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アナタは大丈夫!?お客様を見送るときの基本的ビジネスマナー

お客様を迎えるときには、細心の注意を払う方も多いはず。第一印象は非常に大事! ここで失敗して、商談を失敗させるわけにはいきません。しかし実は、「別れるときの印象」も、人に強い影響を及ぼすことをご存じですか?お出迎えのマナーと共に、ぜひ頭に入れておきたい「お見送りの基本的マナー」を紹介します。

【間違いやすいビジネスマナー「タクシーの上座はどこ?」】

見送る場所について

お客様を見送るのは、商談や会議が終わったあと。その場からお客様が帰られるのを、最後のおもてなしの気持ちを込めて見送ることになります。その商談や会議がどこで行われたのかによって、お客様を見送る場所は変わってきます。

最も多いケースとして考えられるのが、「お客様が会社に訪問している」というもの。この場合、お客様がエレベーターに乗り込むまで、もしくはロビーまで見送るのが通常です。相手が何度も来社している、もしくは気心が知れた相手である場合には、エレベーターのところでお見送りの挨拶をしても良いでしょう。

また、エレベーターに専用の案内係がいる場合にも、後は任せて大丈夫。どちらにもあてはまらない場合には、ロビーまで降りて見送るのがおすすめです。

見送りする際のマナーについて

見送る場所を決めたら、マナーを守って気持ちの良いお見送りをする必要があります。まず、応接室や会議室から出るときには、自分で率先してドアを開けましょう。そこからエレベーターまで案内します。エレベーターを呼んだら、手のひらを上に向けて、「お待たせしました」と誘導しましょう。

ここで見送りを終了する場合には、丁寧にお礼を伝えることが重要です。何かをしながらではなく、しっかりと頭を下げることで、相手に気持ちを伝えることができます。

ロビーまで見送る場合には、エレベーターを操作し、お客様を誘導します。エレベーター内では、お客様を不快にさせない雑談などで雰囲気を明るくするのがおすすめです。お客様を安全にエレベーターから降ろした後で、自分も降ります。

ロビーまで来たら、気持ちのこもった挨拶をしましょう。

離れるタイミングは?

お見送りのマナーで最も失敗しやすいのが、最後の部分。いつまで見送るのが正しいのか、という点です。エレベーターでのお見送りなら、エレベーターの扉が閉まるまで、ロビーや外の場合にはお客様が見えなくなるまでが基本となります。

「そういえば……」とお客様が不意に振り返ったとき、気を抜いている姿を見せないよう注意しましょう。

きちんとしたお見送りができれば、お客様の印象はきっと良くなるはずです。商談が上手くいったときもいかなかったときも、こんな「おもてなしの心」を忘れないようにしてください。

※この記事は2014年10月25日に公開されたものです

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