価値観の違いがある相手とは別れた方がいい? 見極め方と乗り越える方法
世の中のカップルや夫婦の別れの理由は、突き詰めてみれば「価値観の違いによるもの」がほとんどなのではないでしょうか。今回は、価値観の違いを感じた時にすぐに別れを選ぶべきかどうか、また、価値観の違いを乗り越える方法はあるかなどについて解説します。
好きなのに価値観の違いがある相手とは、別れた方がいいのでしょうか? もし別れなくていい選択肢があるのなら、乗り越え方を知りたいと思う人もいるでしょう。
今回は価値観の違いがある相手と別れた方がいいケース、別れなくていいケースの乗り越え方について紹介します。パートナーとの価値観の違いで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
価値観の違いによって別れるのはあり? なし?
「価値観の違い」によって別れるのは、ありなのでしょうか、なしなのでしょうか? 別れの理由としてはよく耳にすることもありますが、実際どうなのか見てみましょう。
すぐに別れるのはおすすめしない
結論から言うと、「価値観の違い=別れ」ではありません。なぜなら、育ってきた背景や性格が違う以上、それぞれの価値観は違って当たり前のものだからです。
大切なのは、お互いの異なる価値観を、相手の考え方として受け入れることができるかどうかということです。
どんなカップルにも価値観の違いは存在しており、それをお互いにうまく受け入れることで長くお付き合いを続けていけるのです。
どうしても受け入れられない場合は別れるのもあり
相手の価値観を分析した時、自分がどうしても受け入れることができないのであれば、相手と別れるしかないこともあります。
別れるのは誰にとってもつらいことであるのは確かです。しかし受け入れられない価値観を持つ相手と長く過ごすことは、さらにつらい場合もあります。
また、世の中には、自分と相容れない価値観の人ばかりがいるわけではありません。もっと考え方が合う人だって、もちろんいます。別の人との出会いがあるはずと考えを改めて、新しい出会いを探すのも選択肢の1つです。
価値観の違いがある相手と別れた方がいいパターンとは?
価値観の違いがある相手とは必ず別れなくてはいけない、というわけではありません。しかし、中には別れた方がいい場合もあります。
ここからは、別れた方がいいパターンを紹介します。
(1)約束を守らない
自分が歩み寄れない価値観について、相手と話し合いの機会を持つことはあるでしょう。しかし、お互いの価値観を改めてやり直すと決めたにもかかわらず、現実には全く直らない場合があります。
表面上は賛成してくれているようでも、結果的に以前と何も変化が見られないのであれば、それは相手があなたとの取り決めを軽く見ている証拠といえます。
こうした状況は、特に浮気性の相手によく見られるようです。「もう浮気はやめる」と約束をしたのに、また次の浮気をする、同じ浮気相手と別れないといった状況になった場合は、別れることを考え始めても良いかもしれません。
(2)浮気癖がある
浮気も実は、価値観の違いの1つです。どちらかが「浮気はしてはいけないもの」と思っているのに、もう片方が浮気をするなら、それは価値観の違いであるといえます。
浮気癖は残念ながら、「浮気をしてもいい」と思っているだけではなく、「相手ならきっと許してくれる」と思っている場合も多く、なかなか直るものではありません。別れた方がいいパターンだといえるでしょう。
(3)相手はあなたに合わせるつもりがない
あなたが何を言っても、相手が「でもね……」と言葉で返してくるなど、最初から価値観を合わせるつもりがない場合も、別れた方がいいパターンといえます。
自分がとにかく相手の価値観に合わせれば良いと思う人もいるかもしれません。しかし、一方的に我慢するだけの関係では、長く付き合っていくのは難しい場合もあるでしょう。
良い関係性を築くためには、お互いにお互いの価値観を認めて合わせていくことが大切です。
(4)お金や命に関わる価値観の違いがある
さまざまな価値観の違いの中でも、お金に関わるものと命に関わるものは、価値観の差を埋めにくいので注意が必要です。
お金に関わる価値観の違いとは、お金の使い道、貯蓄と消費のバランスや生活レベル、ギャンブルのことなどです。どのような使い道が良いというのではなく、2人の間で納得できるお金の使い方が共通していなければトラブルの元になります。
一方、命に関わるものとは、健康に関する考え方や、タバコを吸う、吸わないといったことなどです。タバコや健康器具を買うかどうかなど、お金の使い方にも関連してくるでしょう。
(5)家族や友人の悪口を言ってくる
あなたのパートナーがあなたの家族や友人を悪く言う時、それはパートナーがあなたの価値観を蔑ろ(ないがしろ)にしている時であるといえます。
長期間生活を共にしてきた家族や友人は、その人の背景であり、価値観の象徴です。つまり家族、友人を否定することは、パートナーを否定することでもあります。
あなた自身が家族や友人の愚痴を言うような場面でも、パートナーまで同調して悪口を言うのは良い関係性とはいえません。
(6)食べ物の好みが違いすぎる
食べ物の好みは幼少期からの生活環境や食習慣とも深く関わりがあるケースもあり、なかなか乗り越えにくい価値観の違いです。
恋人同士でいる間は、お互いに好きな食べ物を双方食べるなどの形で折り合いがつくかもしれません。しかし、将来的に同棲や結婚を考えているのであれば、食生活を多少なりとも合わせる必要も出てくるでしょう。
好きなものを食べられないといったことが続くとかなりのストレスになってしまいます。話し合いで解決ができない場合、別れた方がいいパターンかもしれません。
価値観の違いの乗り越え方は?
価値観の違いを感じた時、それでも相手のことが本当に好きなら、別れずに乗り越えることができれば望ましいでしょう。価値観の違いの乗り越え方について紹介します。
(1)お互いの価値観を尊重できるルールを決める
2人の価値観の違いについて、実はイライラしているのはあなただけで、相手は価値観が違うと思っていないケースもよくあります。
まずは話し合いの時間をつくり、「価値観がズレているよ!」というところから認識を擦り合わせ、互いの価値観を尊重できるルールを決めていきましょう。
(2)相手の価値観を理解する
価値観の違いとは、本来どちらが正解ということではなく、違うからこそ面白みのあるものでもあります。楽しみながら相手の価値観に理解を示すことができれば最高です。
これは自分の価値観を変えるということではなく、相手の価値観も良い、自分の価値観はもちろん良い、と受け入れる考え方です。どちらの価値観も尊重できるようになれば、相手の言動にも納得できるように変化していくでしょう。
(3)相手の立場に立って考えてみる
価値観の違いの原因には、相手と自分の立場の違いがあるかもしれません。相手の立場に立って考えてみると、価値観が違うことに納得できる可能性があります。
例えば、会社での立場や、家事と育児をする立場、あるいは全てを両立している立場など、置かれた立場によって対応を選ばなくてはならないことはいくらでもあるでしょう。あなたとパートナーの考え方のズレは、実は価値観の違いというよりも立場の違いなのかもしれません。
価値観の違いで別れるのはあり! でも別れるべきかの判断は慎重に
価値観の違いがあるからといって、別れた方がいいとは限りません。お互いに歩み寄る方法もありますので、相手に対して好きな気持ちがあるなら、冷静に考えることを優先してみましょう。
どうしてもお互いの価値観を受け入れることが難しいという場合は、別れを選ぶことも仕方ないのかもしれません。そんな時は、お互いの価値観に歩み寄ることのできる良い出会いもきっとあると考え直すようにしましょう。勇気を出して前進してくださいね。
(あん茉莉安)
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※この記事は2023年07月14日に公開されたものです