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喫煙者の不整脈はヤバい!? “ドキドキ”はトキメキではありません!

タバコ不整脈は、疲れている時や、睡眠不足の際、あるいは飲酒時に出ることがあります。症状や感じ方は、 “脈が飛ぶ”、“動悸がする”、“胸のあたりがなんとなく気持ちわるく不快”など、人によってさまざま。反対に、まったく自覚症状のない方もいます。そんな不整脈には、放っておいてもよいものと、すぐに治療が必要なものがあるのですが、その見極めポイントとは。

■健康診断で一度でも異常を認めた場合は要注意
健康診断の心電図検査で、引っかかった経験がある人が再度、何らかの胸部症状を感じたら、すぐに循環器内科を受診してください。そして、異常を指摘されたら、「エコー検査」や「24時間心電図検査」などで、きっちりと心臓の状態を診てもらうようにしましょう。
■高血圧や糖尿病の方、喫煙者も油断禁物
高血圧、糖尿病、脂質異常、タバコを吸っている、など、ひとつでも該当する人の不整脈は、狭心症や心筋梗塞のサインかもしれません! その場合、自己診断はせず、必ず専門医に相談を。
■命にかかわる不整脈のサイン・3つ

1:目の前が真っ暗になって意識が遠のく
2:冷や汗が出る
3:最高血圧が普段の平均より40以上低い場合

これらを認めた場合は、すぐに病院を受診しましょう。その場合、絶対に自分で車を運転してはいけません。状態が悪ければ迷わず救急車を呼びましょう。

■急に、ご家族・友人が倒れてしまったら

ご家族や友人など身近の方が、心臓の不調を訴え、急に倒れてしまった場合は、まず声をかけて反応があるか、息をしているかどうかを確認してください。反応がなければ、直ちに救急車を呼びましょう。そして、もしすぐに意識が戻ったとしても、念のため病院を受診させてください。

■まとめ
不整脈は時として、命にかかわることもあります。症状がツラい場合は、救急車を呼ぶことをためらわず専門医を頼りましょう。
(文:36歳女性内科医/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)
※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

 

 

※この記事は2014年10月06日に公開されたものです

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