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40代~60代の男女の約半数、「脳が疲れていると感じることがある」

日常生活でストレスを感じることがある?

プラズマローゲン株式会社は、全国の40歳~69歳の男女600人を対象に、「脳疲労」をテーマとしたインターネット調査を実施した。

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同調査において、日常生活でストレスを感じることがあるか聞いたたところ、「とても感じる」(24.0%)、「やや感じる」(47.8%)を合わせた71.8%の人が日常生活でストレスを感じると回答した。

男女別・年代別でみると、ストレスを感じる割合は男女では差がなく、男女ともに「ストレスを感じる」と回答した人の割合は、40代が最も多い結果とった。40代は働き盛りであり、子育てもしていると考えられ、さまざまな要因でストレスがかかることが推測される。各性別・各年代の中で唯一、60代男性においては53.0%が「ストレスを感じない」と回答。「ストレスを感じる」(47.0%)と回答した人の割合を上回った。

日常生活でストレスを感じることがある?(男女・年代別)

また、日常生活で脳が疲れていると感じることがあるか尋ねたところ、「はい」と回答した人の割合が48.7%という結果になった。半数近くの人が、身体の疲れと区別して、「脳が疲れている」感覚を覚えていることがわかった。

ストレスと脳疲労の間に相関関係があるかを知るため、脳が疲れていると感じたことがある人に、日常生活でストレスを感じることがあるかを質問した。日常生活で「脳が疲れている」と感じることがある人のうち、ストレスを「とても感じる」と回答した人は40.1%、「やや感じる」と回答した人は47.3%となった。この結果から、脳疲労を感じる人の87.4%がストレスを感じており、脳疲労を感じやすい人は日常的にストレスを抱えている傾向があるといえそうだ。

「脳が疲れていると感じることがある」×「日常生活でストレスを感じることがあるか」

脳が疲れていると感じる頻度で、最も多かったのは「週に2~3回程度」の28.8%。「毎日」(16.4%)、「常に」(7.9%)と合わせると、脳疲労を感じる人の半数以上は、週に2~3回以上の頻度で脳疲労を感じているという結果になり、日常生活の中で脳疲労に陥るきっかけが多いことが予想される。また、脳疲労を感じる人の4人に1人が、「常に」または「毎日」脳の疲れを感じると回答していることから、脳疲労は回復しにくく、また慢性化しやすい傾向があるといえるかもしれない。

「脳が疲れている」と感じる頻度

日常生活で脳が疲れていると感じた体験を自由回答で尋ねたところ、「フワフワしている」(43歳女性)、「テレビを見ていても出演者の名前を思い出せない」(50歳女性)、「いつもやっている仕事の手順を間違えたり、度忘れしたりする」(58歳男性)、「2つのことを同時に進行しようと思っても、1つをしている間に、もう1つはすっかり忘れてしまっている時がある」(62歳女性)など、さまざまな声があがった。

脳疲労を感じた時にとる行動で、最も多かった回答は「早く就寝する」44.2%。次いで、「昼寝をする」22.5%となり、睡眠をとることで働き疲れた脳を休ませる人が多いことがわかった。そのほか、「ゆっくりお風呂に入る」(19.3%)、「お酒を飲む」(12.6%)、「テレビを見る」(11.9%)、「栄養剤やサプリメントを飲む」(10.9%)、「パソコンや携帯電話(スマートフォン)を見ないようにする」(10.5%)なども多く見られた。

※この記事は2013年09月20日に公開されたものです

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