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「ご連絡差し上げます」の正しい使い方とは? ビジネスで使う時の注意点

にほんご倶楽部

「ご連絡差し上げます」を使う時の注意点

ビジネス用語の表現としては間違っていないのですが、使用場面を間違えると対して失礼に当たるので、使うタイミングを理解することが必要です。

「ご連絡を差し上げます」を使用する時に注意すべきことを解説します。

(1)場合によっては上から目線になってしまう

「ご連絡を差し上げます」は謙譲語なので、目上の人にも使用することが可能です。しかしあくまで相手にとってメリットになる場合に使用するため、使用場面を間違えると恩着せがましく失礼な印象になってしまいます。

また「差し上げる」は「与える」が元になっている動詞。そのため「やってあげる」という意味に取られてしまうことあります。一気に上から目線になってしまうので、状況を見極めて使用するようにしてください。

(2)自分都合の連絡における使用は避ける

自分の都合を軸に考えてこの表現を使用するのも、避けた方が良いでしょう。例えば「その日は私の都合が悪いため、予定を確認してご連絡差し上げます」のような、相手の都合を考えない使い方です。

「差し上げる」は謙譲語のため相手を敬う言い回しのように取られがちですが、自分軸で使用するのは失礼な印象を与えてしまうことがありますよ。

▶次のページでは、「ご連絡差し上げます」の類語・言い換え表現を紹介します。

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