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「お世話になりました」の正しい使い方は? 意味や注意点を解説【例文付】

にほんご倶楽部

「お世話になりました」の言い換え表現

「お世話になりました」は、他の言葉にも言い換えができます。使う相手や状況に応じて適切に使い分けましょう。

(1)「お力添えいただきありがとうございました」

お世話になった先輩や上司には、「お力添えをいただき、ありがとうございました」という言葉に言い換えができます。

「たくさん仕事をフォローしてもらった」「直接指導をしてもらった」など、特にお世話になった人には、「お力添えをいただき、ありがとうございました」と伝えることで、より感謝の気持ちが伝えられるでしょう。

(2)「ご高配を賜り大変感謝申し上げます」

取引先など社外の人には、「ご高配を賜り大変感謝申し上げます」のように、より丁寧な言葉にも言い換えられます。

「高配」には、「心配り」という意味があります。日頃から関わりが深く、お世話になった取引先には、「ご高配を賜り大変感謝申し上げます」と伝えることで、これまでのお礼をしっかりと伝えられます。

(3)「お引き立てを賜り、誠にありがとうございます」

取引先に使う場合は、「お引き立てを賜り、誠にありがとうございます」という言葉にも言い換えが可能です。

「お引き立て」は「ご愛顧」にも置き換えられ、どちらもこれまでの取引への感謝の気持ちが込められています。

ちなみに「ご愛顧」は社内向けの言葉ではないので、使う相手を選びましょう。

「お世話になりました」できちんとお礼を伝えよう

「お世話になりました」は転勤や異動、退職など大きな節目を迎える際に、周囲の人に感謝の気持ちを伝えられる言葉です。

きちんとした言葉でお礼を伝えることで、周囲にも誠実な印象を持たれやすくなります。正しい使い方を押さえて、良好な人間関係の構築に役立てましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

 

※この記事は2022年11月09日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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