布団に入っても眠りにつけない理由……3位「仕事の考えごと」、2位「心配ごと」、1位は?
Emma Sleep Japanは、全国の20~59歳の男女858人を対象に実施した「働く女性の睡眠と健康に関する意識調査」の結果を発表しました。
20代女子の4人に1人は、眠りにつくまで1時間以上かかっている
健康のために意識して行っていることを聞くと、「十分な睡眠」(57.9%)が最も多く、「栄養バランス」(38.9%)、「ストレスをためない」(38.4%)が上位に並びました。意識しているが改善できていないことに対する設問でもこの3つが上位に挙がり、意識していてもなかなか改善できていないことがわかりました。
睡眠の質を高めるために意識してやっていることを聞くと、「何もしていない」(20.8%)を除き、約8割が何かしら睡眠の質を高めるために行なっていることが明らかになりました。
しかし、「睡眠不足を感じることがありますか」への回答には、女性の50.5%が「常に感じる」「よく感じる」と回答しています。意識をしているにも関わらず、質の良い睡眠をとれていない人が多くいることもわかりました。
眠りにつけない理由を聞いてみると、1位は「プライベートの考えごと」(27.3%)、2位は「心配ごと」(25.9%)、3位は「仕事の考えごと」(23.6 %)でした。
布団・ベッドに入ってから、眠りにつくまでの時間を聞くと、40代~50代女性の約半数が「20分未満」と回答している一方、20代女性の約4人に1人は眠るまでに「60分以上」と答えています。
布団・ベッドに入ってから、眠りにつくまで何をしているか聞くと、「SNSをみる」(55.1%)が最も多く、「動画視聴」(48.6%)、「ネットサーフィンをする」(28.0%)と続きました。眠る直前まで布団・ベッドの上で長時間に渡って液晶画面を見ている傾向にあることがわかりました。
女性ならではのホルモンバランスの乱れが理由で眠れないと感じることがあるか聞くと、46.1%が「ある」と答えました。眠れない理由は、「生理」(26.4%)が最も多く、「更年期」(16.4%)、「生理前(PMS)」((13.7%)と続いています。
女性ならではのホルモンバランスの乱れからくる不調で改善したいことでは、「イライラ」(49.3%)と回答した人が最も多くなりました。「だるさ」(40.5%)、「感情の起伏」(40.3%)も多くなっています。
調査概要
調査主体:Emma Sleep Japan合同会社
調査名:働く女性の睡眠と健康に関する意識調査
調査エリア :全国
調査対象者 :20歳~59歳男女
回収サンプル :858サンプル
調査期間 :2023年2月14日~2023年2月16日
調査方法 :インターネット調査
調査委託先:インテージ
(フォルサ)
※この記事は2023年03月11日に公開されたものです