#120 好きな人を「喜ばせることができる」何気ないフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.120
「あなたと喋る時は素で話せるんだよね」
この言葉の効果
好きな人と、より親密になることができるラブスペルです。
もう一歩恋を前に進めたい時に唱えましょう。
私たちは心のどこかで「素で話せる関係」を求めています。学校や職場といった社会的な人間関係の中で、役を演じたり、仮面を被ったりする毎日ですから、気をぬいてコミュニケーションできる場所を探しているのですね。
逆にいえば、私たちは「目の前の相手は素で接してくれているだろうか」を気にしながら生きているわけです。
もし素で接してくれていたら、それは心を許してくれている(自分のコミュニケーションが正しい)ということですし、素ではないとしたら相手にストレスを与えていることになるからです。
だからこそ「私は素で話せていますよ」と伝えることに意味があるのです。
いわば「私はあなたの前ではリラックスできています。何も不都合は感じていないので、いまは素晴らしい時間です。私たちは良い関係に進んでいると感じています」と暗示しているわけです。
ラブスペルの使い方
出会いの序盤でも、デートを重ねた時でも使えます。
会話が弾んだあとに唱えましょう。ふと思いついたように言葉にするのがコツです。
少し腹黒い話をしますと、本当に、その時貴女が素で話せている必要はありません。ただ唱えることだけが大切なのです。すると彼は「素で話してくれているんだな」と認識するからです。
もちろん違和感のないようにリラックスできていることが重要です。体が緊張でかちこちなのに、このラブスペルを唱えても疑わしいですから。
唱えたあとは、もとの話題に戻るなり、他の話題に移るなりして構いません。しっかり楔のように、彼の心に刺さっています。彼がすこし嬉しそうにしているのが分かるでしょう。
彼も素にさせる
このラブスペルには、もう一段階深い効果が潜んでいます。
それは「彼も素の状態にさせる」というものです。
このラブスペルで「私は素の状態のようです」と伝えると、その報告を通して「じゃあ僕も素に近い状態でコミュニケーションをしているようだ」と感じてくれます。
本来的には「貴女が素であること」と「彼が素であること」は全く異なります。
しかし、このラブスペルを唱えることで、ふわりと彼にも素の状態になるように心理誘導できるのです。こんな効果があることも知っておきましょう。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2024年06月13日に公開されたものです