「暖かいですね」の意味とは? 元ネタ・返し方を解説
「暖かいですね」には「あなたといられて幸せです」という意味が隠されています。好きな人の隣にいると心が温かくなることから、この表現が使われるようになったと考えられます。今回は「暖かいですね」の意味と返し方を紹介していきますよ。
「暖かいですね」。
気持ちの良い晴れの日には、よく口にする言葉ではないでしょうか? 誰かに言われたら、何気なく「そうですね」と答えてしまうかもしれません。
でも実は、「暖かいですね」には隠された意味があることを知っていますか? この記事では、「暖かいですね」という言葉に隠された意味や由来、そして粋な返し方を紹介します。
「暖かいですね」に隠された意味とは?
「暖かいですね」は、単純に天気の話をする意味以外にも「あなたといられて幸せです」「あなたと一緒にいると心が温かくなります」といった意味が隠されています。
大切に思う相手が隣にいてくれたら、心がじんわりと温かくなりますよね。相手に対する好意や愛情、一緒にいられることへの喜びなどの意味を込めて、「暖かいですね」と言っているのです。
天気が良く暖かい日ではなく、寒い日にあえて「暖かいですね」と言われたら、隠された意味の方で使っている可能性が高まりますよ。
「暖かいですね」の由来・元ネタ
「月が綺麗ですね」という表現を知っていますか? これは「暖かいですね」の元ネタとなっている言葉です。
夏目漱石が由来と言われている「月が綺麗ですね」には、「あなたを愛しています」という意味が隠されています。日本人は直接的な愛情表現を好まないからと言い換えたもので、ここからさまざまな表現が生まれています。
「暖かいですね」の類義語
「月が綺麗ですね」から派生した言葉には、「暖かいですね」以外にも、さまざまな表現があります。
(1)「夕日が綺麗ですね」
「夕日が綺麗ですね」には「あなたの気持ちが知りたい」という意味があります。
1日の終わりが近くなった夕暮れ時に、この後も一緒に過ごすのか、それともそれぞれ家路につくのか、「あなたはどうしたいですか?」と問いかけたい時の文学的な表現です。
(2)「星が綺麗ですね」
「星が綺麗ですね」には「あなたに憧れています」という意味が隠されています。
言葉の由来は、占いなどで使えるタロットカードにおいて、星は「憧れ」を意味することではないかといわれていますよ。
(3)「今日は少し肌寒いですね」
実はこの言葉の裏には「あなたと手をつなぎたい」という意味があるのだとか。
気になる人に「寒くない?」と聞かれたら「大丈夫です」と返すのではなく、「ちょっと肌寒いですね」のように返してみると、手をつなぐきっかけができるかもしれませんね。
▶次のページでは、「暖かいですね」への返し方をご紹介します。