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明太子食べまくり! 福岡めんたい女子旅へ

小浜みゆ

私は旅行先を決める時に「本場の○○が食べたい!」と食を目的にすることがよくあります。仙台へ牛タンを食べに行ったり、台湾へマンゴーを食べに行ったり。そして今回、訪れたのは最強のごはんのおとも「明太子」の街、「福岡」です!

明太子はスーパーでも売っていますが、やっぱり本場で食べると全然、違う……。グランドオープンしたやまやの工場見学を中心に楽しむ、1泊2日、福岡めんたい女子旅をレポートします!

明太子を好きなだけ食べられる! 「やまやファクトリーテラス」で工場見学

羽田空港から約2時間、飛行機に乗って福岡空港に到着。まずはホテルに荷物を置きに、博多駅へと向かいました。博多駅のお土産屋さんに行くと、早速、明太子屋さんだらけ! 福岡県内には明太子のメーカーが200社以上あるとされていて、それぞれ味や辛さが異なり、お土産店では試食しながら自分の好みの明太子を探すこともできます。

続いて向かったのは、明太子の工場見学ができる「Yamaya Factory Terrace(やまやファクトリーテラス)」! 2023年9月にオープンしたばかりで、福岡の新たな観光スポットです。土日祝日はJR篠栗駅より無料シャトルバスが運行中。明太子の歴史や作り方を学びつつ、レストランで食事をしたり、マーケットでお土産を買ったりとたっぷり遊べます。次々と明太子が計量されている様子を見るだけで楽しい! 工場見学は無料で、予約不要です。

やまやファクトリーテラスのレストランは明太子をはじめ、九州のおいしい食を堪能できるメニューばかり。そして嬉しいことに、「めんたいビュッフェセット」を選ぶと、明太子がおかわり自由なんです! めんたいビュッフェセットは「九州産鶏もも鉄板焼き(1,800円)」や「できたてめんたいパスタセット(1,580円)」などメインを選ぶことができ、明太子、サラダ、ごはん、味噌汁、だしなどが何回でもおかわりできます。明太子を好きなだけ食べて良いなんて、明太子好きには夢のよう……!

しかも、おかわり自由の明太子は「できたてめんたい」といって、普通の明太子とは一味違います。通常明太子は商品完成後、冷凍するのが一般的。ですが、この「できたてめんたい」は一度も冷凍していない、できたてなのです。冷凍しないと「粒」の食感が全然違って、プチプチ感がすごい……! やまやの明太子は「たらこ」から製造しており、弾力のある粒に仕上げるのがこだわりです。

オリジナル明太子を作る「漬け込み体験」もおすすめの楽しみ方。明太子の作り方を学びながら、唐辛子や柚子胡椒の量を調整して自分の好みの味を作れます。やまやの明太子はマイルドな辛さでとても食べやすいのですが、漬け込み体験なら超激辛も、辛さ控えめも思いのまま! やまやの明太子は「168時間熟成」することも特徴で、自宅の冷蔵庫で寝かせて7日後が食べごろ。私は柚子胡椒多めにして、柚子風味増し増しな明太子に仕上がりました。体験料金は子ども2,000円・大人5,000円で、Webサイトより事前予約可能です。

やまやファクトリーテラスでは限定品も見逃せません。工場から88歩で店頭に並ぶお得な「八十八っ歩めんたい(300g 1,680円)」や、やまやの商品がお得に買えちゃう「工場見学に行ってきましたセット(1,200円)」はここでしか買えません! セットはめんたいふりかけなどごはんに合う商品が入った「和のおとも」と、めんたいペペロンチーノ【パスタソース】などが入った「洋のおとも」の2種類です。やまやファクトリーテラスはキャッシュレス決済のみ対応で、現金は使えないので注意してくださいね(※中身の内容は変更になる場合があります)。

・Yamaya Factory Terrace(やまやファクトリーテラス)
住所:福岡県糟屋郡篠栗町彩り台1-1 2階
HP:https://www.yamaya.com/factoryterrace/

 

ふわふわ山芋×明太子がやば……屋台の明太子料理を大満喫

博多で夕食を食べるなら、楽しみたいのが「屋台」。屋台で有名な中洲エリアで、ラーメンをはじめ明太子料理も食べられるのが「中洲の屋台 小島商店 feat シラチャンラーメン」です。訪れたのは平日の夜だったにも関わらず、お店は行列ができるほど人気!

