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「建設的な話し合い」の意味とは? 使い方・言い換え表現を解説(例文付)

にほんご倶楽部

「建設的な話し合い」の類語・言い換え表現

ここでは、「建設的な話し合い」の類語・言い換え表現について詳しく確認していきます。

それぞれ「建設的な話し合い」とほとんど同じ意味で使えるものの、少しずつニュアンスが異なります。場面に応じて使い分けられるよう、この機会にぜひ覚えておきましょう。

(1)「前向きな話し合い」

「建設的」は前向きな気持ちを表す比喩表現なので、「建設的な話し合い」と「前向きな話し合い」は同じ意味で使用可能です。

強いて違いを挙げるとすれば、「前向きな話し合い」は態度だけを表していて、実際に成果につながるかどうかは度外視されているニュアンスがあります。

そのため、初めての取引先を相手にした場合などは、「前向きな話し合い」の方がかえって肩肘を張らないイメージになるので、適宜使い分けるといいでしょう。

 

(2)「有意義な話し合い」

「有意義な話し合い」とは、「意義のある話し合い」という意味。

話し合いをする意義とは多くの場合、何らかの成果が得られることです。そのため、「有意義な話し合い」は「建設的な話し合い」や「生産的な話し合い」と同様の使われ方をします。

「建設的」や「生産的」より意味が分かりやすいこともあり、「有意義な話し合い」は日常会話でも頻繁に使われます。使用シーンに応じて、これらの表現を使い分けていくといいでしょう。

(3)「実りの多い話し合い」

「実りの多い話し合い」とは、「得るものが多い話し合い」という意味です。「実り」とは果物が出来上がる(成る)ことを意味し、それをもとに「成果」という言葉が生まれました。

そのため、「実りが多い」は「成果が多い」と同じ意味だと考えていいでしょう。

前述の「有意義な話し合い」とほぼ同じニュアンスで、日常会話からビジネスまで、幅広いシーンで使える便利な表現です。

「建設的な話し合い」を正しく使おう

「建設的な話し合い」とは、建物をコツコツ建てるようなイメージで、前向きな姿勢で取り組む話し合いを表します。多くの場合「必要」か「できた」かのいずれかの意味で、ビジネスシーンでは頻繁に使われます。

話し合いをするからには、内容が建設的であるに越したことはありません。今回ご紹介した内容を参考に、日々の話し合いを建設的なものにしていけるように努めましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月14日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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