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自慢ばかりする人とは? 言動の特徴や心理&上手な対処法

井口藍

自慢ばかりする人の言動の特徴とは?

自慢ばかりする人には特徴があるのでしょうか?

ここでは自慢ばかりする人の特徴をいくつかピックアップして紹介します。

(1)他の人の話題を奪う

誰かが話している話題を奪って自分の話にすり替える癖がある人は、自慢話をしやすい傾向があります。

会話が始まると、いつ自分の話を差し込むか、何を話すかで頭の中がいっぱいになるので、目の前の相手の話はほぼ聞いていません。自分の話題ではないはずなのに、「私は」「私が」「私の」など、気づけば主語が「私」になっていることも。

(2)日々の出来事を発信したがる

聞かれてもいないのに、前日にあったことや自分の身の回りに起こったことを詳しく話すタイプです。

とにかく自分のことを話したいので、周りがどう思っているかには関心がありません。

SNSの投稿も多いでしょう。自分をフォローしている相手には「SNSにも書いたけど」と、投稿を見ている前提で話すので、周囲は戸惑うこともあるかもしれません。

(3)知識をひけらかす

その場で話されている話題に絡めて、自分の知識の豊富さを示そうとします。

自分が得意なジャンルでは自信満々にうんちくを披露したりするでしょう。会議などでスピーチを始めたり、話題があちこちに飛んだりして、場の空気を読まないのも特徴です。

(4)経験豊富さをアピールする

知識と同様に経験の豊富さを示すことも多いでしょう。たとえ自分が経験していないことであっても、「それよりも自分の場合は」と自分のエピソードに話を持っていきます。

具体的なエピソードを披露したいので、話が長くなりやすい傾向もあります。実際に経験が豊富なのかもしれませんが、会話の流れと関係ない話を始めることも多いので、周囲は「今は何の時間なんだろう」と戸惑ってしまうでしょう。

(5)自分の人脈をアピールする

「有名人の○○と友達」など、自分の人脈の特別さや幅広さを声高に発信するタイプです。

魅力的な知人や友人がいるのは自分が魅力的だからと言わんばかりにアピールしがち。

しかしよく聞いてみると、単に飲み会で連絡先を交換しただけ、多くの人が携わるプロジェクトに関わっていただけなど、「はたしてそれは直接的な人脈と呼べるのか?」と思う関係であることも。

(6)十八番のエピソードがある

過去の仕事やプライベートの経験で、お決まりの自慢エピソードがある人もいます。いわゆる武勇伝です。

まるで落語や漫才のように、話す順番や言い回しがいつも同じなのが特徴です。ここまで完ぺきに再現できるには、どれほどこのエピソードを披露してきたのだろうと思わずにはいられません。

(7)自虐を装う

「社運をかけたプロジェクトを推薦されて大変」「急な昇進に戸惑っている」など、困っているようなそぶりを示しつつも客観的には恵まれた状況を自慢する人もいます。

自虐を装うことで自慢話ではないように振る舞っていますが、聞き手の受け止め方としては自慢話とさして変わりがないでしょう。

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