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「益々のご発展をお祈り申し上げます」の意味や使い方は? 例文で解説

にほんご倶楽部

「益々のご発展をお祈り申し上げます」の注意点

「益々のご発展をお祈り申し上げます」の言い回しは、ビジネスシーンなどかしこまった場面で使います。そのため相手に対して失礼にあたらないよう、使う場面や状況に合わせて言い方を変えたり、他の言葉を結びの言葉にしたりしましょう。

ここでは「益々のご発展をお祈り申し上げます」を使う時に覚えておきたい、3つの注意点を説明します。

(1)個人には「ご活躍」を使う

会社全体ではなく個人に対して今後の発展を応援したい時は、「ご活躍」に言い換えることをおすすめします。転職する人に対して「新天地でのご活躍をお祈り申し上げます」と言うイメージですね。

ただし、結婚式などでは夫婦2人組に「ご発展」を使うこともあります。そのためビジネスでも個人に使って間違いではありませんが、より適しているのは「ご活躍」だと言えるでしょう。

参考記事はこちら▼

「新天地でのご活躍を」の意味や使い方、例文を紹介します。

(2)「ご発展ください」という表現はNG

「ご発展ください」は命令形として捉えられてしまう場合もあるので、「ご活躍をお祈り申し上げます」と丁寧な言い回しをする方が無難です。結びのあいさつで使う時は、必ず文末を「お祈り申し上げます」にしましょう。

「ご発展ください」「ご活躍ください」といった表現は、相手に対して威圧的な印象を与えかねません。

(3)対面では「益々のご発展をお祈りしています」とする

対面で「申し上げます」と表現すると堅苦しい印象を与えてしまう可能性があります。そのため相手が目の前にいる時は「益々のご発展をお祈りしています」といった、少し簡潔な表現で気持ちを伝えても問題ありません。

「いたします」を使っているため、目上の人に対しても十分に丁寧な表現。シーンに応じて使い分けてみましょう。

▶次のページでは「益々のご発展をお祈り申し上げます」の言い換え表現を紹介します。

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