SHIHO、輝く40代を生きる秘訣vol.2「見えない部分のケアをどれだけできるかで、30代の美しさが変わる」

40歳を迎えたSHIHOさんが、今も大切にしているセルフケアをまとめた著書『SELFCARE セルフケア 今すぐ始められる40のアンチエイジング法』が話題です。今回は、自分らしく美しく生きるため、SHIHOさん流の美の秘訣に迫りました。

30代は心と身体、両方を整えることが必要

―この最新刊には、SHIHOさんが28歳から取り入れ、本当に毎日やっていることが詰まっています。20代と30代とでは、体調に変化を感じることが多くなるとよく読者からも聞きますが、SHIHOさんはどう思いますか？

SHIHO：20代は体力があって回復が早いですよね。特に35歳をこえると、徹夜ができなくなりますから。あとは、身体の調子が悪くても心の調子がよければ大丈夫、逆に、心の調子が悪くても身体の調子がよければ大丈夫。でも30代からは、身体と心、両方の調子が伴っていないと、本調子と言えなくなってくるんです。

ヨガマットの上で慌てる人は、日常でも慌てている

―30代は心と身体、両方を整えることが必要なんですね。そのためにオススメの方法は何ですか？

SHIHO：ヨガは心身が整うので、一石二鳥ですよ。呼吸を伴って身体を動かすので、感情（心）が落ち着ついてきて身体が整い、思考も整ってきます。ヨガマットの上でどういうふうに向き合うかで、日常生活が変わってくるんですよ。ヨガを慌ててやる人は、日常も慌てて過ごしてしまいますし、ヨガできちんと集中できると日常でも集中力がアップしてきます。ヨガで心と身体のバランスが整うと、直感力が冴えたり、物事を冷静にとらえられたり、流れがよくなったりするので、いつも調子がよくなるんですよね。

30代はていねいな暮らしと、見えない部分のケアがカギ

―ヨガのほかに、30代のケアで大事なことは何だと思いますか？

SHIHO：30代からすごく思ったのが、食事や睡眠、生活習慣など、ベーシックなところが大事だということ。20代は生活がめちゃくちゃでも何とかなるんですよ。でも、30代は、生活という当たり前のことがきちんとできていないと、美しさがキープされにくいんです。そのベーシックな部分を整えておくために、規則正しい生活を習慣づけるようになりましたね。食べる、寝るなど、当たり前のていねいな暮らしをすることが大切です。40代へ向けての土台のひとつだとも思いますね。

―本では、姿勢・呼吸・体幹・小顔・整腸・瞑想・子宮・香りなど、さまざまなセルフケアが紹介されています。20代と30代ではケア法のちがいはありますか？

SHIHO：見えるところにフォーカスするのが20代で、見えないところにフォーカスするのが30代でしたね。おなかがポッコリしたり、二の腕などお肉がつくことが気になり、かわいくオシャレしたいと思うのが20代。30代は、そんな見た目の気になるところをケアするよりも、目に見えないところをやっていかないと本当のキレイを手に入れられないんです。例えば、おなかや二の腕ではなくて、体幹や肩甲骨、股関節など体の中の見えない部分にフォーカスするんです。結局、姿勢をつくるのは内側の見えない骨だったり、奥の筋肉だったりするので、見えないところがどれだけ整っているかで、見た目が変化して、内側から輝く美しさを手に入れられるんです。

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（マイナビウーマン編集部）