「また今度」と言う男性心理とは？　脈ありor脈なしの見分け方

男性から「また今度」と言われてデートを保留にされたら、自分に対して好意があるのかどうか不安になりますよね。

特に、初デートの直後だと脈なしだと考える人も多いかもしれません。しかし、男性に「また今度」と言われたら本当にもう可能性はないのでしょうか。

この疑問を解決するには、男性のしぐさや発言から好意の量を見抜く必要があります。

今回は、脈ありかどうかを判断しやすい「1回目のデート後の男性」に焦点を当て、「また今度」という発言を深掘りしていきましょう。

「また今度」と言われたら脈なし？　男性の好意はデートの後に表れる

これまでに数え切れない量の恋愛相談を受けてきましたが、その中でも「男性に脈があるか分からない」というのはよくある悩みです。

この相談を受ける際には、1回目のデート後にどんなメッセージのやり取りがあったのかを教えていただくようにしています。

なぜなら、男性の好意はデート前やデート中よりもデート後のメッセージによく表れるからです。具体的に脈ありか脈なしかを判断するポイントを解説していきます。

すぐに次回のデートに誘われる場合は脈あり

男性の好意があると判断できるのは、1回目のデート中または解散後すぐに2回目のデートに誘われるパターンです。

例えば、デート中に行きたい場所や食べたいもの、見たい映画の話題になり、その流れで誘われるというのがベストな流れでしょう。

「今度行こう」というやり取りではなく、日時や行き先まで具体的にその場で決まったら、それは男性が前のめりになっている可能性が高いです。

この時の男性は、女性を他の人に取られるわけにはいかないという焦りや、次も早く会いたという気持ちがあると考えられるので、たとえ仕事などの兼ね合いで約束が少し先になったとしても、「また今度」だけで放置することはしないでしょう。

2回目のデートの誘いは早ければ早いほど脈ありといえるのです。

「また今度」というメッセージは社交辞令の可能性が高い

一方で女性が脈ありか脈なしかで悩む時は、男性から「また今度！」や「また予定を合わせて飲みましょう！」というメッセージが送られている場合が多いです。

通常、その文面だけ見れば「また今度」は「また会いたいです」というメッセージに捉えることができるので、脈はあると感じるかもしれません。

しかも、1回はデートをしているのでこっちも気持ちが前向きになり、相手からのメッセージをポジティブに捉えがちなのです。

でも多くの場合、「また今度」というメッセージが来たら、残念ですが脈はない可能性が高いでしょう。今までの経験上、社交辞令で送っていることがほとんどです。

また、中にはまだ一度もデートをしたことのない相手に「また今度」と言われることもあるかもしれません。しかし、この場合も脈なしの可能性が高いでしょう。

ただし、「今は仕事が繁忙期なのでまた今度お願いします。たぶん月末には落ち着きますので、25日くらいにこちらから連絡しますね」のように「また今度」に具体的な期限を設定している場合は、完全な脈なしとは言い切れません。

この場合は、相手からの連絡を待って、様子を見てみましょう。

「また今度」と送る男性心理とは

では、なぜ男性は「また今度」というメッセージを送るのでしょうか。

実は、そこにはさまざまな思惑が込められていると推測できます。中には少しだけ脈ありのパターンもありますので、詳しく解説していきましょう。

（1）デートのお礼に添える社交辞令

お互い時間を使って会っているので、たとえ相手が自分の思っていたイメージと違ったとしてもお礼は送り合うのが基本ではないでしょうか。

その際に「今日はありがとうございました。とても楽しかったのですが、会話のテンポややり取りの内容が理想と乖離しており、2回目のデートにお誘いする予定は今のところございません。もしお互いに縁があり、心変わりがあればまた今度お会いしましょう」と送る人なんていませんよね。

ですので、少し前向きに聞こえる社交辞令として「また今度」とだけ伝えるのです。

（2）気持ちがまだはっきりしていない

ごくまれに男性の中で好意がまだはっきりしていなくて、「また今度」と言う場合があります。

「すぐに2回目のデートに誘うほどのモチベーションはないから、他にも新しい出会いを探しつつ、タイミングが合えば会いたいな」という温度感です。

この場合は、他に良い人が現れればやり取りも徐々に少なくなる可能性が高く、既読無視状態になったり、「仕事落ち着いたら連絡しますね」などの先延ばしのメッセージで終わったりすることが多いでしょう。

（3）相手の反応を確認したい

これもまれなパターンですが、シンプルに男性が奥手なタイプの場合、相手の反応を見るために「また今度」と送ることがあります。

あんまりガツガツ女性を誘うのは性に合っていなかったり、恋愛を進めるスピード感が遅めだったりする男性は、本当にまた会いたいと思っていてもすぐに誘わない傾向があるのです。

このタイプは、ひとまず「また今度」と送り、相手の反応を確認してから次の行動を決めるでしょう。

もしくは、2回目のデートに行くか否かは相手に委ねている可能性があります。^

「自分はまた会いたいけど、あなたはどうでしょうか」という意味を含ませて「また今度」や「よかったらまた会いましょう」と言うのです。

（4）本気ではないけどチャンスがあればホテルに行きたい

女遊びの癖がある男性は「付き合う気はないけど、そっちから積極的に誘ってくるならデートして、あわよくばホテルに誘いたい」という意味で「また今度」と言ってくる場合があります。

このような男性は他の女性との予定で忙しいので、すぐには会えず、次の約束は1～2カ月後になる傾向があります。もしくは急に「今週会えない？」と誘ってくることもあるでしょう。

「また今度」と言われた時の対処法

これまで書いてきた通り、「また今度」と言われる時は脈なしであることが多いです。まれに例外もあるのですが、男性側の温度感はそこまで高くないと思っていた方が良いでしょう。

ですので、気になる男性から「また今度」と言われてしまった先の対応は、こちら側にどれだけ好意があるのかによって違ってきます。

一生懸命追うほどではないなら、こっちからも同じように簡単なメッセージを送って終わりでも良いと思うのです。

問題なのはこちら側に「また今度」で終われないくらいの好意があった場合です。

「また今度」がいつなのか、こちら側から具体的な日程を提示して誘うしかありません。そのまま次のデートが決まれば良いのですが、「仕事が忙しいので落ち着いたら連絡します」と来たら脈はないと思い、潔く諦めることをおすすめします。

男性の「また今度」という曖昧な言葉に過度な期待をしないように

私が恋愛相談に乗っていて、一番悲惨だと感じる状況は「相手に脈がないのにポジティブな要素をかき集めて、何カ月も期待してしまう」ということです。

その結果、何年も片思いすることになったり、男性にとって都合の良い関係になってしまったりする人もいるのです。

時間も若さも有限。男性の「また今度」という曖昧な言葉には期待せず、どんどん結論を出していきましょう。

（ウイケンタ）

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※この記事は2023年07月31日に公開されたものです