#89 「好きな人と付き合う」ために自分から言うべきフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.89
「付き合おっか」
この言葉の効果
貴女から告白して、真実の愛を手に入れることができます。
現代では、女性から告白することも許されます。これが大切なことなのです。彼からの告白を受け身に待ち続ける──彼任せにする──必要はありません。
男性は、異性というだけであって、恋愛のエキスパートではありません。もし恋をテンポ良く進めたいなら恋の進展を彼に任せないことです。
その際、心しておくべきなのは“告白自体に貴女を好きにさせる効果はない”ということです。
告白は、試験の合格発表のようなもの。それまでの頑張りの結果を確かめるにすぎないのです。素晴らしい告白方法だったからと、彼の返事が変わることはほぼありません。
あくまで“それまでに好きにさせたか”なのです。
胸に手を当ててください。期待や、妄想を省いて、シビアに考えましょう。これまで、十分に、ラブスペルを唱えられたでしょうか。その時の彼の反応はどうだったでしょう?
おそらく彼の返事はイエスだろうな──そう感じたら、このラブスペルを唱える時です。待つ必要はありません。アクションしましょう。幸運を。
ラブスペルの使い方
デートの終盤くらいに、勇気を出して唱えましょう。
彼の顔をみて、真剣ながら、やや冗談っぽく唱えるのが理想。ただ緊張は避けられないでしょう。あくまで目標として覚えておいてください。
その際、完璧なプランを用意する必要はありません。そんなもの不可能ですから。不自然なシチュエーションで、不自然なタイミングで、緊張しながら、唱えるだけです。
告白は手法や巧みさではなく、するかどうかだけが大切なのですから。
ラブスペルも、この通りでなくてかまいません。例えば「付き合わない?」「付き合おうよ」などもいいでしょう。勇気を出して告白することに価値があるのです。
告白が失敗したら終わりなの?
告白の本当の失敗は、気まずくて、もう会えなくなることです。
それを避けるには深刻そうに告白しないことが大切です。
そこで“わずかな冗談っぽさ”が大切になるのです。冗談だったことにするのではありません。すぐに、元の関係に戻れるようにしておくのです。
一度告白したからこそ、隠しごとなしに動きやすくもなるでしょう。極端な話、好きな人には、何度だって告白しても良いのですよ。諦めきれないでしょう?
本当の終わりは、告白が失敗したことではなくて、それで会えなくなることですよ。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2023年04月06日に公開されたものです