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【お悩みガールズ白書】趣味に熱中する女子に最良の人とは?

◆感覚が共有できていると◎

ジェーン でも、本心で言ったらおそらく6割5分くらいは「ナシ」なんじゃないのかなと思うんですよね。「アリ」と答えた人の意見で、「自分もアイドル好きなんで、人のことは言えない」という31歳、埼玉県の男性の方。この人はいいですよ。

杉山 これはもう、「アリ」ですよね。

ジェーン でも、「恋愛対象かどうかは性格や価値観などが重要であり、オタクだから『ナシ』とはならない」という34歳、千葉県の男性の意見。「うーん。本当かな?」って(笑)。 同じくらいハマれるものがあるかないかで、(相手を)見る目っていうのは変わってくると思う。

杉山 そうですね。

ジェーン 聞いた話ですけど、いわゆる「女性アイドルオタク」と言われる中年の男性の奥さまが、「バンドの追っかけ」で、どっちもそういう“オタ趣味”があるっていうご夫婦もいるらしいんですよ。そうすると、どっちかがどっかに遠征するとかでも、お互い一切口出さない! 関与しない! 「そのグループは別に興味ないけど、君のその追っかけたい気持ちはわかる。好きな気持ちもわかるし、見逃したくないって気持ちはわかる。いってらっしゃい!」ってお互いが言い合うんですって。

杉山 へぇー。

ジェーン だから、すごくうまくまわってるみたいですよ。

杉山 それぞれソロ活動を勝手にしているってことですよね?

ジェーン そうそう。

杉山 それで成り立つこともあるわけですね。

ジェーン そうですね。だから、好きなアイドルがいる人同士がくっつくと、もしかしたらうまくお互いを尊重できるかもしれないですね。

◆ジェーン・スーより

自分の趣味がまわりの人、特に異性にどう思われるのか……は、若いころ私も気になるところでした! 同じ趣味や同じ熱量をほかの趣味に注いでいる人なら、こちらの趣味や熱量も理解してくれる人も多いと思います。それ以外の人には理解されづらいと思うのですが、あんまり気にしないで自分の好きなことを楽しむのがいい。だって自分の人生だもの。

<番組情報>
◆週末お悩み解消系ラジオ『ジェーン・スー 相談は踊る』
毎週土曜日 19時~21時生放送
出演:ジェーン・スー
http://www.tbsradio.jp/sd/

<ジェーン・スー>
東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、ラジオ番組、テレビ番組など幅広く活動中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社刊)。2014年7月24日(木)に2冊目の著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)が発売。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2014年08月22日に公開されたものです

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