【女子のホンネ】国際結婚は歳の差婚よりハードルが高い理由
さまざまな結婚の形が認識されてきている昨今、男女の年齢が極端に離れている歳の差結婚や、国境を越えて結婚する国際結婚も増えています。とはいえ、やはり日本人で同年代の男性と結婚するよりもハードルが高いと感じる人は多いでしょう。歳の差婚と国際結婚のハードルについて、社会人の女性に聞いてみました。
Q.年の差婚(12歳以上)と国際結婚だったら、あなたがハードルに感じるのはどっちですか?
歳の差婚 24.26%
国際結婚 75.74%
7割以上の女性が、国際結婚の方がハードルが高いと回答しました。それぞれの理由を見てみましょう。
【「歳の差婚」と回答した女性の意見】
●将来に対する憂い
・「今は楽しくても、将来を考えると年の差は難しいと思う。体力的にも、親戚などとの関係も……」(27歳/小売店/販売職・サービス系)
・「子どもが生まれたら相手は既にいい年。子どもが20歳になったときにはもうおじいちゃんのような年齢なのが嫌」(28歳/自動車関連/販売職・サービス系)
ジェネレーションギャップは埋められない可能性はゼロではありません。ですが2人がどんなに努力しても年齢差という壁を埋めることはできませんよね。老化を食い止めることもできませんから、それ相応の覚悟が必要なのが歳の差婚なのかもしれませんね。
●気になる周囲の目
・「国際婚でも同年代ならまわりなどからの批判は少ないと思うが、年の差だとまわりも批判的である。また、年上の方だと子どもができない心配もあるので」(26歳/学校・教育関連/その他)
・「あまりに離れすぎてるのは親にも申し訳ない」(27歳/その他/販売職・サービス系)
結婚式でよく聞かれる「まだまだ未熟で若い2人ですが」という親の言葉。歳の差婚ではそんなことを言ってはいられません。将来有望な若者の新たな船出ではないため、周囲の目が気になるのも仕方のないことなのかも。
【「国際結婚」と回答した女性の意見】
●そもそも文化がちがう
・「国籍がちがうと文化の違いから何もかもまったくちがうから」(30歳/その他/その他)
・「言葉や文化の壁がある。受け入れられない価値観があると思う」(29歳/その他/その他)
・「文化の違いで、トラブルが同じ国籍の人よりも多いだろうし、そもそも結婚の手続きの大変さがハードルになると思う」(25歳/機械・精密機器/営業職)
外国の人と結婚するということは相手の国の文化を受け入れる必要があります。たとえ日本で生活することになろうとも、その努力をおざなりにすることはできません。一緒に生活していく上でよくも悪くもカルチャーショックを受けることになるかもしれませんね。
●大切な人と離れ離れになる
・「どちらかが家族や友達と離れなきゃいけなくなるかもしれないから」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「国際結婚。自分の親の側で暮らしたい。相手の親と仲良くなれるかどうかよくわからない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「相手の国に住まないといけなくなったりしたら、自分の家族と会えなくなる」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
国際結婚で海外に移住するなら、親の死に目に会えないことは覚悟した方がいいかもしれませんね。国内にいてもその可能性はありますが、物理的な距離はどんなに技術が発達しても変わることはありません。
まとめ
いかがでしたか? 年の差婚は芸能人などで身近な例をおおく目にするせいか、国際結婚よりもハードルを低く感じている人が多い結果となりましたね。国際結婚は言語や文化のほかに、住む場所問題を懸念する人が多いようです。あなたはどう思いますか?
(ファナティック)
マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年2月26日〜2月29日
調査人数:404人(22歳〜34歳の女性)
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