お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「おいといください」の意味とは? 使い方や類語・返事の仕方を解説

にほんご倶楽部

「おいといください」の類語・言い換え表現

目上の人には好印象につながる可能性のある「おいといください」ですが、状況によっては他の言葉に言い換えた方が伝わりやすいかもしれません。

そこで次に、「おいといください」の代わりに使える類語・言い換え表現をご紹介します。併せて覚えておくと表現の幅が広がるでしょう。

(1)「ご自愛ください」

「おいといください」と同じく、健康を気遣うフレーズに「ご自愛ください」があります。これは、読んで字のごとく「ご自身を大切にしてください」という意味を持ち、ビジネスメールなどで使用するという方が多いでしょう。

「おいといください」よりも、パッと見て意味が分かりやすいかもしれません。

ただし、「おいといください」のように「お体」とセットで用いることは好まれない点には注意が必要。「ご自愛ください」には、元より身体という意味が含まれるため、同じ意味を重ねていることになってしまうのです。

「おいといください」と混乱しないように気をつけてくださいね。

参考記事はこちら▼

「ご自愛」について正しい意味や使い方、使う上での注意点を解説します。

(2)「お労りください」

「労る」には「大切にする」という意味を含むため、相手の健康や体調を気遣う表現として使うことができます。

主にお見舞いのメールや手紙など、お互いが健康状態を把握している状況で使うのが一般的です。例えば、多忙な相手や疲れていそうな相手を気遣う表現として適しています。

ちなみに、「ご自愛」のように身体を指す意味は含まれていないため、「お体をお労りください」と表現しましょう。

(3)お体にお気をつけください

相手の体調を気遣う、特にシンプルな表現です。「ご自愛ください」や他の言い回しに自信がなければ、これを使っておけば間違いないでしょう。

また、冬場の体調を崩しやすい時期などには「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」のようにアレンジを加えるのもおすすめです。

参考記事はこちら▼

語彙解説が得意なライターの律さんが、「お体に気をつけて」の意味と使い方を解説します。

参考記事はこちら▼

「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」の意味や使い方を例文と共に解説します。

▶次のページでは、「おいといください」と言われた時の返し方を紹介します。

次ページ:「おいといください」と言われた時の返し方

SHARE