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忘年会だけでよくない? 新年会の存在に疑問を示す女子○%

年末年始は仕事上の付き合いも忙しくなる季節。師走の忙しい時期が終わったと思えば、年末の忘年会、年が明けて新年をゆっくり過ごす暇もなく新年会に招集され、お疲れモードのまま1月を過ごしてしまう人も多いでしょう。仕事上の忘年会と新年会について思うことを、社会人の女性に聞いてみました。

Q.仕事上の忘年会と新年会って両方必要だと思いますか?

両方必要 5.9%

忘年会だけでいい 35.1%

新年会だけでいい 6.9%

両方必要ない 52.0%

忘年会だけではなく、両方必要ないという人が半数以上という結果になりました。それぞれの理由を見てみましょう。

両方必要

・「一年の締めと、新年の集まりとして会った方がいい気がする」(27歳/機械・精密機器-秘書・アシスタント職)

・「コミュニケーションとして必要だと思うから」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

ある程度の規模の大きさの会社になってくると、年末に「よいお年を」、新年に「今年もよろしくお願いします」と言う機会がない人も多くなります。宴会の場を設けることで一堂に会することができて合理的に挨拶ができると考える人もいるようです。

忘年会だけでいい

・「今年最後で騒ぐくらいでちょうどいい。新しい年は静かに始まりたい」(28歳/ソフトウェア/技術職)

・「両方は絶対必要ない。悪いことを反省&新年に向けての心構えのため、忘年会だけは必要かと思います」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「本当はいらないと思うけど、親睦のためなら忘年会だけでいいかなと思います」(30歳/情報・IT/営業職)

これほど近い時期に宴会を二回するのはイヤ、あえて選ぶなら忘年会という意見です。忘年会は一年の締めくくり、その際に「来年もよろしくお願いします」という意味合いも入れられるため、忘年会だけでもコミュニケーションは十分に図れるでしょう。

新年会だけでいい

・「取りあえず新年もお願いしますって意味でするなら必要」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「忘年会は今年の反省とかが必ず入って暗くなるので、明るい新年会だけでいい」(27歳/金融・証券/営業職)

年末にかけてもずっと忙しい職種や、あまり業績がよくなかった年などの雰囲気を考えると、忘年会よりも新年会の方が盛り上がるのは事実かもしれません。誰しも忙しい中に宴会の予定を入れたり、暗い宴会にあえて参加するのは嫌なものですから……。

両方必要ない

・「サービス業で24時間365日休みがなく、飲み会をするとなると調整が面倒だから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「仕事だけの付き合いだから、飲み会はいらない」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「飲み会をしても仕事へのモチベーションは上がらないから」(27歳/生保・損保/営業職)

みんながみんな、飲み会でコミュニケーションが取れるとか士気が上がるとは考えていないということは事実です。一見協調性がないように思える意見ですが、的を射ている部分もあります。そんなことよりも業績を上げる方が先と言われればまったくその通りなのです。

まとめ

会社の忘年会や新年会があるとなればほぼ強制参加という企業が多く、忙しい年末年始にはなかなかきついものがあります。宴会は必要ないとは言い切れませんが、多くの人が集まる企業では、さまざまな価値観を持つ人が働いています。時代に合わせて職場の催事も変化せざるを得ない状況なのかもしれません。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数202件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年12月14日に公開されたものです

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