パートナーの貯蓄額知っている? 同棲カップルと同棲していないカップルではこんなにも結果が違った!
エイチームのグループ会社であるエイチームフィナジーはこのほど、“お金の不安を解消するメディア”の「ナビナビ保険」にて、20代後半~40代の669名を対象に「夫婦とカップルの貯蓄調査2023」を実施しました。
今回は、調査対象を同居夫婦・同居カップル・同居していないカップルに分けてアンケートを行い、それぞれで貯蓄に関する意識に差があるのかを調査しています。
同居夫婦・カップルの約7割がパートナーの貯蓄額を、約8割が収入を知っている
同居夫婦・カップル、同居していないカップルを対象に「パートナーの収入金額を知っていますか?」という質問に対し、「収入金額を知っている、または大体知っている」と回答した同居夫婦は85.8%、同居カップルは90.5%でした。
一方、同居していないカップルの56.4%は「大体知っている」と回答しており、夫婦や恋人の収入金額を知っている人は多いようです。
「パートナーの貯蓄額(銀行預金・投資・保険を含む)を知っていますか?」と聞いたところ、「知っている、または一部のみ知っている」と回答した同居夫婦は75.8%、同居カップルは79.8%でした。
一方で「全く知らない」と回答した同居夫婦は20.5%、同居カップルは20.1%に。同居していないカップルの40%は貯蓄額を「知っている、または大体知っている」と回答しており、同居していない場合は、同居しているよりも貯蓄額を知っている割合は低いことがわかりました。
20代後半~40代の夫婦やカップルは「月の収入の約1~3割を貯蓄に回している」
「あなたは月の収入の何割を貯蓄していますか?」との質問では、同居夫婦は37.2%、同居カップルは40.3%、同居していないカップルは41.0%が「月の収入の約1~3割」を貯蓄していると回答しました。
同居夫婦・カップルの約6割が「共通の銀行口座や財布で管理をしている」
「パートナーと共通の銀行口座や財布を持っていますか?」と尋ねたところ、同居夫婦の57.0%が「持っている」と回答。同居カップルでは57.9%が「持っている」と回答しており、入籍等をしていなくても生活費や貯蓄を一緒に管理している割合は多いことがわかりました。
一方で、同居している夫婦で口座を共有していないと回答した意見の中には、お小遣い制度を導入しているという意見もありました。
同居夫婦・カップルの約7割が「パートナーと貯蓄計画について話し合う」
「パートナーと貯蓄計画について話し合うことがありますか?」との質問に対しては、「はい」と回答した同居夫婦は65.1%、同居カップルは74.6%、同居していないカップルは35.2%でした。一緒に暮らしていると、お金に関して話し合う機会が多いようです。
また、パートナーと話す貯蓄計画の内容については、同居夫婦で最も多かったのは「将来の資産形成について」(65.7%)、同居カップルでは「もしもの緊急時に備えて」(52.2%)、同居していないカップルでは「将来の資産形成について」(34.1%)という回答になりました。
【同居している夫婦|将来の資産形成について】
・子どもの進学費用や老後資金を早めに用意しておきたい(20代後半)
・将来的に老後安定した年金をもらえるという保障がないので(20代後半)
・老後のために備えたいので(30代後半)
【同居しているカップル|もしもの緊急時に備えて】
・普段は特に不自由がなくても、もしものときがきっかけに不自由になると思うから(20代後半)
・生活防衛費としての貯金(30代後半)
・自然災害などの突発的な出費が発生した場合に備えて(20代後半)
【同居していないカップル|将来の資産形成について】
・結婚式を挙げないのでその代わりの会食費用(30代後半)
・出産費用のため(30代後半)
今回の結果について、ナビナビ保険は「アンケート結果から、から、さまざまな目的のために貯蓄を行う夫婦やカップルは多いことがわかりました。効率よく貯蓄をしていくには、目的を明確にすることが大切です。パートナーと貯蓄計画について定期的に話し合うことで、より効率よく貯蓄を進めることができるでしょう」とコメントしています。
調査概要
調査期間:2023年10月3日~10日
調査委託先:ジャストシステム(Fastask・Sprint)
調査対象:既婚者/パートナーがいる20代後半~30代の男女
サンプル数:669名
調査方法:インターネット調査
エイチーム:https://www.a-tm.co.jp/
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※この記事は2023年10月30日に公開されたものです