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結婚後の女性の働き方……男性と女性、それぞれの理想にギャップが!!

以前は「結婚」=「寿退社」=「女の花道」と考えられていました。が、最近の傾向は違っている様子。というのは、結婚後の理想の働き方を男女ともにアンケートしたところ、男女間の考えに意外なギャップが発見されたのです!

Q.女性に質問! 結婚後の理想の働き方は?

このまま正社員で働き続けたい 45.7%
パートやアルバイトなど、ペースを落として働きたい 37.7%
専業主婦になりたい 15.3%
その他 1.3%

Q.男性に質問! 結婚後の奥さんの理想の働き方は?

正社員で働き続けてほしい 61.6%
パートやアルバイトなど、ペースを落として働いてほしい 23.9%
専業主婦になってほしい 7.5%
その他 6.9%

男性の6割強が「正社員で働き続けてほしい」と思っているのに対し、女性でそう思っているのは半数以下という事実が明らかになりました。もし、結婚を真剣に考えている男女にこんなギャップがあったら、かなりイタい状況です。彼と彼女のギャップにはどんなリアルが存在するのでしょうか。

■正社員で働くのはちょっと……女性のホンネ

・「子どもがほしいと思っているが、正社員で働いている現状ではいろいろと難しい気がするから」(28歳女性/その他/その他)

・「家事もして子育てしてとなると、イライラしそうだから」(30歳女性/金融・証券/販売職・サービス系)

・「仕事はしたいが、家事の割合は自分のほうが多くなると思うので、パートやアルバイトのほうが長続きしそう」(26歳女性/金融・証券/事務系・販売職)

・「どちらも中途半端になりそうだから」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)

・「専業主婦で子どもや旦那さんの帰りを家で迎えるのが夢だから」(26歳女性/医療・福祉/事務系専門職)

・「母親が専業主婦だし、専業主婦のほうが自分に子どもができたときにかかわれる時間が多そう」(22歳女性/学校・教育関連/専門職)

女性のホンネは家事と育児抜きでは語れません。正社員はイヤといっても、単に「外で働くのがイヤなの」「楽をしたいの」という理由は主流派ではありません。家事と育児という「仕事」を真面目に考えているからなのです。

■正社員で働いてほしい……男性のホンネ

・「そうでもしないと食べていけないから」(26歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「正社員は一度離れると難しいと思うから」(32歳男性/医薬品・化粧品/技術職)

・「子どもができるまでの間に、なるべくお金を貯めておきたいから」(24歳男性/生保・損保/事務系専門職)

・「今まで積み重ねてきたキャリアや経験、やりがいなどの大切さは自分だけでなく相手だって同じなので、結婚を理由に大切なものを潰したくないので」(32歳男性/情報・IT/技術職)

・「女性も社会的な地位を獲得してきたと思うし、自分に何かあってもひとりで何とかできるスキルは持っておいてほしいので」(28歳男性/建設・土木/技術職)

やはり多かったのは経済的な理由ですが、女性のキャリアを重要視しているコメントや、「男性が一家を支えるような価値観は終わり。お互いが納得するようなライフスタイルを送るべきだ」(31歳男性/機械・精密機器/販売職・サービス系)という注目すべき発言が見られました。しかし結婚の次に想定されるのは、出産・育児というパターン。現実的な選択は「子どもができるまでは正社員。その後は子育てとのバランスで」(33歳男性/通信/事務系専門職)になるのでしょうか?

見えてきたのは従来のような「結婚したら女性は家庭に入る」考えは男女ともに少数派というリアル。結婚後の働き方は、それぞれの価値観によって十人十色の時代のようです。まさにいま進化のまっただ中にあるといえるかも。お互いの考えをよく聞かないと、埋まらないギャップに発展してしまうかもしれないのでご用心!

(ファナティック)

※マイナビウーマン調べ(2013年10月にWebアンケート。有効回答数459件。22歳~34歳の社会人男性・女性)

※この記事は2014年04月20日に公開されたものです

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