やっぱり一人は寂しい!?　「おひとりさま」のクリスマスに耐えられない女性は38.5％

12月に入り、街はクリスマス一色。きらびやかに輝くイルミネーションにロマンティックに響くクリスマス・ソング……。誰だって、素敵な恋人と一緒に歩く自分の姿を想像したくなる季節です。

でも、毎年その願いが叶うとは限りませんよね。たまには、独りきりでクリスマスを過ごさなければならない年もあるかもしれません。みなさんは、“おひとりさまのクリスマス”に耐えられますか？　働く女性たちに聞いてみました。

Q.あなたは“おひとりさまのクリスマス”に耐えられますか？

A.はい　61.5％
　いいえ　38.5％

アンケートの結果、独りきりでクリスマスを過ごすことに抵抗のない人が6割を超えました。意外ですが、昨今の「おひとりさま」ブームの影響でしょうか？　その理由を見ていきましょう。

＜耐えられる派＞

ひとりでゆっくり過ごしたい

・「いつまでも、楽しいだけがクリスマスじゃない。ひとりでゆっくり過ごすのも良いと思う」（29歳／金属・鉄鋼・化学／秘書・アシスタント職）
・「ひとりで静かに過ごすクリスマスも変わっていていいと思う」（31歳／医療・福祉／専門職）
・「人ごみに酔うので、いっそ部屋でゆっくりしたい」（30歳／食品・飲料／販売職・サービス系）
・「ひとりでいる方が気楽。ガチャガチャ騒がなくて済む」（31歳／情報・IT／事務系専門職）

もっとも多かったのが、「ひとりでゆっくり過ごしたい」という答え。クリスマスは、どこに行っても賑やかですからね。大人になると、逆にひとりで静かに過ごしたいと思うようです。

クリスチャンじゃないから

・「クリスマスはどうでもいい。日本人だし、無宗教だし」（26歳／医療品・化粧品／販売職・サービス系）
・「キリスト教徒じゃないから、別に祝う必要もないと思っている。プレゼント交換もしない」（25歳／商社・卸／事務系専門職）
・「クリスチャンじゃないのでどうでもいい」（30歳／機械・精密機器／営業職）

そもそも、クリスマスはイエス・キリストの誕生を記念し、お祝いする日。中には、「キリスト教徒でない人にとっては無関係」という意見も。

普通の日でしょ？

・「いつもと同じように仕事があるので、普段の日と変わらない」（27歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

たしかに、クリスマスであってもいつも通り仕事をする人が多いはず。しかも、今年は平日なので、いつもと変わらない日常です。

やや冷めた視点でクリスマスについて考えている女性が多いようですが、独りきりのクリスマスを過ごしたくないと思う人は、どのように考えているのでしょうか。

＜耐えられない派＞

寂しい＆切ない

・「世間が沸き立っているから、ひとりで過ごすと寂しさを感じるので誰かを誘う」（25歳／建設・土木／営業職）
・「せっかくたくさんのイベントが開催されているのに、それを誰とも共有できずないのは寂しい」（26歳／情報・IT／技術職）
・「クリスマスにカップルがラブラブしている街中を、ひとりで歩くのは切ないから」（23歳／マスコミ・広告／秘書・アシスタント職）

もっとも多かったのは、やはりこの答え。まわりが盛り上がっているのに、自分だけがそのなかに入れないなんて、寂しいですよね。

また、「片思い中のときは、余計に辛かった」（29歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）という声も。好きな人と過ごせないクリスマスは、相手がいま誰と一緒にいるのか、何をしているのかが気になって、悪い想像ばかりがふくらんでしまいがち。恋をしているときにひとりでクリスマスを過ごすのは、やりきれません。

まわりの目が気になる

・「マスコミがやたら恋人とのクリスマスが当然のような情報を流すので、周りからの目が気になってひとりで堂々と過ごしづらいです」（30歳／情報・IT／事務系専門職）
・「なんとなく世間的にかわいそうな人という感じがする」（33歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）

「クリスマスは誰かと一緒に過ごすもの」という雰囲気を迷惑に感じている人も多数。特に予定がないのなら、早めに帰宅してゆっくりするのが得策なのかも。

中には、「どうしても独りでクリスマスを過ごしたくないので、さまざまな対策を打っている」という人もチラホラ。

彼氏を作る

・「絶対にひとりでは過ごしたくないので、毎年、彼氏が途切れないようにしている」（28歳／生保・損保／専門職）

クリスマスを誰かと一緒に過ごすための最善の方法は、とにかく彼氏を作ること。でも、彼氏を作ろうとしてホントに作れるところがスゴイ！

友だちとパーティ

・「何カ月も前から、みんなでパーティをする約束を取り付けた」（26歳／通信／販売職・サービス系）

あらかじめ、友人たちとパーティの約束をしておくのも有効のよう。ただ、クリスマス前に彼氏ができてしまうメンバーが続出し、結局独りになってしまうなんてこともあるかもしれません。そんなときは、素直に祝福してあげたいですね。

まとめ

いつの間にか「カップルで過ごす日」になってしまいましたが、クリスマスの過ごし方は人それぞれ。正しい過ごし方なんてありません。みなさんのクリスマスが素敵な一日になりますように！

ちなみに筆者は、今年も独りでクリスマスを過ごす予定です。できれば素敵な彼と過ごしたいのですが……。

※「マイナビウーマン」にて2013年11月に、webアンケート。有効回答数231件

(OFFICE-SANGA　岸 明花里)

※この記事は2013年12月12日に公開されたものです