「これでも、今日は少ない方ですよ〜」なんてお店の人と会話しつつ、まずはビールとサワーで乾杯! 屋台で飲むビール、最高すぎる……。

目移りしてしまうほど豊富なメニューですが、今回は明太子食べまくりの旅ということで明太子料理を注文! 中にたっぷりと明太子が入った「めんたいオムレツ チーズ入り(900円)」や炭火で焼いた「炙り明太子(800円)」など、どれもおいしい料理ばかり。売り切れることもある「山芋と明太のふわふわ鉄板(900円)」は文字通りめちゃくちゃふわっふわで、ピリッと辛い明太子がアクセントになり、お酒のおつまみとしても最高でした。

・中洲の屋台 小島商店 feat シラチャンラーメン
住所:福岡県福岡市博多区中洲1-8 清流公園
Instagram:https://www.instagram.com/nakasunoyatai/

 

朝から明太子。太宰府で絶品の明太フランスを味わう

屋台で福岡の夜を楽しんだ翌日、福岡の人気観光地「太宰府」へ。太宰府名物の「梅ヶ枝餅」のお店、明太子の専門店、フォトジェニックで有名なスターバックスのリージョナル ランドマーク ストアなど太宰府天満宮へと続く参道にはたくさんのお店が連なり、食べ歩きが楽しめます。

朝食にぴったりな食べ歩きグルメが「YAMAYA BASE DAZAIFU」の「明太フランス(400円、コーヒー付き600円)」。1日最高1,210本も売れた人気商品です。パリッと焼きたてのパンは硬すぎないので食べやすく、やまやの明太子を使用したフィリングがフランスパンにたーっぷり挟まれているので、明太子をふんだんに堪能できる明太フランスとなっています。焼きたてフランスパンに明太子、おいしすぎる……!

この明太フランス、実は12月からさらに人気がUP。12月1日〜3月31日の期間限定で、学問の神様として知られる菅原道真をまつる太宰府天満宮にちなんで、桜の合格印が押されるんです! 資格試験や昇進試験に臨む、働く女子にもおすすめですよ。

・明太フランス専⾨店「YAMAYA BASE DAZAIFU」
住所:福岡県太宰府市宰府3-1-1

 

旅の最後は、明太子と九州の食を味わい尽くすランチ

福岡めんたい女子旅、最後はおしゃれなやまや総本店「白金小径」で贅沢ランチ。楕円形のデザイン性あふれる建物で、ゆったりと中庭を眺めながら食事ができます。3月にオープンした新しいお店ですが、前身となる家屋の瓦や梅の木を残していて、趣あふれる素敵な空間でした。

「これで福岡の食も食べ納め」ということで、「博多めんたい織 ~御膳~(3,300円)」をチョイス。土鍋で炊き上げた福岡産「元気づくし」の炊き立てご飯に合わせて、「できたてめんたい」と九州産の食材を使った14種類のおかずを堪能できます。おかずは月替わりで、この日は熊本産「かんぱちごま和え」「糸島産ロースハムおろしポン酢添え」「八女産とっぷ卵の温泉卵」など。九州は肉、魚、野菜すべてがおいしく、九州の魅力を丸っと味わえるような御膳でした。

困ったことに、やまや総本店「白金小径」にも限定品があり、それが限定パッケージの「できたてめんたい(1,650円)」です。「できたてめんたい」は福岡空港や博多駅でも購入できますが、真っ白で洗練されたこのパッケージは白金小径だけ。限定ものに弱い私は、つい購入してしまうのでした。

・やまや総本店「白金小径」
住所:福岡県福岡市中央区白金1-5-5
HP:https://yamaya-sohonten.jp/shiroganekomichi/

本場の明太子を食べて、食べて、食べまくった福岡めんたい女子旅。工場で食べたできたてめんたいも、屋台で食べた明太料理も、明太フランスもどれも記憶に残っていて、明太子のおいしさをたっぷり満喫できた旅でした。明太子は食べ飽きることがなく、家に帰ってもお土産で買った明太子を食べて幸せ……。次の旅行先を迷ってる働く女子のみなさま、明太子が好きなら福岡へいってらっしゃい!

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年12月13日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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