彼に内緒で浮気をしてしまった。罪悪感で苦しい時の対処法
オトナになると、結婚を意識したり、体の関係を持ったり、妊娠や出産をする友人が増えて焦ったり……と、恋愛の悩みも増えるばかり。そんなお悩みに、“大人の男”を代表して恋愛コラムニストのTETUYAさんが愛のあるアドバイスでお答えします。最後に送る「ココロに染みるボイスメッセージ」もチェック!
今回は、「浮気をした罪悪感で苦しい」とのお悩みに、ダンディな恋愛スペシャリストが愛のアドバイス。
浮気をした罪悪感で苦しい
優しくて大好きな彼氏がいるのに、先日一度だけ浮気をしてしまいました。相手は学生時代のアルバイト先で仲良くしていた後輩です。後輩とはこれからも仲良くしたいし会うことも多いと思うのですが、彼氏のことを考えたら申し訳ない気持ちになります。この罪悪感はどうすればいいでしょうか。(29歳/群馬県)
今回も悩める子羊ちゃんからの相談に応えていくよ。よく俺は言うんだけど、ドラえもんじゃないから、やってしまった過ちをどう悔んでもしょうがないんだよ。過去に戻ることなんてできないからね。
だから、「しょうがない」を心の薬にしながら、この先大切な人に対して、どう向き合っていけばいいのかをアドバイスしよう。
浮気をした事実を素直に認める
何度も言うけど浮気をしてしまったことは悔んでもしょうがない。まずは浮気をしてしまった事実から逃げずに事実として素直に認めることから。
そして浮気をしてしまった理由を冷静に考えてみて。もしかしたら原因は君だけにあるんじゃなく、他にもあるかもしれないから。その原因が分かれば、この先何をしていけばいいのか見えてくるはず。
浮気相手と曖昧な関係になっちゃダメ
後輩君の気持ちからすると、彼氏がいるのに自分に心を許してくれたという事実は、男としての価値が上がったという優越感に浸っている状態。あわよくば、この関係が続いたらいいなと思っている可能性もある。
こういうシチュエーションになった場合、どっちにもいい顔をするんじゃなく彼氏との関係を優先するなら、後輩君にはきちんと「あの時、私、どうかしてて君と浮気しちゃったけど、やっぱり私は彼氏が一番大事だから今後はそういう関係にはならないから」と強く宣言した方がいい。
さらに、もし、そういう関係を迫ってくるなら、君とは二度とは会えないと自分への戒めも兼ねて伏線を張っておきな。じゃないとズルズル曖昧な関係が続いてしまう。
自分を肯定して罪悪感を和らげる
罪悪感はずっとつきまとう。罪悪感を全て消すことはできないけど、和らげる方法があるとするなら自分が浮気した事実を肯定すること。肯定とは、「私はなぜ浮気をしてしまったんだろう?」と自問自答してみること。
例えば浮気した理由が「バイトの後輩君が優しかったから」とする。でもそれって、その寂しくなった心の隙を与えた彼氏にも問題があるんじゃ。もし彼氏が100%の愛で君の心を満たしていたのなら、そんな気の迷いは1ミリも起こらなかったかもしれない。
よくよく考えてみるとデートの時間をなかなか作ってくれなかった。LINEを送っても返信が遅いしそっけなかった。それがすごく寂しかった。だから10対0で私だけが悪いなんて言いきれない。こんな感じで自分の気持ちを肯定してみるといいよ。もし俺が彼女に浮気をされたなら、自分のこれまでの彼女への接し方や愛情の注ぎ方が良くなかったと責めるよね。
最後に俺の持論だけど、浮気は浮気する方も悪いし浮気される方にも責任があると思う。ただその自己肯定感で罪悪感を全て消し去り切れないなら、彼氏が浮気の事実を知ってる知らないに限らず、自分の罪悪感が消えるまで愛情を尽くし続けること。きっとどこかのタイミングで尽くした事実が自分の心の安定剤になる。
(TETUYA)
※この記事は2023年08月16日に公開されたものです