【新年度】約4割が過去にも同じ目標を立て「実行していない」という結果に

医療機関・クリニックの開業／運営支援を行うIDEAは、全国の20代〜60代の男女を対象に「新年度に立てた目標の実行状況に関するアンケート調査」を実施しました。

新年度・新生活で目標を立て実行に移していた人は2割弱

新年度・新生活にともない、新たに始めようと立てた目標があるか聞いたところ、「ある」と答えたのは38.4%で約4割、「ない」と答えたのは61.6%、となりました。

また、「ある」と答えた人の中でも、実際に実行へと移しているのは全体の17.8％に留まり、「実行していない（14.3%）」と「（実行したけれども）続けられなかった（6.3%）」を合わせた、「現在実行していない」人（20.6%）を下回りました。

仕事のスキルアップよりもプライベート関連の目標が優勢

新年度・新生活にともない、新たに始めようと立てた目標が「ある」と答えた人に、どのような目標なのかを聞いたところ、「プライベート・趣味に関すること」が38.6%でトップとなりました。

その他では「生活を豊かにするための自己研鑽」24.1%、「仕事やビジネスにおける将来に関すること」19.6%、「今必要だと考えているスキルアップに関すること」15.9% と続き、収入アップ等を目的とした仕事にまつわる目標よりも、プライベートに関する目標の方が高いことがわかりました。

目標を実行できていない理由は「後回しに」「時間がない」で約6割

次に、「実行していない」「続けられなかった」と回答した人へ、「実行していない（できていない）」理由について聞いたところ、「時間がない」が28.5%でトップ、ほぼ同数で「後回しにしてしまった」が28.2%と続きました。

日常を忙しく過ごしているため立てた目標に取り掛かることができなかった人や、継続することができなかった人が半数以上だということがわかりました。

約43%の人が、過去にも同じ目標を立て現在は実行していない

今回立てた目標と同じ目標を過去に立てたことがあるか聞いたところ、「今回が初めて」と回答したのは約3割に。約7割は、過去にも同様の目標を立てたことがあることがわかりました。

その中で、今も継続中の人は26.7%で、逆に「過去に同じ目標を立てたが一度も実行していない」16.2%、「過去に同じ目標を立て、しばらく続けたが止めてしまった」27.1%を合わせた「過去にも同じ目標を立て、現在は実行していない人」は約4割にのぼりました。

目標を実行しなかったことへ後ろめたさを感じている人は8割

目標を実行に移さなかった（やらなかった）ことについて、今の気持ちを聞いたところ、「もやもやしている」が最も多く40.6%、「後悔している（9.9%）」と合わせると5割強にのぼりました。

さらに、「次（今回）は必ず実効する」という人が約3割にのぼり、その心理背景を考えると、やらなかったことに対し何らかの後ろめたさを感じている人は、8割を超えることがわかりました。

調査概要

調査名 ：新年度に立てた目標の実行状況に関するアンケート調査
調査対象者：全国20代〜60代男女
有効回答数：3,000
調査期間 ：2023年4月13日
調査方法 ：インターネット調査

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※この記事は2023年05月07日に公開されたものです