につける方法は2つ。1つ目は、しっかりと相手を見つめることです。年収や見た目などの表面的なところだけではなく、内面やその人が持つ本質にも目を向けてください。そのためのトレーニングとして、まずは身近な人のいいところを1日3つ見つけてみましょう。きっと人のいいところをみつける達人になれるはず。2つ目は、常にポジティブでいること。相手のことが気になっても「どうせ自分なんて……」、「実は遊び人って噂を聞いたし……」と考え込んでしまうと、なかなか前に進めません。ポジティブに考えることで、重く考えることなく相手に「惚れる」ことができるようになります。

結婚相手に望むものをひとつに絞る

婚活で回り道をしてしまうほとんどの人は、自分が結婚相手に望んでいることが何なのかを見失っていることが原因のひとつ。あれもこれもという気持ちはよく理解できますが、一回原点に立ち返って、素直な気持ちで寄り添いたくなるような相手を見つけましょう。

男性が望むものを把握する

各年代の女性に対して、男性が望んでいるものを把握することが大切です。年代別にまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

20代前半

「楽しさ」を求める男性が多いです。まだまだ大人の世界を知らない年代なので、一緒にいて素直な気持ちになれたり、子どものようにはしゃいで、明るい気持ちになれることを期待しています。

20代後半

「お互いに切磋琢磨できる関係」を求める傾向があります。20代後半となると、仕事にも慣れ、後輩を持つ年齢。これまで以上に自立した大人になります。そんな年代の女性と、お互いに高め合える関係を築きたいと男性は考えるようです。

30代前半

「安らぎ」を重視する男性が多いです。30代前半にもなると、役職に就いたり、将来への道筋が定まってくる女性が増えます。また、20代も終わり、仕事や結婚への焦りも落ち着いた年代なので、いろいろなことに余裕が出てきます。そのため、相手に対して余裕を持って接することのできる、一緒にいて安らげる関係を望む人が多いです。

30代後半

「包容力」が求められます。仕事やプライベートで、さまざまなことを経験してきた年代なので、自分のすべてを包み込んでくれるような包容力を女性に望むことが多いようです。

異性に求めるものは人によってさまざまですが、自分が相手にどう見られているかということを考えた上で、相手の求めるものを与えてあげられる女性を目指しましょう。

まとめ

婚活をしていると、なかなかいい人に巡り会えず、落ち込みそうになることがありますよね。そんなときには少しだけ立ち止まって、松宮さんのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか?

(監修:松宮由佳利、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時2017年5月16日~2017年5月17日
調査人数:116人(22歳~34歳の婚活経験のある女性)

SHARE