付き合うのってアリ？　ケチな男性の心理と楽しく付き合う方法

恋愛相手として、ちょっと物足りなく思ってしまうのがケチな男性。「ここはキメてほしいなぁ～」と思うデートで、ケチな態度を見せられたら……。もしかして私のことを大切に思ってないのかも、なんて不安になってしまいますよね。今回は、ケチな男性の心理や、そんな男性と楽しく付き合う方法について、心理コーディネーターの織田隼人さんに聞きました。

ケチな男性の特徴

「ケチな男性」とひとことでいっても、その理由にはさまざまなケースがあります。ケチな男性の特徴を性格別に分類しました。

ケチな男性の性格とは？

損をするのを嫌がる

損得勘定がしっかりしているので、損をする行動をすることをとても嫌がります。たとえば、グループ全体では得をするけれど自分だけが嫌な思いをするときには、支払いなどを断ることが多いのが特徴です。自分が損することが、自分で許せないからです。

自分の身を守ろうとする気持ちが強い

お金を使わないというのは、将来に備えてお金を貯めている、という場合もあります。自分や家族の身を守ろうとする気持ちが強い表れでもあります。

コストパフォーマンスを気にする

たとえばランチを食べるときは、栄養をチェックしつつも、価格をしっかりと見ています。自分の食べたいものを素直に選ぶのではなく、食べたいものを考えつつも安くてコスパがいいものを選びます。

自分の意見をある程度はっきり言える

嫌なことについて断ることができるので、ケチになれます。嫌なことを断れない人はケチになれず、流れに身を任せてしまうものです。自分の意思をはっきりと示すことができる、ということでもあります。

常に何か不安を抱えている

未来に対して何かしら不安を抱えているので、今の時点ではじけることができずにいます。ケチなのは未来に対する備えなので、未来に対する不安が大きいといえます。

ケチな男性と付き合うのはアリ？　ナシ？

ケチな理由は、ただお金にシビアなだけでなく、将来に備えて蓄えている場合もあります。しかしどちらにしろ、好きになった人がケチだった場合、今後付き合ってもいい関係が築けるかどうか、不安な部分もありますよね。そこで、ケチな男性と付き合うメリットとデメリットについて説明します。また、気になる「浮気の可能性」についても解説していきます。

ケチな男性はやめておけ？　付き合うときのメリットとデメリット

ケチな男性のデメリットは、楽しみたいときに思いっきり楽しめず、お金のことで行動範囲が狭くなってしまうことです。たとえば、せっかく海に来たのに、美味しい海鮮を食べずに中途半端なものを食べようとしてきたりすることなどがいえます。はじけた行動ができないので、思いっきり何かを楽しむ、というときにはマイナスになることが多いです。

メリットは将来の不安がなくなっていくことです。ケチな男性はお金を堅実に貯めます。これは将来の不安を減らすためです。将来の不安に対して敏感なので、保険に入るなど将来の不安を減らすためのさまざまな行動をとることが多いです。長期の付き合いをする際には、二人の未来の安定に繋がる行動をとるので安心して長い付き合いができます。

ケチな男性は浮気しないって本当？

ケチな男性は女性に対して奢ることも少ないので、浮気はしづらいです。さらに、それ以前に「浮気はコスパが悪い」と考えていることも多いです。本命彼女がいれば十分で、浮気をするのはお金を二重に使うことになるので「もったいない」と考える傾向があります。
もちろん、ケチな男性は必ずしも浮気しないというわけではありませんが、いわゆる羽振りのいい男性とちがって、浮気はしづらい傾向が強いです。

ケチな彼とのデートを楽しむには？

将来の蓄えがあり浮気の可能性の低いケチな男性との交際は、長い付き合いに適しているといえます。しかし、日々のデートを楽しめないと、長く付き合っていくのは難しいですよね。そこで、そんな彼とのデートを楽しむ方法について解説します。

デートでケチな言動を見せる理由は「好きじゃないから」？

ケチな男性は、「相手の女性のことが好きじゃないから」お金を使いたがらないのではなく、「お金を使いたくないから」お金を使いたがらない、というのがケチな男性の本音です。彼女を喜ばせること自体はやりたいと思っています。しかし、お金を使うとそれだけ自分の懐も、そして心も痛むのです。お金を持つことは未来に対して安心を得ることで、お金を失うことは未来の自由や安心を失うことだ、とケチな男性は考えていることが多いです。デートでお金を失うより、未来の幸せや安心がほしいのです。

ケチな彼とのデートを楽しむ方法

ケチな男性は、事前にお金をどれだけ使うかわからないと、出し渋る傾向があります。ですので、ある程度あらかじめデート予算を決めて行動すると楽しみやすくなります。たとえば、デート用のお財布を作ってみるとよいでしょう。今回のデートは彼が10,000円、女性が7,000円出してひとつの財布にお金を入れて、その予算内で思いっきり遊ぶ。このように予算を立てて行動すると、その範囲内で一番楽しめることを考えるようになります。予算を明確にしてその範囲で一緒にたくさん楽しむようにしましょう。また、お財布をひとつにしておくと、お会計なども彼にそのまま任せることができるので、スマートな対応にも繋がります。

ケチな男性心理を理解したデートを！

お金を使いたがらない男性にも、彼なりの考えや事情があるはず。逆に、将来への蓄えがあったり、浮気の可能性が低かったりと、いいこともあります。もし好きになった人や付き合った人にケチな部分があったとしても、それをすべて否定するのではなく、「そんな彼とどんなことだったら楽しめるか」を考えてみましょう。そうすれば、今まで嫌だと思っていた彼の一面も受け入れることができるかもしれません。

（織田隼人、ファナティック）

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