シニア世代の女性にも“友チョコ”が浸透!? 60歳以上のバレンタインデーとは?
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、Tカードを利用している60歳以上の男女543名のT会員を対象に、「バレンタインデーに関するアンケート調査」を実施し、結果を発表した。
【きたるバレンタイン!“友チョコ”の習慣はいつから?】
同調査によると、60歳以上の男性の25.9%が「バレンタインデーにチョコレートなどの贈り物が欲しい」と回答。一方、60歳以上の女性の33.9%が「今年バレンタインデーにチョコレートなどを贈る予定がある」と回答した。
続いて、60歳以上の男性に、ここ数年もらうバレンタインデーのチョコレートなどの数を聞いたところ、最も多かった回答は「1~2個」(54.2%)、次いで、「3~4個」(24.8%)、「0個」(13.3%)となった。チョコレートがもらえなかった人が1割強いる中で、「5~10個」(5.6%)、「10個以上」(2.1%)のチョコレートをもらっている人も合計で7.7%もいることが分かった。
一方、60歳以上の女性に、今年のバレンタインデーのチョコレートなどは全部でいくつ贈る予定かを聞いたところ、最も多かった回答は「0個/贈らない・まだ決めていない」(66.1%)、次いで、「1~2個」(15.6%)、「3~4個」(12.1%)という結果となった。
次に、60歳以上の男性に、バレンタインデーのチョコレートは誰からもらっているのかを聞いたところ、最も多かった回答は「妻」が66.9%、続いて、「子供」が49.2%、「職場の女性」が31.9%、また、最近のシニア世代はライフスタイルを謳歌していることも影響してか、「女友達」が19.4%となった。
一方、60歳以上の女性に、今年は誰にチョコレートなどの贈り物をする予定かを聞いたところ、最も多かった回答は「夫」で59.8%、続いて、「息子」が46.0%、「孫」が24.1%となり、シニア世代の女性は自身の家族にチョコレートを贈る予定の人が多いことが分かった。家族以外で贈り物をする相手は、「職場の男性」が12.6%、「男友達」が11.5%、「女友達」が8.0%となり、シニア世代の女性にも“友チョコ”が浸透し始めていることがうかがえる。
60歳以上の男性が、ホワイトデーにお返しをしているかを聞いたところ、66.9%が「お返しをしている」と回答。その際に、お返しにかける金額は1,000円以上かけている人が合計8割で、順に、「1,000~2,000円未満」(43.4%)、「2,000円~3,000円未満」(18.1%)、「3,000円~5,000円未満」(16.9%)、「500円~1,000円未満」(15.1%)となり、シニア世代の男性は比較的お金をかけて贈り物をしていることが分かった。
一方、60歳以上の女性に、今年のバレンタインデーに渡す贈り物1個あたりにかける金額を聞いたところ、1,000円未満の人が合計6割で、順に、「500~1,000円未満」(40.2%)、「1,000円~2,000円未満」(32.2%)、「2,000円~3,000円未満」(16.1%)、「300~400円未満」(13.8%)となり、シニア世代の女性は、男性に比べるとバレンタインデーの贈り物にかける金額が低い傾向にあった。
最後に、バレンタインデーについてどう思うかを聞いたところ、男性の1位は「年齢に関わらず楽しめるのでよい」(34.6%)、2位は「家族で楽しめるのでよい」(31.5%)、3位は「ホワイトデーのお返しが面倒」(30.8%)、4位は「夫婦や恋人のコミュニケーションによい」(29.4%)、5位は「自分には関係のない日(どうでもいい日)」(19.9%)となった。
一方、女性の1位は「年齢に関わらず楽しめるのでよい」(32.9%)、2位は「家族で楽しめるのでよい」(31.9%)、3位は「夫婦や恋人のコミュニケーションによい」(26.9%)、4位は「自分には関係のない日(どうでもいい日)」(21.4%)、5位は「お世話になっている人にお礼ができるのでよい」(19.8%)という結果となった。
※この記事は2014年02月12日に公開されたものです