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いい人だけど。婚活で出会った人を好きになれない理由と対処法

ひろん

「いい人なのに、次のデートの約束に気乗りしない」
「条件はいいのに、イマイチピンとこない」
「婚活をしているけど、好きになれる人に出会えない」
「でも、この人を断ったら、もうこれ以上の人には出会えないかもしれない」

そう悶々と思い悩んでしまう婚活女子が案外多いものです。今回は「出会う相手を好きになれない」理由とその対処法についてまとめてみたいと思います。

婚活で出会った相手を好きになれない理由とは?

必死で婚活をしているのに、好きになれる人が現れず、落ち込んでしまう女性がたくさんいます。なぜ好きになれないのでしょう? その理由を詳しく解説しますね。

いい人だけど、“ときめき”がない

いい人にありがちなことですが、関係性が穏やかであるがゆえに、刺激やときめきがないことがあります。吊り橋効果じゃないけど、感情の振り幅が大きく、ドギマギする場面が多いほど、人はその恋愛にのめり込んでしまいがちなのですが、それがないからこそイマイチ熱量が足りない気がして、「好きじゃないのかも?」と思ってしまうのです。でも、結婚となれば、その穏やかで安心感のある人が一番なんだけどね。

条件がいいけど、顔がタイプじゃない

私もそうでしたけど、若いころは「イケメンしか愛せない」病を患っておりました(笑)。そんなこんなで今にして思えば、すごくいいな! と思える人でも「顔がタイプじゃないという理由でお付き合いに至らず、「逃した魚は大きかった」と若干の後悔もあります。イケメンにこだわるのもそれもひとつの選択ですが、少しだけ大人になった今、思うことはイケメンは悪気なく俺様っぷりを発揮することがあるということ。イケメンであるがゆえに、まわりの女性から普通に許されてきたことが多く、それを当然と思っている場合も。

何を取るか? は個人の自由ですが、アラフォー子持ちになって思うことは、イケメンよりもイクメンのほうが100倍いいってこと。

“ときめき”があるけど、将来が不安

逆に、すごくときめくけど、将来の不安を感じるという理由で、好きになりきれないケースもあります。たとえば、浮気性の男性や収入が不安定な男性など。人は不安を感じているときほど、“ときめき感度”が増すものなので、その“ときめき”は危険だとも思ってしまいますけどね。

好きになるには時間が足りない

男性の恋心は電子レンジのように瞬間沸騰しますが、女性の恋心は炊飯器のようにジワジワ温まるものです。というのも、女性のほうが結婚によって受ける影響が大きくなる傾向があるので、慎重にならざるをえないともいえるでしょう。

結婚を理由に職業を変える男性はほとんどいませんが、女性の場合は働き方が変えざるをえないことも多いです。たとえば、出産すれば、独身時代のようにバリバリ働けなくなったり、男性の転勤についていくことになれば仕事を辞めたり転職を余儀なくされたり。

リスクが大きいからこそ、じっくり考える時間も必要なのですが、婚活となると早めに結論を出さなければならず、気持ちがついていかないこともあるのかもしれません。

実はそれほど結婚したくない

「もうすぐ30歳になるから」や「まわりが結婚ラッシュだから」のような雰囲気に焦りを感じて、実はそんなに結婚したいと思っていないのに、婚活界に足を踏み入れてしまう人がいます。実際問題、本音ではそれほど結婚したいと思っていないので、「結婚しない」「相手を選ばない」理由を見つける天才になってしまうんですよね。

そもそも結婚に“好き”という感情はどれほど重要なのか?

その“好き=ときめき”だとするなら、結婚に“ときめき”は不要です! 断言!

なぜなら、ひと目惚れや恋愛初期の燃え上がるような“ときめき”は長続きしないからです。“ときめき”というのは、相手のことがよくわからない不安や、自分がどう思われているか気になって仕方がない不安と表裏一体なのです。不安だからこそときめくのです。

でも、穏やかな家庭に必要なのは、不安とは真逆の安心感だったりしますよね。結婚生活における不安はいつのまにか不満に形を変えてしまうこともあるので、結婚相手に“ときめき”を追い求めるほど、不毛なものはありません。

婚活中に大切にすべき“好き”とは、“人間として好き”のほうです。結婚生活は長いのです。浮ついた恋人同士のような感覚だけでは長続きしません。人として尊敬できる相手、親友になれそうな相手、ダメなところがあっても憎めない相手という意味での“好き”を重要視したお相手選びであれば、失敗しないでしょう。

「相手を好きになれない」場合の対処法とは

「いい人だけど好きになれない」という感情に悩んだときは、なぜダメなのか? 自分の心ととことん対話してみましょう。世間的にいう「いい人」と自分にとっての「いい人」が必ずしも一致しているとは限りません。

「条件がいいのに好きになれない」ケースのほとんどは、世間の風潮に流されて、本当の自分の気持ちや好みを見失っているものです。

結婚生活にいったい何を重要視するのか?
何が譲れない条件で、どこなら柔軟に受け入れることができるのか?
そもそも本当に結婚したいと思っているのか?
自分が何を望んでいるのか?

自分でも意外とよくわかっていない人がたくさんいます。そのわかっていない部分をクリアにしていくことで、答えが見えてくることもあるでしょう。

後悔のない人生を歩むために!

婚活に行き詰まったアラフォー女性がよくいうセリフは、「あのとき、あの人と結婚しておけばよかった」です。今は好きになれないと思っていても、5年後10年後の自分が後悔してしまう人がどれほど多いことか(嘆き)。後悔先に立たずよ。

とにもかくにも自分の気持ちととことん向き合って、後悔のない人生を歩みたいものですよね。好きになれない理由を深掘りして、本当にダメな相手なのか? よくよく考えてから、交際をお断りしても遅くはないと思いますよ。

(ひろん)

※画像はイメージです

※この記事は2022年08月29日に公開されたものです

ひろん (恋愛&婚活ブロガー)

恋愛&婚活ブロガー、恋愛コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。1980年茨城県生まれ。28歳で億万長者と結婚するも、31歳であえなく離婚。その後、泥水をすするような婚活を経て、再婚。二児の母となる。現在、自身の経験をもとに「1人でも多くの女性を幸せにしたい!」と執筆活動中。著書に『崖っぷち女子が年収1000万円超の男性と結婚する方法』(三笠書房)、『女はいい女になろうと迷走するけど、やっぱり男はいいかげんな女を選ぶんです。』(大和出版)、『自滅女子の婚活下克上』(WAVE出版)がある。

【Web】http://hiron.blog.jp

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