自慢ばかりする人とは? 言動の特徴や心理&上手な対処法
上手な付き合い方はある? 自慢ばかりする人の対処法
自慢ばかりする人の心理状態や特徴を踏まえて、どうすれば上手に付き合うことができるのでしょうか?
ここでは、自慢ばかりする人の対処法をいくつか紹介します。
(1)適当に聞き流す
特に利害関係がない相手なら、無理に付き合う必要はありません。「そうなんだ」「すごいね」など、最低限の相づちを打つ程度に留めましょう。
あなたが冷静な態度を示すことで、同じく周りでうんざりしていた人たちも合わせなくてよいことに気づくはずです。
(2)オーバーに反応する
取引先など利害関係がある場合には、いっそ振り切ってオーバーリアクションで褒めちぎるのも1つの手段でしょう。
ポイントは役になりきることです。例えば、「コント、自慢話をしてくる人にそれ以上の熱量でリクションする会社員」など、心の中で設定するのです。あくまでその場限りの役を演じている、と思うことで、気持ちに余裕が生まれるかもしれません。
(3)話題を変える
自慢話の中にあるキーワードを拾うなどして、「○○といえば」と話の流れを変えてみましょう。
自慢ばかりする人も、場の空気を読まずに自分の話にすり替えているので、「話題を切り替えるのは申し訳ない」と気にしすぎる必要はありません。
(4)質問して徹底的に掘り下げる
自慢エピソードに対して、インタビュアーになってひたすら質問で掘り下げていく方法です。
よほどの内容でない限り、掘り下げられる側もいつかは話が尽きます。褒められたいだけの相手は、話を少し誇張していることもあるため、根掘り葉掘り聞かれたくない場合も。
「この話をしたら詳細をしつこく聞かれるからやめとこう」と、相手が次第に自慢を控えるようになる可能性に期待しましょう。
(5)先回りしてオチを言う
武勇伝タイプには、相手が話し始めた瞬間に話のオチや一番話したかった部分を言ってしまいましょう。
「すごいですよね」「最高ですよね」と褒めながら言うようにして、相手が怒りにくい雰囲気をつくります。いつも同じ話をしていることを自覚してくれるかもしれません。
自慢ばかりする人とは同じ土俵に立たないことが大事
自慢ばかりする人とは、張り合っても意味がありませんし、真面目に受け止めても時間の無駄です。
梅雨の時期に「今日も雨だ」と思うくらいの気持ちで、一歩引いて冷静に付き合うことが大切です。あなたは決して同じ土俵に立たず、穏やかに距離を取って見守りましょう。
(井口 藍)
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※この記事は2023年05月15日に公開されたものです