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【第3話】見え始めた「素顔」は、吉と出るか?

#隣恋4考察

ミクニシオリ

2023年1月から配信がスタートしたABEMAの『隣の恋は青く見える4』。悩める8組のカップルが7日間、公認で“浮気ありのお試し破局旅”を楽しむ恋愛番組です。今回は、恋愛ライターのミクニシオリさんが、毎週の配信話を追いながらガチ考察します!

※このコラムは『隣の恋は青く見える4』第3話までのネタバレを含みます。

(C)AbemaTV, Inc.

ABEMAの人気恋愛番組『隣の恋は青く見える4』では、破局寸前のカップルが、浮気公認のお試し破局旅行中。

第3話でハイライトとなったのは「成立フラグ」が立っていた、ミチル×ニアスカップルに入ってしまった亀裂だ。ミチルに告白をぬるっとスルーされて、焦りを感じていたようにも見えたニアスだけど……ひょんなことから、ミチルの好感度を下げるミスを犯してしまう。

ラブラブだった浮気カップルに不穏な動きがあったクイニョンチーム。ダラットでも、カノン元カレ・タイヨウにも言えていなかった秘密を、ミチルの元カレ・リュウヘイに暴露して――? 新鮮に浮気旅行を楽しんでいたメンバーだったけど、ここから徐々に、本当の顔が見え始める。

怒るニアス、かわすタイヨウ……優男に軍配?

お試し破局の旅は3日目に突入し、メンバーはクイニョンダラットに移動。

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まず気になったのは、バスの中でダンサー・ミチルにぬるっと「好き」を伝えたモデル・ニアスだけど……。クイニョンに着いてすぐ、DJ・タイヨウがミチルに「話してみたい」と伝えると「なんなの?」とタイヨウに噛みつき、怒ってしまうニアス。

今の時点で付き合っているわけではないので、ミチルにとってもいい印象には繋がらない予感。期間限定旅行ということもあり、焦る気持ちも分かるが……余裕のない態度は、交際前に見てしまうと興ざめしかしないのが女心というもの。やっぱり、男性にはどっしり構えていてほしいものなのだ。

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しかし、ミチルとのツーショットタイムでタイヨウはニアスを擁護した。やっぱりタイヨウ、かなり優しい男説

その後タイヨウに「詫び」を入れにいったニアスだけど……ここでもタイヨウが「大人の対応」。タイヨウのこの優しさが、元カノ・カノンや他の女性にとって「いいやつ止まり」にならないことを祈る。

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タイヨウが思いを寄せるインフルエンサー・ユウカは、そんなタイヨウの優しさには気づいている様子。ユウカの元カレ・タツヤも、タイヨウと似た「空気の読める陽キャ」という印象があるので、ユウカのタイプには入っていそう。

インフルエンサーという職業から来るイメージとは裏腹に、冷静な大人っぽさが光るユウカ。タツヤとタイヨウは若干キャラかぶりも感じる二人だが、どこで差別化を図るかが重要となりそう。

差別化のためには、もっと「元恋人がどんな人か」を掘り下げる必要もありそうだが……“カメラの前”ではなのか、初日以降、元恋人の話はメンバーの中で上がっている様子が見えない。

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今回のクイニョンターンでは「ふとした瞬間の余裕のなさは、恋の炎を消しかねない」という教訓を得た。ミチルの思いが冷めてしまったかはまだ分からないが、少なくともマイナスイメージになったことは変わりないだろう。

元カレには言いづらかった“ある秘密”。リュウヘイの反応は……

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ミチルは2日目の時点で、元カレかニアスかでかなり悩んでいるようだったが、ミチルの元カレ・モデルのリュウヘイは、経営者・カノンと行動を続ける。かなりいい雰囲気に見える二人だったけれど、ここでカノンから衝撃の告白が……。

タイヨウにも言えていなかったというカノンの秘密は、子どもがいるという事実。まだ24歳で、振る舞いも若々しいタイヨウには言いづらかったとも考えられるが、落ち着いていて大人っぽいリュウヘイには言いやすかったのだろうか。

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しかし……ミチルとは「まだ結婚したくない」という理由で上手くいかなかったリュウヘイにはこの事実が重すぎると思われる可能性も高い。ここでリュウヘイの気持ちがミチルに戻ると、ミチルの「ニアス離れ」もさらに深刻化しそうだが……。

カノンの告白は、元カレ・タイヨウにとって今後、どのくらい重い事実に映るだろう。本気なら本気なほど重い事実となってきそうだが、そんな重要なことを言えなかったくらい、ある意味カノンがタイヨウに「本気だった」可能性もある。タイヨウはタツヤの元カノ・ユウカといい感じだけど……隠れ優男・タイヨウにも、この後「決断」が迫られそうだ。

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ダラットではなんだか、恋の矢印が上手く交差していない印象。「ユウタ戦争」も1話から続いており、ユウタDJ・シオンヘアメイク・サニーから迫られている。

サニーはバー店長・タツヤからもアタックを続けられているが、ユウタへの思いは全く冷めない様子だ。タツヤとのデート中にも「ユウタくんがいたら話してきていい?」と本人に打ち明けるサニー。

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まっすぐなのはいいことだけど、ある意味「我の強さ」と取ることもできる。かなり性格が良さそうに見えたサニーだけど、意外と意志の強い女性なのかもしれない。とはいえ前回、天秤を確認した時には、元カレにも気持ちが残っているように見えたサニーだからこそ、その真意が分からない。

タツヤの方は「元カノは頭にない」とサニーに告白していたが、その気持ちは届かない。ダラットの流れを変えるのは、ユウタの選択になりそうだが……サニーと二人になっても、気まずそうなユウタ。

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サニーがユウタを気になっている理由も完全に外見で、会話のテンポはあまり合っていない。

「顔が好き」という切り口は、女性には刺さることはあっても、男性には刺さらないことも多いイメージ。イケメンとマッチョに「すてきです!」と伝えても、言われ慣れていてなんとも思わない……ということなのかもしれない。

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残るメグミカイトだが、カイトの方が元カノ・リカへの未練が強すぎて、こちらも馬が合わない。一方のリカは、クイニョンでもモテモテで引く手あまただ。

元恋人そっちのけ感の強いクイニョンと、恋の矢印がなかなか噛み合わないダラット。新しい恋が上手くいかないことで、今後元恋人への気持ちが大きくなるメンバーも出てきそうだ。

(ミクニシオリ)

※この記事は2023年02月11日に公開されたものです

ミクニシオリ

1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。ハッピーとラッキーがみんなに届きますように。

Twitter:https://twitter.com/oohrin

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