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自分のホンネを知るために必要なウニヒピリとのおしゃべり

突然ですが、今のあなたは自分のホンネに向き合えていますか?「毎日、会社と家との往復で気力、体力ともに余裕がない」「ワクワクした気持ちを久しく感じていないな」なんて感じている方もいるのではないでしょうか。

突然ですが、今のあなたは自分のホンネに向き合えていますか?

「毎日、会社と家との往復で気力、体力ともに余裕がない」「ワクワクした気持ちを久しく感じていないな」なんて感じている方もいるのではないでしょうか。そして、好きでも嫌いでもない仕事をこなす毎日になにか物足りなさを感じていませんか。

私も数年前まで、「今の仕事や生活がすごく嫌というわけではないけれど、毎日なにか物足りないな……」そんなモヤっとした気持ちを抱えたまま過ごしていました。でも今は、あることがきっかけで自分のホンネを知ることができ、今「本当にやりたいこと」にチャレンジできています。

今日は、今の私をつくったターニングポイントと、その当時私が考えたことについてお話ししたいと思います。先に少しお伝えすると、鍵となったのは「ウニヒピリ」の存在に気付いたことだと思います。みなさんは「ウニヒピリ」って知っていますか?また後段でお話ししますが、とても可愛い響きでしょう?

もしあなたが今、漠然と自分の生き方にモヤモヤを抱えているのであれば、私の経験がなにかヒントになったらいいなと思います。

今の私をつくったターニングポイント

今の私をつくったターニングポイント

私にとっての一番のターニングポイントは、新型コロナウイルス国内感染拡大を防止するための会社の臨時休業でした。私が働いていた会社は、2020年春、人が集まる施設ということで約1ヵ月間、店舗を閉めることになったのです。

お店がないとなにもできない自分の価値って何だろう、一人ではなにも生み出せない自分から会社を取ったらなにが残るのだろう、安定だと思っていた会社員という生き方についても、会社に頼りきっている状態って実は不安定なのでは……?色々な考えが頭の中を巡りました。

休業前は仕事が忙しいことを理由にやりたいことがやれないと嘆いていた私でしたが、私のように結局やらない人はいくら時間があってもやらないということもよく分かりました。

そもそも、その「やりたい事」とは何だったのでしょうか?

その「やりたい事」を言語化するために、この休業期間で一度しっかり自分のホンネと向き合ってみようと決心したのです。

ただ、向き合うといっても、どう向き合えばいいのだろう?私がそんなモヤモヤしている時に出会ったのが、吉本ばななさんと平良アイリーンさんの「ウニヒピリのおしゃべり」という本でした。

今の私をつくったターニングポイント

「ウニヒピリ……?」初めて聞くかわいい響きの言葉。みなさんは聞いたことがありますか?

ハワイ語で「内なる子供」という意味だそうです。自分の中には小さい女の子がいて、「本当はこうしたい」「本当は嫌だ」というその子のホンネに耳を傾けることで本当の自分を生きることができるということが書かれています。

頭の中だけで考えることが苦手な私は、自分の気持ちを整理するために紙に書きながら、自分の中にいるウニヒピリと対話する習慣をつけようと思いました。

自分のホンネとの向き合い方

自分のホンネとの向き合い方

「ウニヒピリ」との対話は、日常のストレス軽減にも繋がると本には書かれています。例えば、本当はその場にいたくないのにこの人のこと好きだから、友人だからという理屈で「ギリギリまでその場にいよう」とウニヒピリの声を無視して過ごすと、気付かぬうちにストレスが溜まってきますよね。

同じように、色々な理屈で自分が「本当にやりたい」「好きだ」と思っていることを我慢するのが、日々のモヤモヤの原因になっているのかもしれません。

ウニヒピリの存在を意識するようになった私がどのように自分のホンネと向き合ったのか、簡単にご紹介しますね。

それは、この2つです。

・毎日日記を書く(考えや感情、その日の学びを言語化してみる)

・好きなことを書き出す(好きなコト、好きな場所、好きな色、好きな言葉などを書いてみる)

とてもシンプルですが、自分のホンネが見えてきます。

毎日日記を書くというのは、当時の私にとって精神安定剤のような役割を担ってくれていたように思います。日々感じる不安や考えたこと、Youtubeで新しく触れた価値観や生き方についての学びなどを毎日1行でもいいから書き留めておく。そうすることで、頭で考えていたときはぼんやりしていた感情や考えがくっきり輪郭を持つような、なんとなく頭が整理できるような気がしていました。

次に、好きなことを書き出すというのは、例えば、旅に出る、緑色、料理をすること、静かな場所で読書をする、絵を書く、北欧雑貨などなど。好きなことやものには正直に感情をあらわにしていた幼少期を想像しながら、書き出していきます。書いているうちに自分が本当はやりたいけど、日々の忙しさや環境を言い訳にあきらめていた数々の「自分のホンネ」に気が付くのです。

「本当はこんな趣味に挑戦したい」「本当はこんな働き方がしたい」「本当はこんな自分になりたい」という自分のホンネ。ぜひ、みなさんもそのホンネが出てきたらぎゅっと抱きしめてあげてください。

そして、その自分の中の気持ちを胸に次の一歩を踏み出しましょう。

これが私の、自分のホンネとの向き合い方です。

ウニヒピリの声を聞きながら新な一歩を踏み出そう

ウニヒピリの声を聞きながら新な一歩を踏み出そう

自分のホンネが少し分かったところで、そのやりたい事をどのように実現していけばいいのでしょうか?もしかすると自分が何に興味があるかは分かったけれど、具体的にこれがしたい!というイメージがまだわいていないという方もいるかもしれませんね。

私も、このターニングポイントになった会社の休業期間で、自分の思考や好きなことなどに向き合ってホンネに敏感にはなったものの、次の一歩に戸惑いました。

趣味をSNSで発信してみたり、漢方養生指導士の資格をとってみたり、noteで記事を書いてみたりと何かしたい気持ちはあるものの、どうやって道を切り開いていくのかよく分からない。次はそんなモヤモヤが押し寄せてきたのです。

そんな私の悩みを解消してくれたのがInstagramの広告でたまたま目にしたSHElikesという女性向けオンラインキャリアスクールでした。ライターやWEBデザイナーなど好きをそのままスキルにできる42のコースが学び放題。まさに、この自分のホンネをどのように突き詰めていけばいいのか、そして今まで自分の中で諦めていたことに挑戦していきたいと思いながらもその先への進み方が分からない私にはぴったりのスクールでした。

「人は自分以外の人を変えられないというのが大原則だと思うんです。」という「ウニヒピリのおしゃべり」の本の中で吉本ばななさんが語られていた印象的な言葉が私の背中を押してくれたのです。

吉本ばななさんが言うように、変わりたいなら自分で行動していくしかないということですよね。

あなたも、自分の中にいる「ウニヒピリ」としゃべりながら、自分のホンネに忠実に、そしてワクワクする人生の一歩を踏み出してみませんか。

本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 MAI MORIOKAさん)

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※この記事は2024年01月29日に公開されたものです

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