2015年夏のボーナスの妥協水準は平均74万4,434円! リーマンショック後、最も高い妥協額に
労務行政研究所は2015年5月7日、東証第1部上場企業を対象に実施した2015年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査の結果を発表した。
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同調査は2015年3月18日~4月15日にかけて、東証第1部上場企業122社を対象に、2015年の賃上げと同時期に交渉・決定した夏季賞与・一時金の妥結水準を調査・集計したもの。集計対象範囲は原則、組合員1人当たりの平均で、集計に当たっては各社の1人当たりの平均を足し上げ、集計社数で除した。
調査の結果、支給水準の平均金額は73万4,434円となった。同一企業で見た2014年夏季の妥結実績の71万3,096円と比較すると、金額で2万1,338円、対前年同期比で3.0%増加となり、2008年のリーマンショック以前の水準である74万3,380円に近づきつつある。
製造業は同2.6%増、非製造業は同4.1%増で、2年連続で増加している。
また、平均支給月数は、2.44カ月だった。同一企業で比較すると、54.9%の企業で前年より月数が増加した。
(エボル)
※この記事は2015年05月07日に公開されたものです