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@cosmeベストコスメアワード 2023総合大賞はオルビス「エッセンスインヘアミルク」! 今年流行ったコスメを総ざらい【前編】

#ビューティーニュース

マイナビウーマン編集部

2024年上半期は何が流行る? トレンドを大胆予測

2023年を総ざらいした次に気になるのは2024年上半期のトレンドです。@cosmeトレンド予測部は5つのトレンドトピックスを発表しました!

美髪課金
#夏慢性化攻略
ひとくち美容投資
エンタメマスク
クワイエットラグジュアリーメイク

幅広いカテゴリで提案された今回のネクストトレンド予測。一つずつチェックしていきましょう。

髪型・髪色の自由化でヘアケアへの関心が高まる予感

まずは「美髪課金」から。近年、ドラッグストアやスーパーマーケット、飲食店など、接客業を中心に「職場での髪型・髪色自由化」を導入する企業が増えています。

韓国アイドルの影響でハイトーンカラーに挑戦する人も増え、実際、@cosmeの口コミでも「ブリーチ毛」というワードが5年前と比較して5.4倍に伸びているそうです。

その影響もあってか、2023年11月に実施したユーザーアンケートでは全体の約34%が「カラーによる髪のダメージが気になるようになった」、全体の約41%が「ドライヤーやアイロンなど熱による髪のダメージが気になるようになった」と回答。ヘアケアに生活者の関心が向いていることが窺えます。

@cosmeのヘアケア商品の登録数は昨年と比較して1.7倍に。シャンプー・トリートメントの他、頭皮ケアアイテムや手持ちのトリートメントに混ぜて使う粉タイプのトリートメント、トリートメント前に使用する髪の導入美容液など、基本のシャンプー&トリートメントにプラスするアイテムの幅が広がっています。

今後は髪に手間や時間、お金をかける「美髪課金」が注目を浴びそう!

早くて長~~~い夏を攻略したい!

今年の夏はとにかく長かった……。今年のベストコスメアワードでも、「さらさら」「メイク崩れ」といった酷暑対策力の高さが評価されたアイテムが総合10位以内に多くラインクインするなど、コスメ選びにも酷暑影響が見られました。

口コミを見てみると「暑さ対策」は5年前と比較して約3.4倍、「滝汗」は約3.2倍に。寒暖差による肌トラブルに悩む人も多く見られたそうです。

その結果、夏限定のイメージであった「ひんやりアイテム」「テカリ対策」「ニオイケア」「汗ケア」アイテムが例年よりも早く、そして長く活躍。パートナーが使用しているメンズコスメを女性が使用したり、女性がメンズ用コスメの皮脂・テカリ防止効果を評価したりするという消費行動もみられたようです。

来年も夏を乗り切るためのアイテムは早く、長く売れていきそうな予感!

インナーケアの注目度がアップ

韓国では現在、インナーケアが注目されているそう。明洞のオリーブヤングではリニューアルでインナービューティーコーナーが拡大され、韓国の大手金融機関である「新韓投資証券リサーチセンター」の発表では、2019年に7000億ウォンだった韓国インナービューティー市場が2025年には2兆ウォンになると予測されているそう。

日本ではここ数年、配合成分で化粧品を選ぶ「成分買い」の傾向が強まり、最近では美容家や美容インフルエンサーなどがビタミンCなどの美容成分を内側からも取り入れるケアを紹介して度々話題になっています。

今年はファンケルが5月に期間限定で発売した「ホワイトフォース Cパウダー」が計画を1カ月前倒しで完売するヒットとなった他、ビタミンC配合のスキンケアで人気の「オバジ」からもインナーケアアイテムが新登場。

今月は韓国で“ビタミンC界のエルメス”と評されてヒットしている「orthomol」の日本上陸も決定しており、来年ますますその勢いが増しそうです。

シートマスク・パックはデイリー使いが定着。次は「エンタメマスク」トレンドが来る!?

ここ数年、シートマスクやパックをデイリーケアとして使用している人が増えています。そんな中で新たに注目されそうなのが、シートマスク・パックの“エンタメ要素”なんだとか。

これまで「おもしろいパック」というと、シートに柄が描いてあるものがありましたが、最近では泡で出てくるパックやスティック型のクレイパック、シートにヨモギの葉が練り込まれているシートマスクなど、使用感のおもしろさや新しい形状のものが登場しています。

デイリーケアのシートマスク・パックとは別に、スペシャルケアとして楽しむ「エンタメマスク」が今後も増加していきそう!

ファッショントレンドがメイクにも影響? 上質さや多幸感がカギに

ファッション業界では「クワイエットラグジュアリー」が次なるトレンドとして注目されているそうです。「クワイエットラグジュアリー」とは、派手で目立つデザインを遠ざけ、抑えた色や柄で素材の上質さを引き立てる、上品で気品のある装いのこと。メイクにおいても、最近は「ミュートメイク」など馴染みの良い色合いが人気ですよね。

口コミでは「多幸感」というワードが昨年と比べて約1.8倍と伸長しており、さらに「上品」というワードとの結びつきが強いんだとか。

品格がありつつも作り過ぎていない、上品さ・上質さ・多幸感を取り入れた「クワイエットラグジュアリー」メイクがネクストトレンドになるのではないかと、@cosmeトレンド部が提案しています。

素肌を生かしたツヤ肌や、抑えめのベージュ、温かみのあるピンクを使用したアイメイク、リップはオフィスシーンにもマッチして、トレンドメイクになかなか手を出しにくいと会感じている大人の女性からも支持されそう!

後編ではトレンドをさらに深掘り!

@cosmeベストコスメアワード 2023/2024年上半期トレンド予測 発表会の様子をお伝えしました。

盛りだくさんな内容でしたが、後編の記事では働くアラサーの女性に向けて前編の内容をさらに深掘りしていきます。ぜひチェックしてみてくださいね。

◆Check!

後編の記事はこちらから
https://woman.mynavi.jp/article/231213-7_12000673/

@cosme ベストコスメアワード 2023
https://www.cosme.net/bestcosme/
集計対象期間:2022年11月1日~2023年10月31日
集計対象口コミ:1,341,944件
集計対象アイテム数:53,600アイテム
※下半期新人賞は2023年5月1日~2023年10月31日に発売された商品が対象
※複数カテゴリにまたがり口コミ投稿された商品は商品性質を考慮して主たる1カテゴリに絞って集計
※@cosme SHOPPINGベストヒット賞は「@cosme SHOPPING」での販売実績をもとに順位を決定
※@cosmeSTOREベストヒット賞は「@cosme STORE」「@cosme TOKYO」「@cosme OSAKA」での販売実績をもとに順位を決定

化粧品に関するアンケート
調査地域:全国
調査方法:Web調査
調査時期:2023年11⽉20⽇(⽉)~22⽇(⽔)
調査対象者:@cosmeプロデュースメンバー ⼥性15-69歳(@cosmeの年代構成⽐に合わせ割付)
調査対象者数:8,539⼈

(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2023年12月12日に公開されたものです

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