ピラティス資格とは?ピラティスインストラクターになるには?ピラティスセラピスト資格が人気!必要な資格や仕事内容は?
ピラティスインストラクターとはどのような仕事でしょうか?ピラティスインストラクターになる為に必要な資格や、仕事内容等を詳しく説明していきます。
ピラティスインストラクターとは?
フィットネススタジオや、ピラティススタジオ、リハビリ施設等でピラティスの指導を行うのがピラティスインストラクターです。
ピラティスの意味
ピラティスは、ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが幼少期に自身の病弱な身体を改善する為に考案したのが始まりです。その後、第一次世界大戦で、従軍看護師として負傷兵の看護にあたり、兵士の回復を促進する為、寝たままリハビリできる様にと開発したエクササイズです。
さらに1926年にピラティスがアメリカに渡り、そのエクササイズがニューヨークのダンサーやアスリートの身体のケアとして受け入れられた事が、現在の美容やダイエットのためのピラティスにつながっています。
身体への負担が少ない為、年齢性別問わず行えます。
ピラティスの効果
ピラティスを行う事で、どの様な効果が期待できるのでしょうか?
1.姿勢改善
ピラティスを行うことで、背骨に近い、「腹横筋」という大きな筋肉を鍛えられる。
その為、背骨を正しい位置にする筋肉が強化され、左右のバランスがとれるようになり、姿勢の改善を期待できる。正しい筋肉の使い方やと正しい姿勢が身に付く事で、腰痛や肩こり、頭痛の解消にも繋がる。
2.インナーマッスルを鍛えられる
ピラティスは使う筋肉を意識しながら正確な動作を行うので、鍛える事が難しく、また鍛えているという実感がしにくい深層筋を鍛えられる。
この普段意識して使われる事が少ないインナーマッスルを鍛える事で、筋肉量が増加し、基礎代謝もアップする。1日の消費エネルギーが増加し、痩せやすい身体へ導いていく。
また重力の影響を受けて下がってくる内臓を正しい位置に戻すという効果もある。
3.自律神経を整える
24時間、自分の意志とは関係なく働き続ける自律神経は、内臓の働きや、代謝、体温をコントロールしている。
活動時や昼に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があり、このバランスが乱れると、身体に様々な不調が起きる。ピラティスでは常に呼吸を意識し、胸式呼吸を行う事で深い呼吸と横隔膜がリズム良く動き、自律神経の乱れを整える。
4.柔軟性が高まる
インナーマッスルを鍛えて身体の中心を安定させ、手足を滑らかに動かすので、身体の柔軟性が高まる。柔軟性の向上によって、関節の可動域が広がり、運動時の怪我の予防になる。
また、尾てい骨から頭蓋骨までを貫く脊椎周辺の筋肉と、骨盤周辺の筋肉の柔軟性を向上させる事で、美しい姿勢を維持できる。
ピラティスの種類
ピラティスのやり方には二種類あります。
1.マットピラティス
ヨガマットの上で行うエクササイズ。フィットネスクラブではこのマットピラティスが主流で、インストラクターの掛け声や音楽に合わせて、自分の体重を負荷に使って様々なポーズをとり、身体全体を使って全身をバランスよく鍛える。
集中して鍛えたい部位がある時は、ボールやローラーを使用するが、基本的にマットのみでエクササイズができるので、自宅でも簡単にできる。
2.マシンピラティス
専用のピラティスマシンを使用し、機械を調整して身体をサポートしながら安全に、また部分的に鍛えられる。
数百種類ものエクササイズがある。マシンピラティスの資格を取得するには、まず先にマットピラティスの資格を取得する。
ピラティスインストラクターの活躍できる場所と仕事内容とは?
ピラティスインストラクターとして活躍できる場所はいくつかあります。
- スタジオやフィットネスクラブ
- 公民館やカルチャースクール
- 自宅やレンタルスタジオを使用して、パーソナルレッスンや、ピラティス教室を開く。
ピラティスインストラクターの仕事内容
ピラティスを習いたい生徒の為に、筋肉の動かし方や正しい呼吸法、理想的な姿勢や身体の動きを指導します。
また、無理なポーズで怪我をしないように、解剖学や運動生理学、筋肉の名称、骨格などをしっかりと学び、安全にレッスンを行えるようにします。
ピラティスインストラクターの1日のスケジュール
ピラティスインストラクターとして働く時、どの様な1日を過ごすのでしょうか?
