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趣味費の“元本割れ”に注意! 損しないおけいこ選びのコツ

恋愛、転職、結婚、出産……、さまざまなライフイベントに、マネーの悩みはつきもの。なかなか人には相談しにくいお金とライフプランのお悩みを、編集部が読者に代わり、FP花輪陽子さんにガチンコ相談!

今回の相談者は趣味と貯蓄の両立に悩む、りんごさん(25歳)。書道の腕前はセミプロ級だし、いずれは書道教室などを開きたいという思いはあるよう。でも、時間に追われてなかなか実行に移せずにいるとか。お金と時間、仕事とプライベートそれぞれをバランスよく充実させるにはどうすれば……? FP花輪陽子さんに聞いてみました。(取材・文/島影真奈美)
※りんごさん前編はこちら

  • りんごさん愛用の書道用具。大きな作品を書く際は墨刷り機(写真左)が手放せないそう。

編集部 趣味を活かした副業は、多くの女性にとって関心のある働き方のひとつですが、りんごさんのように長年続けてきた趣味がある場合、実現できる可能性も高くなるんでしょうか。

花輪 才能を活かしてアーティスト的に活動を……となると実現できる人はほんのひと握りという狭き門です。でも、実用面にフォーカスを当てれば、ニーズは広がると思います。たとえば、字が綺麗なのであれば、結婚式の招待状などを書く「筆耕」の仕事が考えられます。それから、賞状技法士のような資格をとり、アルバイトとして各種賞状類や席札、年賀状を書く仕事をする手もあります。

編集部 書道でお金を稼ぐ方法としては、書道教室以外にも、いろいろな選択肢があるんですね。

花輪 同じ書道教室でも、最初から自分で場所を用意するのではなく、カルチャーセンターの講師になったり、個人的に出張レッスンを引き受けたりする方法もあります。事前に本業の会社で副業が認められているかどうか調べておく必要がありますが、もし、副業NGでも、ボランティアの形であれこれ引き受けていると、いざというときに外部の人を紹介してもらえるなど、自然と人脈が育ちます。

編集部 もし、これから新しい趣味や習いごとをはじめようとする場合、選び方のコツのようなものはありますか?

花輪 まず、ひとり暮らしであれば、手取り年収の10~15%以内、実家暮らしであれば30%以内がお小遣いの適正額だと考え、その範囲内におさまるかどうかをチェックします。将来稼げる見込みがあるのであれば、もう少し投資しても構わないんですが、その場合は趣味への投資が“元本割れ”しないかどうかをあわせてチェックしたいですね。三日坊主になってしまった通信教育や身につかなかった英会話レッスンなど、私も数え切れないぐらい失敗しています(笑)。趣味への投資額を決めるときは、「今後、仕事になりうるか=その業界で稼いでいる人がどのくらいいるか」「趣味として割り切る場合、出費が“趣味費”の範疇におさまるか」などを考えてみるといいですよ。

編集部 “元本割れ”しやすい・しにくい習いごとの見わけ方など、スクール選びの秘訣はありますか?

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