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神話で戦車をひいていた「北欧の猫」が、じつは実在する!?

ノルウェー出身の猫で、今、人気急上昇中だと言われているのが、「ノルウェージャンフォレストキャット」。この猫って、一体どんな猫? その姿かたちや毛色、性格などについて調べてみました。実は、神話の中では女神の戦車をひいていた猫とも言われているのだとか! 猫好きさんは必見です。

■毛色はいろいろ!

ノルウェージャンフォレストキャットは、北欧の寒いなかでも耐えられる、ダブルコートと呼ばれる二層構造の被毛でフワフワな毛並みが特徴です。写真のとおり体格もけっこうがっしりしていますね。同じくフワフワな毛並みで、がっしりした体格のメインクーンと呼ばれる猫と、見た目がとても似ている猫ですが、メインクーンは鼻筋に丸みがあるのに対して、ノルウェージャンフォレストキャットは、鼻筋がすっと通っています。そして、単色のものもいれば、ブルータビー、シルバータビーなど、いろんな毛色の猫も多いのが特徴です。

■がっしりした体格で女神の戦車をひいていた!

ノルウェー神話の中に出てくる、「雷神でも、持ち上げられなかった猫」、「女神フレイヤの戦車をひいていた、二匹の猫」のモチーフとなった猫はノルウェージャンフォレストキャットだと考えられています。ノルウェージャンフォレストキャットは、それほどがっしりした体格だということ。しかし実際のノルウェージャンフォレストキャットは、女神フレイヤにもお仕えする従順な猫というよりは、もう少しおちゃめで陽気な猫です。

■とっても陽気でおちゃめな性格

高貴で人を寄せ付けない性格や、おしとやかに音を立てずに歩く猫が多い中、ノルウェージャンフォレストキャットは足音もドタバタと騒がしく、人を見るとじゃれ合おうとする等、陽気でおちゃめな猫が多いとか。とっても人懐っこく、まるで犬みたいな猫という声も聞かれます。

ちなみにノルウェーではノルウェージャンフォレストキャットのことを「スコグカッテル」と呼びます。この意味は森の猫という意味なのだとか。北欧の自然の中に適合できる猫だということがわかる名前ですね。日本語で「すごく飼ってる」という意味にも聞こえる、おもしろい名前です。

ノルウェージャンフォレストキャットは今、専門のブリーダーが日本にあらわれるまでの人気のある猫です。ぜひ機会がありましたら、実際に目にしてみて、そのかわいい姿や立ち振る舞いを確認してみてくださいね! とってもキュートな猫ちゃんです。

(ファナティック)

※この記事は2014年06月05日に公開されたものです

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