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運命の人とは本当にいるの? 「運命の人」の見分け方

澤口珠子(婚活・女子力アップコンサルタント)

ファナティック

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映画やドラマなどでよく見る「運命の出会い」ってありますよね。現実の世界でも、同じような運命の人っているのでしょうか? 運命の人の特徴や見分け方について、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに聞いてみました。

<目次>

運命を感じた経験

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まずはすでに結婚している女性のみなさんに、パートナーの男性に運命を感じたエピソードについて詳しく聞いてみました。(※)

結婚相手が運命だと思う人の割合

Q.今の結婚相手を運命の人だと思いますか?

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思う……57.4%
思わない……42.6%

結婚相手に対して、運命の人だと思っている女性は57.4%、そうは思わないと回答した女性は42.6%という結果となりました。運命だと感じている女性の割合が多くなりましたが、そこまで差はないようです。それでは、それぞれに対する意見をもう少し詳しく見ていきましょう。

思う

・「会ったときから自然体でいられて、気を遣いながらもそれが嫌ではないし、この人のために何かしてあげたいと思える」(39歳/医療・福祉/専門職)

・「これほど居心地のよい人はなかなかいないから」(32歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

運命だと感じている女性の理由は、自然体でいられて居心地がよいからというものが目立ちました。出会ったときからこのように感じていた人や、長く付き合っていく中でだんだんと居心地のよさを感じた人など、タイミングはさまざまです。

思わない

・「友だち付き合いが長かったので、運命! と言うよりはなんとなく一緒にやって行けるかと思って結婚したため」(38歳/医療・福祉/専門職)

・「お互い妥協した点が多くても今は大切な家族です」(34歳/食品・飲料/その他)

運命だと思わないと答えた女性の中には、友だちの期間が長くて自然と結婚の流れになったからという人や、妥協して結婚したけど結果的によかったという意見がありました。「運命」という衝撃的な感情はなくても、幸せに暮らしているようですね。それでは、運命だと感じた女性は、どのタイミングでそう思ったのでしょうか。

運命を感じたタイミング

Q.いつ頃運命だと感じましたか?

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第1位 付き合ってからプロポーズ前まで……37.0%
第2位 出会ってから付き合う前まで……19.0%
第3位 出会った瞬間……16.1%
第4位 入籍後……15.6%
第5位 その他……6.7%
第6位 プロポーズから入籍まで……5.2%

※四捨五入の関係で100%にならない場合があります

37%の女性が、付き合ってからプロポーズ前までと回答しました。また、ドラマなどでよくある「出会った瞬間に衝撃が走る」という運命の感じ方をした女性は、16.1%という結果に。こうして見ると、大半の女性が出会ってからプロポーズされるまでの間に運命を感じているようです。それでは、具体的なエピソードについても聞いてみましょう。

運命を感じたエピソード

価値観が合う

・「価値観が似ていて、一緒にいても苦にならない」(36歳/自動車関連/その他)

・「価値観が合っていることに、年を重ねるにつれ気付かされる」(36歳/その他/秘書・アシスタント職)

物事に対する意見や考え方がぴったりと合うと、うれしいですよね。こうした価値観が一致する機会が多ければ多いほど、相手に対して運命的なものを感じるのかもしれません。

長く付き合っている

・「高校時代に初めて付き合った人で、10年間別れることなく付き合い結婚したから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「高校からの付き合いで、卒業後はそれぞれ東京と佐賀の遠距離恋愛だったが、お互いそれ以上の出会いもなかった。付き合っているときから『結婚するならこの人か、結婚しないか』だろうなぁと思っていた」(28歳/小売店/事務系専門職)

高校時代に付き合い始めて、さまざまなことがありつつも別れずにいると、何か運命的なものが二人を結び付けているような気持ちになりますよね。学生時代に付き合ったカップルの多くが別れてしまう中、付き合い続けていることに意味を感じるカップルもいるようです。

出会った瞬間に運命を感じた

・「出会った瞬間からこの人しかいないと思った。一目惚れ」(36歳/医療・福祉/専門職)

・「出会ったときにビビッと体に電気が走ったような感じになりました」(38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