1.スタジオの準備
使用するマットを整えたり、安全にエクササイズが行える様にスタジオ内のチェックをする。
2.レッスンを行う
1レッスンの指導時間は45分~60分。ウォーミングアップから始まり、グループレッスンや個人レッスンなどその時の状況に応じたレッスン内容にする。
3.プログラム内容や、構成を考える
レッスンの合間には、生徒の習熟度やレベルに対応した内容を考える。常に新しい情報を取り入れる為にも、専門書等を読んで勉強する。
4.明日の準備やスタッフ間との打合せ
スタジオ内を清掃したり、他のスタッフとの共有事項を確認する。
この様に、レッスン以外にも様々な仕事があります。
※記載されているスケジュールは一例です。
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ピラティスインストラクターに向いている人や適性は?
ピラティスインストラクターに向いている人とは、どの様な人でしょうか?
1.ピラティスが好き
ピラティスが好きで、その魅力を1人でも多くの人に伝えたいという気持ちがある事。
また、自分自身がピラティスを突き詰めたいと思える人。
レッスンを行う以外に、スキルアップの為にも技術や理論を学び続ける必要があるので、好きという気持ちが大切。
2.人とのコミュニケーションが好き
レッスン中は生徒の怪我を予防する為にも、常に身体の状態を観察しながら指導する事が重要。積極的に声をかけて、アドバイスしたり、コミュニケーションを取る事は円滑なレッスンを行う事に繋がる。
3.前向きで明るく、努力家
明るく声掛けをし、親しみやすいインストラクターには生徒も多く集まる。また、生徒が理解できるように、わかりやすい指導を心掛けて、自分自身も常に学んでいくという努力が必要。
レッスン内容のわかりやすさは、ピラティスインストラクターやスタジオの評価にも繋がる。
4.体力があり、活動的な人
ほぼ1日ピラティスレッスンを行い、スタジオ間を移動したりするので体力は必要。
身体を動かす事が好きで活動的ならば、生徒の見本となる様な体形を維持する事にも繋がる。
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ピラティスインストラクターになる為の資格とは?
ピラティスインストラクターになる為に、必要な資格はありませんが、無資格の場合就職先を見つける事は難しいでしょう。
ピラティスインストラクターには、ピラティスに関する深い知識と、筋肉や骨格、解剖学や関節の働きなど、身体についての知識も必要となります。
ピラティスにはいくつか流派があり、学習時間やエクササイズ内容が異なります。
今回は7つの資格について特徴をまとめました。
1.FTP JAPAN
2000年にイギリス発祥のFTPが認可するトレーニングセンター、FTPJAPANを設立。マットピラティスとマタニティピラティスの資格を取得できる。取得期間が短く、受講費用も安価である。
2.basi(バシ)ピラティス
アメリカ最大級のピラティス教育団体。
世界30ヵ国で活動しており、現在のピラティス業界の基準となる存在。
3.PHIピラティス
PHIピラティス創始者であるルビィ氏が、カリフォルニア大学で20年以上に渡って研究したピラティス。
正しい姿勢を手に入れる事で、理想的な身体の動きに繋げる目的のエクササイズで、トップアスリートから高齢者まで対応できるプログラムが特徴。
4.Stott Pilates(ストット・ピラティス)
世界NO.1のピラティスブランドとして、高い注目を集めている。アスリートから高齢者、生涯や特殊条件を持つ人へのリハビリにも対応したピラティスを学べるのが特徴。
5.JAPICA日本ピラティス指導者協会
ピラティス氏によって考案されたエクササイズをもとに、日本人の骨格に合わせたアプローチ方法を加えた手法で、ニーズに合わせたきめ細かい対応ができるピラティスインストラクターを目指す。
コミュニケーションスキルを学べるのも特徴。
6.ピラティスインストラクター
ピラティスインストラクターは日本インストラクター技術協会の資格です。ピラティスエクササイズに関する基本的な知識を有していることを認定されます。 ピラティスの効果について正しく理解し、屈曲、伸展や肩、手足の運動など、ピラティスに必要な基本的な動きについて理解していることの証明になります。
7.ピラティスセラピスト
ピラティスセラピストは、日本メディカル心理セラピー協会の資格です。ピラティスを利用したセラピー(療法)を行う。ピラティスは身体の不調を治す高い効果が期待出来る為、セラピーに繋がる。
内臓脂肪が気になる中高年の男性で、ピラティスを始める人が多くなってきており、セラピーの面からも注目されている。
ピラティスインストラクターになるにはこの資格がおすすめ!
