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始まりは自律神経の乱れから! うつにならないために避けたいNG行動・8つ

頭痛人がストレスを感じたとき、普通は乗り越えられますが、ストレスが重なると仕事や勉強、家事などをするのもやっとの状態になり、最終的にはやる気が起きなくなってきます。
実は、これがうつ病なのです。ストレスが高じて、何事にも少しやる気を失いかけているという人は要注意! すでにうつ状態にさしかかっているかもしれません。これ以上悪化ないためにはどうすればいいのでしょうか? そこで、うつ・自律神経失調症の整体院 健療院グループ 総院長の鈴木直人先生に伺った「うつにならないために避けたいNG行動」を8つご紹介します。

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うつにいたるまでの前段階って?

うつにならないためには、うつにいたるまでの段階でいかにストップをかけるかがポイントになります。そこで、うつの前段階について鈴木先生に伺いました。

「うつの入り口は、自律神経の乱れです。自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、この二つの神経はストレスによって働きが乱れます。夜、リラックスしてぐっすり眠りたいときに、交感神経が活発に働いてしまい、眠れないということがあるでしょう。このように、本来、副交感神経を働かせないといけないときに、交感神経が働いてしまったり、反対に交換神経を働かせないといけないときに、副交感神経が働いてしまったりする状態が、自律神経の乱れた状態です。」(鈴木先生)


■うつにならないために避けたいNG行動8つ

そこで、うつの入り口である自律神経の乱れを促進させ、うつに傾いてしまうNG行動を鈴木先生に8つ挙げてもらいました。

・頭痛やめまい、不眠など自律神経の乱れを感じても休まず、仕事や勉強を無理にがんばり続ける
・嫌なことがあっても我慢して、感情を胸のうちに留める
・何でもネガティブに考える
・睡眠不足を続ける
・姿勢が悪いまま歩いたり、仕事や勉強をしたりする
・元気を出すためにコーヒーや紅茶などのカフェインを摂取する
・空腹時に砂糖を使った甘いものを食べる
・夏の冷房で身体を冷やし過ぎるなど、温度・湿度の管理を怠る

つまり、うつの原因といわれる4つのストレスを避けることがポイントになります。
4つのストレスとは、「精神的ストレス」「構造的ストレス」「化学的ストレス」「温度と湿度のストレス」です。

「疲れているのに無理に仕事を頑張りすぎたり、感情を抑圧したり、ネガティブな思考を続けたりすることは精神的ストレスを助長します。また、感情を抑圧すると筋肉が緊張し、体のゆがみも生じてきます。これが構造的ストレスを受けている状態です。カフェインや砂糖などの化学的なストレスや、きちんと環境の温度管理などを行い、湿度と温度のストレスを避けるのも、うつを回避するためには重要なことです。」(鈴木先生)

少しでもこの8つの行動に思い当たる節のある人は、注意して生活してみてください。

(石原 亜香利)

※この記事は2014年10月05日に公開されたものです

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