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いざ成婚へ! 結婚相談所での活動期間は2年で決着を

中田ボンベ@dcp

理想の結婚相手を求めて結婚相談所を利用する女性が増えています。しかし、そう簡単に理想の相手が見つかるわけではないですから、婚活が長期間に及ぶことも少なくありません。ただし、婚活を何年もだらだら続けないためにも、ある程度の期限のめどはつけておくべきですよね。では、活動期間はどのくらいを想定すればいいのでしょうか? 「結婚相談所での活動期間」について『大西明美結婚相談所』の代表・大西明美先生に聞いてみました。

結婚相談所が推奨する活動期間とは?

結婚相談所では、どのくらいの期間を推奨しているのでしょうか?

推奨活動期間ってどれくらい?

結婚相談所が推奨する一般的な婚活期間は2年です。だいたい2年単位で婚活の状況が変わります。たとえば、33歳の女性の2年後は35歳です。そうなると、これまでと同じ婚活の方法では成婚が難しくなりますので、婚活の方法を変えていく必要があります。

もし対象年齢の上限を30代までにしていれば、40代前半くらいまで引き上げることをおすすめしますし、年収600万円以上を下限にしていたならば、400万円から500万円を下限にする必要もあるかと思います。これは女性だけに限らず男性も同じです。

そのため、2年で条件の見直しをしたり、婚活の方法をこれまでどおりでいいのか一度考えたりしましょう。2年ぐらいなら、婚活の状況が一気に変わることはありませんが、年齢を重ねて婚活状況が厳しくなってしまう前に「2年は休まずに婚活をする覚悟を持つ」こと。これが婚活をする上で大切です。

推奨活動期間に成婚できない人の特徴

結婚相談所が推奨する活動期間は2年ですが、この2年で成婚できない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

2年で成婚できない人の3つの特徴

同世代までを上限にしている女性

たとえば、年収が600万円以上で大卒、身長が170cm以上の30代の男性は、20代の女性ともお見合いが組めてしまいます。そのため、同世代の女性とお見合いをしなくても不自由しません。

そのことを理解できず「同世代」にこだわると、お見合いの受諾率が格段に落ちてしまうこともあります。同世代で条件のいい男性は、5歳以上年下の女性と簡単にお見合いができると認識して、7~8歳年上までを上限にすることも大切になります。

キスができるかどうかを基準で選ぶ女性

まれに「キスができるかどうか」を基準にしてお見合いをする女性がいますが、こうした女性はやはり成婚に至りにくいです。初対面で出会っていきなり「キスができる男性」はどれぐらいいるでしょうか。相当なイケメンやよっぽど好みの男性、またひと目惚れしない限り難しいですよね。

つまり、「キスができるか」という基準はハードルが高すぎます。相手と会っていくうちに、そうした気持ちが培われていくものですので、この基準で男性を判断するのは控えましょう。

ケチな女性

お見合いは結婚が決まるまで続きますが、タダではありません。ホテルのラウンジでの飲食費、交通費、衣服代などが必要です。そしてお見合いを重ねていくうちに「無駄な出費をしたくない」という気持ちになり、だんだんケチになっていってしまいます。

男性でも、服装に無頓着になったり、ホテルのラウンジの飲み物代を節約するために安いカフェに連れていきたがったりする男性も現れます。結婚そのものに「相手を思いやる」という視野が必要です。男性であれ女性であれ、その視野がまったく感じられない相手とは結婚したくないと思ってしまうものです。

推奨活動期間で成婚する秘訣

結婚相談所に入会したなら、誰もが推奨期間内で成婚したいと思うものです。では推奨活動期間で成婚するにはどんなことを心がけるといいのでしょうか?

2年で成婚するための秘訣とは?

お見合いの申し込みを休まないこと

婚活がうまくいかない人のもっとも大きな原因は「お見合いの申し込みをしなくなること」です。多くの場合、申し込んで断られたときの精神的ダメージが蓄積することで、申し込みをしなくなくなってしまいます。

しかしお見合いの受諾率は、20代の女性であってもわずか1割強。断られることのほうが多いですので、断られるたびにへこむ必要はありません。毎月最低ひとりはお見合いを申し込むように決めておくなど、申し込みを休まないようにすることをおすすめします。

お断り条件に該当しない場合には交際を検討する

「お見合いをした相手と連絡先を交換すること、または交際をすること」を前提として活動する人は、結婚が決まりやすいです。お断り条件に該当していない限り、まずは交際を成立させることも大切です。そのお断り条件は以下の3つがあります。

●生理的に受け付けない

生理的に受け付けないと思う相手とは残念ながら成婚は難しいですよね。我慢はしないようにしましょう。

●話をするとイライラしてしまう

まったく考えが合わなかったり、自分が否定されたりするとイライラしてしまうことがありますよね。初対面でイライラさせられる人は、次に会っても挽回できないことが多いです。

考え方や生き方など根本的にわかり合えないからです。そういったお相手とは無理をして会う必要はありません。

●なぜかドッと疲れる

生理的に受け付けないでもないしイライラもしない。しかし気を使いすぎてドッと疲れるという人は相性がよくない可能性があります。

自分が気を使いすぎたり、自分ががんばりすぎる必要のある相手はお断りをしても問題ないです。結婚では、相手のために生きることも大事ですが、自分らしく生きられることも大事だからです。

お見合いは相手に歩み寄った日時で調整する

お見合いでは日時調整から人間性が垣間見えます。そこに「相手にどれだけ歩み寄れるか」が透けて見えるからです。自分の都合のいい日にしかお見合いをしないスタンスだったり、希望日を1~2日しか出さない人は、お見合いの前に印象が悪くなってしまうことも。そうなると、交際に至る可能性をお見合い前から下げてしまい、チャンスを自ら逃している状態になります。

基本的にはお見合いの日時は、相手の仕事が休みの日をまず考慮するのが当然です。もし自分と休みが合わない場合でも、最低でも2日は相手に歩み寄った日時を出すことが大事。たとえば、必ず5日間候補日を出す、という人は成婚しやすいです。5日のうち2日は相手に歩み寄った日時、残りの3日は自分の休みの日で候補日を出すなどすれば、成婚に近づくお見合いができるでしょう。

2年間を意識して婚活に挑もう!

結婚相談所での活動期間は「2年間」が推奨されているとのこと。「2年単位で婚活の状況が変わる」のがその理由のようです。実際に結婚相談所に入会した際はもちろん、独自に婚活する場合もこの期間を目安にするといいかもしれませんね。

もちろん、ただ期間を設定するだけで婚活が好転するわけではないので、限られた期間で何ができるかを考え、実践することも大事だといえます。ぜひ大西先生の挙げた「推奨活動期間に成婚できない人の特徴」や「推奨活動期間に成婚する秘訣」を参考に、婚活に挑んでみてはいかがでしょうか。

(文:大西明美、中田ボンベ/dcp)

※画像はイメージです

※この記事は2022年08月29日に公開されたものです

中田ボンベ@dcp

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