【第4回】だるさに効果的なツボ「足三里」
頭痛に冷え、腰痛など、働く女性を悩ませるさまざまな不調。仕事中に突然襲ってくる不調を対処したくても、なかなか難しいもの。そんなお悩みを抱えた方に向けて、ボディバランス整体師の吉田佳代さんが、1日たった10秒押すだけでリフレッシュできるツボを伝授。お仕事の合間に、レッツ・リフレッシュ!
働く女性を悩ませるさまざまな不調。第4回のテーマは「だるさ」に効くツボ。季節の変わり目や気温の変化で、日頃からなんとなくだるい……と感じている人も多いのではないでしょうか? 今回はだるさを緩和するツボを、ボディバランス整体師の吉田佳代さんに解説していただきます。
第4回のお悩み「だるさ」
足三里(あしさんり)
膝のお皿から指4本分下がったところにあるツボ。膝から足首に伸びる脛骨という骨の外側のキワにあります。
ツボの押し方
両手で脚をつかみ、ツボに両手の親指の腹を添えます。押し込むように7秒プッシュし、3秒で緩めます。反対脚も同様に行います。
得られる効果
血流を促し代謝力を上げ、脱力感や体力低下、疲れに作用する万能ツボ。刺激することで、歩く時などに負担がかかりやすいスネの筋肉が緩み、足の疲れがとれます。老廃物が流れ出し、むくみが解消されることで、体がすっきりし、倦怠感やだるさを取り除いてくれます。さらに、「足三里」を押すことで、自律神経が整い不安を解消するため、自律神経の乱れからのストレスを緩和してくれるうれしい効果も。また、免疫細胞が多数存在する胃腸の調子を整え、便秘にも効果を発揮するツボとなっています。
「足三里」は女性のあらゆる悩みの味方
「足三里」は老廃物を排除し、直接的なだるさを緩和してくれるだけでなく、自律神経を整えてくれたり、便秘の解消にも一躍買ってくれる女性にはうれしいツボ。たった10秒でも効果があるので、「なんかだるいな」という日は仕事の合間に押してみてくださいね。
次回は、「腰痛」にアプローチする10秒リフレッシュを紹介します。お楽しみに!
◆Check!
(文:吉田佳代、イラスト:のがみもゆこ)
※この記事は2022年09月07日に公開されたものです