ピラティスインストラクターとして活躍したい方におすすめの資格や、充実した制度で安心して学べる資格講座を紹介します。
「ピラティスセラピスト認定試験」
ピラティスセラピストは、日本メディカル心理セラピー協会の資格です。ピラティスセラピストとして、ピラティスに関する以下の知識を有している事が証明されます。
・ピラティスについての、基本原則を理解し、集中力、創造力についてや、身体の動かし方、呼吸法、心のコントロール方法など。
・ピラティスエクササイズ以外にも、睡眠、食事、姿勢など、日常生活で意識するべき事。
また、資格取得後はピラティスセラピストとして、自宅やカルチャースクールで講師活動ができます。
公式サイト
https://www.domap.net/biyo/pilates/
「ピラティスインストラクター」
ピラティスインストラクターは日本インストラクター技術協会の資格です。ピラティスインストラクターとして、ピラティスエクササイズに関する以下の基本的な知識を有していることが認定されます。
・ピラティスの効果について正しく理解し、屈曲、伸展や肩、手足の運動など、ピラティスに必要な基本的な動きについて理解している事。
・ピラティスと呼吸の関係、筋、関節との関係を理解し、初心者向けのエクササイズから一人一人に合ったエクササイズの種類、プレピラティスの種類、ピラティスエクササイズの種類、ピラティス後のストレッチまでを理解し、実践できる事。
また資格取得後は、ピラティスインストラクターとして自宅やカルチャースクールで講師活動ができます。
公式サイト
https://www.jpinstructor.org/shikaku/pilates/
ピラティスインストラクター資格が取得できる通信講座
「ピラティスセラピストW資格取得講座」
諒設計アーキテクトラーニング通信講座のピラティスセラピストW資格取得講座は、自宅で課題を提出するだけで、最短2ヵ月で、次の二つの資格を取得できます。
諒設計アーキテクトラーニング通信講座カリキュラムは、
・1日30分程度の学習
・初心者でも、約6ヶ月で資格講座を学べる。
・最短2ヵ月でピラティスセラピスト資格を取得可能。
更に、諒設計アーキテクトラーニング通信講座限定で、各協会が指定するスペシャル講座を受講可能!
スペシャル講座とは?
添削課題を全てクリアした後、卒業課題を提出する事と試験免除で2資格が講座卒業と同時に認定される。
すぐにでも資格を取得したい方や、確実に資格取得をしたい方におすすめの講座です。
ピラティス資格を通信講座で取得できる諒設計アーキテクトラーニングはこちら!
「ピラティス資格取得講座」
SARAスクール通信講座のピラティス資格取得講座は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)、日本インストラクター技術協会(JIA)に認定された講座です。
「ピラティスセラピスト資格」と「ピラティスインストラクター資格」の2つの資格を取得できます。
また、選べる2つのコースがあります。
基本コース
・基本コースで学習して、各種資格協会へ試験申し込みをし、受験する。
・資格試験料金は別途必要だが、初期投資は安価に抑えられる。
プラチナコース
・プラチナコースを受講し、課題を提出するだけで在宅で卒業時に2資格が認定授与される。
・資格試験料金、資格試験対策の学習は一切必要ない。
短期間で確実にピラティスの資格を取得できます。
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参考文献:ピラティス資格のおすすめ5選!ピラティスインストラクター資格通信講座
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