出会った瞬間に相手に運命を感じたという女性もいました。これはもう直観としか言いようがありませんが、一目惚れから結婚に至るケースもあるようです。

居心地がいい

・「いつも心穏やかに過ごしたいと思って生活をしていたが、彼自身が穏やかな人で居心地がよかった。運命と言うと大げさだが、お付き合いをする中で、こんなにしっくりくる人はほかにいないと思った」(38歳/医療・福祉/専門職)

・「会ったとき、顔はそんなに好みではなかったけれど、話していて楽しく、リラックスできたので。特別なことがあったわけではないけれど」(39歳/医療・福祉/専門職)

一緒にいて居心地がよく、リラックスできる相手かどうかも非常に大切です。自分が自分らしくいられる相手には、相性のよさが感じられますよね。何となくお互いそばにいることが必然的なように感じられ、運命だと思う人もいるでしょう。

「運命」というのはすごく抽象的な表現ですが、いわゆる「出会った瞬間に運命を感じる」という直観的なものだけでなく、居心地のよさや価値観の一致といった、相性のよさに対して運命を感じる人が多いようです。

運命の人の見分け方

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既婚女性のエピソードについて見てきましたが、今度は専門家の意見を聞いて見ましょう。運命の人とはどんな人なのか、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに教えていただきました。

女性にとっての「運命の人」とは?

澤口:運命の人は一人ではなく、一生のうちに3人出会うと言われています。運命の男性は、通常の恋愛によくあるドキドキや高揚感よりも、安心感が強いのが特徴です。初めて会ったのに、以前会ったことがあるような、なぜか家族のような懐かしい感じがします。そして、出会ってから交際まで、びっくりするぐらいトントン拍子に進むというのも、運命の男性の特徴です。

運命の人の見分け方

澤口:運命の人の見分け方としては下記のようなものが挙げられます。

(1)家族のような懐かしい感じがする
(2)出会ってから交際までトントン拍子に進む
(3)人として魅力や愛着を感じる
(4)自然体の自分でいられる
(5)一緒にいて疲れない、居心地がいい
(6)会話が途切れても焦らない
(7)好きなものや共通点がたくさんある
(8)びっくりするぐらいタイミングが合う
(9)偶然が重なることが多い
(10)家族や周りが応援してくれる
(11)なんとなく彼が考えていることがわかる
(12)彼と出会ってからいいことが続く
(13)交際から結婚までの障害がない

本当に運命かどうかの見極め方

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男性と出会って運命を感じたとき、それが本当に運命かどうかを確かめるためには、どうすればいいのでしょうか。澤口さんにアドバイスしていただきました。

澤口:出会った瞬間にビビっときて、雷に打たれたかのようにその男性に夢中になったり、その男性のことを考えると何も手につかなかったりと、恋に恋した状態になる男性は、運命の男性ではない可能性が高いでしょう。また、片思い期間が長かったり、交際していないのに体の関係があったり、恋人以上友だち未満のような、中途半端な関係が長く続く男性も運命の人でない可能性が高いです。

運命の男性は、出会ってから交際までがトントン拍子に進むもの。本当に運命の人なら、必ずあなたの思いは成就し、交際や結婚というように、きちんとした形で結ばれます。自分の運気がいい時に、運命の男性に出会いやすいです。気になる男性がいたら、その男性と出会った時に自分がどういう状態であったかを思い出してみましょう。受け身のときは運気が停滞しやすいため、新しい趣味や習い事を始めたり、人との交際範囲を広げたり、積極的に行動している時に出会った男性は、運命の男性である確率が高いです。

まとめ

女性は恋愛にときめきを求めがちですが、恋愛の相手と運命の男性は違います。一目惚れや雷に打たれたかのように夢中になる男性ではなく、だんだんに好きになっていく男性、家族のような安心感があって人として大好きになれる男性が、運命の人である可能性が高いでしょう。運命の人と結婚したら、その人を毎日もっと好きになれる、結婚してよかったと思える、穏やかな幸福感に包まれた結婚生活を送ることができますよ。

(監修:澤口珠子、文:ファナティック)

※画像はイメージです

(※)マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年5月11日~5月12日
調査人数:235人(24歳~39歳の既婚女性)

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