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自己評価の低い人、高い人のモチベーションの上げ方の違い

練習ではうまくいっても、なかなか本番で思うような結果が出せない……。そんな悩みにぶつかった経験がある人は、きっと多いはず。では、どうすれば「本番に強い自分」を作れるのでしょう? 今回は、その方法をいくつかご紹介します。

【本番前に言い訳をしたくなる心理「セルフ・ハンディキャッピング」】

「見物効果」で、やる気も成果もアップ!

人は、他者から見られていると、やる気、仕事の量、スピード、質などが変化する生き物です。この現象を、心理学では「見物効果」(または観客効果)と言います。その名の由来は、スポーツの試合で観客がいる方が選手のやる気が増す、という話から来ていますが、実はこれ、普段の生活でもよく見られる心理行動なんです。

たとえば、カフェで仕事や勉強をすると集中できる、上司が横にいると仕事の進み具合が早くなる、など。このように、他人の目があると「見られている自分」を意識して、やる気も成果もアップしやすいのです。

自己評価の高い人には、励ましの言葉を送るべし

「自分はできる人間だ」と思っている人は、たいがい本番に強いもの。本番で成果を残すプロスポーツ選手にも、自分の力を信じる「根拠のない自信」を持っている人が多いと言います。このような自己評価の高い人には、その人が持つ自信を肯定してさらに後押しするように、ポジティブな励ましの言葉を送ってあげるのが効果的。

それによってますます自信が強くなり、本番で成功する確率もアップします。

自己評価の低い人には、期待をかけすぎる言葉はNG

一方、「どうせ自分なんて……」と思っている、自己評価の低い人には、本番前のポジティブな励ましがかえって逆効果をもたらす恐れがあります。緊張でネガティブモードが加速してしまわないように、過度な期待がかかるような言葉は、使わないようにしましょう。

こういう相手には、「勝ち負けにこだわらなくていいよ」「うまくやろうとしすぎない方がいいよ」など、心がフラットな状態になるような言葉がけがベターです。

本番前に必ず「ゲン担ぎ」をする人だっていますし、本番に強くなる方法は、きっと人それぞれ。上記の内容も参考にしつつ、色々と試してみて、自分に合った方法を見つけてくださいね!

※この記事は2014年09月17日に公開されたものです

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