「初対面の男性」との話題は何がいい？ 盛り上がる話題や会話のコツ
初対面の人との会話が苦手、特に異性との会話が苦手で……という恋愛相談は最近増えています。
ネットやSNSの普及によって、会話がなくても人とつながれるようになった現代ですが、やはりリアルなコミュニケーションは楽しいものですし、それが異性であればそのまま恋愛・結婚に発展する可能性もありますよね。
今回は、初対面の男性との会話が盛り上がるコツやについて解説していきます。
なぜ初対面の異性との会話は緊張する？
初対面の異性との会話には、いくつかのコツと思考の持ち方があります。この2つを学習すれば、あとはすべての物事と同じで「習うより慣れろ」です。
初対面の異性との会話が緊張する理由は大きく分けて２つあります。
共通するものがわからないから
たとえば、実際に会ったことはなくてもSNSなどで趣味やアーティストでつながっている人と会う場合は、緊張よりも「好きなものをわかち合える」というワクワクのほうが勝りますよね。
逆に共通のものがわからないと、何をとっかかりとして会話をはじめたらいいのかがわからない。わからないから不安、不安から緊張、という心の流れになっていきます。
自意識が極端
初対面の異性との会話が緊張してしまう理由を尋ねると、多くの方が「自分に自信がないから」、つまり自己肯定感情が低いからだといいます。
しかし実はそれは少しちがっていて、自意識が高すぎても緊張してしまいます。「自分なんかといてもおもしろいはずがない」と考えるのは自意識の低さですが、「いい人と思われたい」「楽しい人と思われたい」という思考は逆に自意識が高すぎるために起こる思考です。
自意識は、ほどよいところで保っておかないと、ジャッジされることに対して強い抵抗と不安を覚えてしまいます。
はじめて会う異性との会話を続けるコツ
はじめて会う異性に対して緊張してしまう心のからくりは、前述したように、共通項がわからないことと、自意識の過剰さです。ということは、この2つをテクニックや心のありようで克服すれば、会話が楽しめるようになるということ。次からは、NG話題も含めてテクニックから思考の持っていき方まで説明していきたいと思います。
会話が続かない原因は？
会話が続かない人は、会話が続く＝話題が多いことだと思ってしまっている場合があります。
「休日は何をしていることが多いですか？」
「ゲームしていることが多いかな」
「食べ物は何が好きですか？」
「○○が好きです」
「お仕事はどんなことをされていますか？」
「○○です」
こんな感じをイメージしています。
手数を多く打てたらいいという考えですね。しかし、これでは相手が疲れてしまいます。
会話とは、A、B、Cという単発ではなくて、A→Aダッシュ→Aダッシュ～B→Bダッシュ→AとBといったように、つながって広がっていくものです。
プライベートで、初対面で会う人との会話の流れは
1.無難な話題から入る
2.共通項を探す
3.わからないことは素直に質問し、広がりを持たせていく
が基本です。
なお、最初に入る「無難な話題」についてはNGな話題が3つあります。
1.家族構成
2.出身学校（特に最終学歴校）
3.会社名
この3つは、場合によっては相手のコンプレックスになっていることもあり、非常にセンシテイブです。話の流れでいうのであればOKですが、初対面で唐突に聞くことは絶対にやめましょう。
デートにも。初対面相手に使えるネタって？
では、具体的に初対面の相手とはどんな話題を話すといいのでしょうか。
食べ物の話題
食べ物の話題は広がりを持たせることができます。
そこで共通の食べ物がわかると、次のデートプランが立てやすくなる可能性もありますよね。「食べ物は何が好きですか？」から入ってしまうよりも「家で料理とかします？」から入っていくほうが唐突感もなく、話に広がりが出ますよ。
天気、天候の話題
天気や天候の話題は、ありがちな挨拶というイメージがあり敬遠しがちですが、それはちがいます。
「今日は寒いですね」
「そうですね」
「私、○○県出身なので寒いのがダメなんです」
といったように、そこから出身地の話題に展開することもできます。日本は縦長地形で場所によって寒暖の差が大きいため、天候は使える話題です。
お互いの目に入るものの話題
ともに見ている景色はわかりやすい共通項です。
したがって、映画を観に行く、美術館に行く、紅葉を見に行く、といった「見るものについて共通の話題ができそうな場所」をあえて初対面で会う場所に指定するということもアリです。
休みの日は何をしていることが多いか
ここはお互いの相性がもっともよくわかる質問ですし、趣味に費やしている人はそれについて誰かに話したいと思っている人が多いです。
盛り上がれば一気に緊張感が解けることもある話題ですので、ベタなフリですがぜひ聞いてください。
「緊張している」と最初に言ってしまう
これはネタというよりコツですが、最初に「今、緊張してます」と言ってしまうこと。
ただし、暗い感じで言うのはNG。明るく言ってください。そうすればこの発言自体がネタになります。
会話で好印象を残すには？
会話の詳細な内容よりも、「一緒に過ごした時間」という全体的なもののほうが後々の印象を左右します。したがって「笑顔」と「聞き上手」を意識していれば、印象としては必ず好印象を残すことができます。
そのうえで会話が盛り上がったら「次も会いたい」という気持ちにつながります。
緊張は克服できる！ 「時間を楽しむ」感覚を大切に
初対面の異性との会話で緊張しないポイントは「コツ」と「思考の持ち方」と「慣れ」です。
今回はテクニック的なことを中心にご説明しましたが、「思考の持ち方」、つまり心がけとしてやっていただきたいのは「自分自身がいろいろなことに興味を持って日々アンテナを高くすること」です。
つい興味のあることだけネットやテレビで見てしまいがちですが、1日に一回はニュース全般に目を通すようにしてみてください。必ず話題の幅は広がっていきます。
そして当日は「私なんかといてもおもしろくないだろう」「素敵な人だと思われたい」どちらの思考ともいったんさようならして、まずは「会う時間を楽しむ」という気持ちを大切にしてくださいね。
経験とともに緊張はなくなっていきますよ。
（小日向るり子）
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