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あなたもかくれ不眠かも!?自分の睡眠状態を認識してスリープマネジメントを

登録会員を対象としたモニタ調査結果より(2013年4月睡眠改善委員会調べ)

杏林大学医学部・精神神経科教授の古賀良彦氏を中心とする『睡眠改善委員会』は、登録会員を対象としたモニタ調査(オムロンヘルスケア「ウエルネスリンク(現:わたしムーブ)」会員活用)で、「かくれ不眠」と想定される男女134名の睡眠を計測することにより、中途覚醒と「かくれ不眠」5タイプの関係を調査した。

同委員会では、睡眠を軽視している人、専門治療は必要ないものの一時的な不眠症状があったり、睡眠に対しての悩みを周囲に相談できずに抱え込んでいる人を「かくれ不眠(r)」と定義。「かくれ不眠」は症状や生活習慣に応じて「生活不規則タイプ」「自分は大丈夫タイプ」「高ストレスタイプ」「眠りが浅いタイプ」「初期かくれ不眠タイプ」の5つに分類される。

このほどの調査により、「自分は大丈夫タイプ」「高ストレスタイプ」は、睡眠途中で目が覚める「中途覚醒」の回数が多く、時間も長いことがわかった。さらに「自分は大丈夫タイプ」はぐっすり眠る時間も極端に短いということがわかった。

2013年2月に実施された勤労者における睡眠に関する調査によると、「中途覚醒」による「かくれ不眠」は仕事への意欲が下がったり、新しい仕事に取り組む意志が弱くなったりとビジネスにおいても様々な弊害をもたらすことがわかる。

20~64歳の勤労者を対象としたインターネット調査結果より(2013年2月睡眠改善委員会調べ)

もしも「中途覚醒」または「ぐっすり睡眠」が平均より劣る場合は、「自分は大丈夫タイプ」または「高ストレスタイプ」である可能性が高く、同委員会は「かくれ不眠」の改善に市販の睡眠改善薬を使用したセルフメディケーションによる対処を推進している。それ以外は、自分なりに日頃の行動にセルフケアを取り入れ入ることで改善が見込まれるという。

スリープマネジメントで客観的に自分の睡眠を知る

※この記事は2013年10月02日に公開されたものです

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