#74 「なかなか結婚を言い出さない男性」に伝えるべきフレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.74
「あなたの挑戦も応援するよ」
この言葉の効果
男心を包みこんで、結婚したいと思わせるラブスペルです。
もう少し長い言葉で伝えるなら「あなたの挑戦も応援する。ただ立派な暮らしをしたいんじゃなくて、一緒にいられたら幸せなの。この気持ちは分かってね」になるでしょう。
実はほとんどの男性は“何者かになるまでは、結婚をすべきではない”という強迫観念を抱えています。
何者かになるとは、自己実現を達成させることです。いわば夢を叶えたり、有名になったり、独立して起業したり、収入や貯金が安定したり、出世をしたり──などです。
自分を許せるくらいには大人になれた時に、はじめて結婚という“一人前の行為”が許される気がしているのですね。
しかし女性側からすると、そんなことを言われても困りますよね。いつまで待てばいいか分からないのですから。
そこで“私は今の貴方のことが好きなのです。それ以上は望んでいません。もちろん挑戦は応援します。だから何者かになってから結婚するのではなくて、結婚して、二人で何者かになる道を歩みましょう”と提案するのです。
彼にとっては、はっと新しい考え方に映ることでしょう。
ラブスペルの使い方
結婚にむけて、彼の背中を押したい時に唱えましょう。
結婚について語る時に「まだ夢や仕事が落ち着いていないから」と、彼がためらいをみせることがあるでしょう。言葉にしなくても感じる時はあるはずです。
そんな時こそ唱えましょう。貴方の不安や葛藤も理解した上で、重荷にならない形で、結婚したいと伝えるのです。
このラブスペルの意味を──奥に隠れた男心を──しっかり噛み砕いて理解してください。本当の意味で唱えられるようになると、彼の心をとろかすことができますよ。
何者かになるまでは結婚できない
この“強迫観念”に対して、彼は、常に居心地の悪さや罪悪感を抱えているものです。
身勝手な欲望のせいで──まだ今ではない──恋人の結婚願望に応えられないことを痛感しているから。女性にはピンとこないかもしれません。しかし、この衝動に突き動かされている男性は多いのですね。
逆に言えば、男性の意味不明な言動は、この衝動を理解すると読み解けます。
ぜひ男性の心をとろかせるようになりましょう。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2022年12月22日に公開されたものです